ディスク一枚目が94年発表の1st「As the Wolves Gather」、二枚目が95年発表のEP「Sjel av Natten」、三枚目が96年発表の2nd「The Curse of Mankind」という内容。二枚目にはEPの音源の他にも、メンバーの別バンドのJOYLESSの音源が3曲と、2ndのLP盤にのみ収録されていた曲がボーナスとして収録されています。
このバンドは、DISK UNIONの小冊子や国内外のレビューでも、BURZUMと並んで鬱系のブラックの始祖的存在として後続へも強い影響を与えているという事ですが…。確かに、BURZUMと似ている音楽性ですね。それもアンビエント志向になってからのBURZUMではなく、「Key to the Gate」や「Lost Wisdom」辺りのロック/メタル寄りの路線を継承している感じだと思います。パートによっては、近年のENSLAVEDをチープにしたような雰囲気も感じられるかも。