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BERGLANDSCHAFTEN 2001-2004
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解説 - BERGLANDSCHAFTEN 2001-2004
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-02-11 22:59:00)

2007年発表の音源集。
タイトルの通り、01年から04年までの曲を集めたもので、「Wege~」がバンドサウンド入りの曲を集めた音源集だったのに対し、こちらはダーク・アンビエント作品を集めたアルバム。「Wege~」とはレーベルが違うみたいですが、対になっているアルバムなのかも。

空間的な広がりを持つ持続音(ドローン)と幻想的なメロディによりバンド名通りの「冬の王国」を描いていくようなインスト作品で、路線的には一緒にスプリットを出した事もあるPAYSAGE D'HIVERのアンビエント曲と似ている作風だと思います。こっちの方がメロディが前に出ているため、聴きやすい作風と言えるかもしれません。

空間演出の上手さもやはりかなりのもので、1曲目のメロディが一旦フェイドアウトし、ドローンだけが残るパートなんて本当に雪の降り積もる夜の中、世界が死に絶えてしまったかのような錯覚に陥ります。雪が降っている様を下から眺めてると、吸い込まれていきそうな感覚を覚える事がありますが、ああいう感覚を音で味あわせてくれる優れた作品であると思います。

疲れたときってメタルの轟音がうざくなってしまう時もあるんですが(メタラー失格?笑)、そういう時でさえ、この作品を聴くと情景に深く浸れてしまうんですよね…ある意味癒し系です(笑)。



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