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叙情/哀愁
MAGNUM
PRINCESS ALICE AND THE BROKEN ARROW
(2007年)
1.
When We Were Younger
(3)
2.
Eyes Wide Open
(0)
3.
Like Brothers We Stand
(0)
4.
Out of the Shadows
(0)
5.
Dragons Are Real
(0)
6.
Inside Your Head
(0)
7.
Be Strong
(0)
8.
Thank You for the Day
(0)
9.
Your Lies
(0)
10.
Desperate Times
(0)
11.
You'll Never Sleep
(3)
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1.
When We Were Younger
, 2.
Eyes Wide Open
, 3.
Like Brothers We Stand
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Out of the Shadows
, 5.
Dragons Are Real
, 6.
Inside Your Head
, 7.
Be Strong
, 8.
Thank You for the Day
, 9.
Your Lies
, 10.
Desperate Times
, 11.
You'll Never Sleep
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
火薬バカ一代
★★★
(2008-04-06 16:53:00)
再結成後のMAGNUMが生み出した最高傑作と言うべき、必殺の名曲“WHEN WE WERE YOUNGER"で幕を開ける、'07年発表の13thアルバム。
5th『ON A STORYTERRER'S NIGHT』以来、実に久し振りに名匠ロドニー・マシューズの手による、ファンタジック且つ美しい
「本当は残酷なお伽話」風味のイラストを、ジャケット・アートワークに採用した事でも話題となった本作だが、
実際、その内容の方も、決してジャケット負けしていないクオリティの高さを誇る。
前作『BRAND NEW MORNIG』の路線を更に磨き上げ、HR的なエッジと重厚感、そしてブリティッシュ然とした、
憂いを帯びた叙情メロディが見事に同居する楽曲の数々は、ロドニー先生の絵の魅力に引っ張られたのか、
再結成後の作品としては最高値と言えそうな、高いドラマ指数を叩き出す仕上がり。
その最たる例と言えるのが、前述したOPナンバーの①。マーク・スタンウェイのリリカルなピアノの調べに導かれて
スタートする、力強く勇壮な曲調といい、堂々たるボブ・カトレイの歌声といい、そして中盤で炸裂するアコギ・ソロが、
劇的な効果を上げているトニー・クラーキンのGといい、MAGNUM三本柱の素晴しい仕事っぷりが光り輝く、
初期MAGNUMテイストをも醸し出すドラマティックな名曲。その①を手始めに、優れた名/佳曲が連打される
アルバム前半の充実度は特に半端なく、全盛期の作品群と比較しても、何ら遜色はないんじゃなかろうか。
そして後半には、優美なヴァイオリンの調べ(SLADEのジム・リーがゲスト参加)が気品と劇的さ演出する、①にも匹敵する
アルバムのハイライト・チューン⑪が控えていて、最後までテンションが下がることなく、一気に聴き通すことが出来る。
結成から30年も経とうと言うベテラン・バンドに、ここまで優れた作品が作り出せるとは・・・いやはやMAGNUM畏るべし、な1枚。
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