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THELEMA OF DESTRUCTION (2007年)
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THELEMA OF DESTRUCTION
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解説 - THELEMA OF DESTRUCTION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-11-03 09:09:00)

2007年発表の1st。

バンドの中心人物であるAkhorahilはLUNAR AURORAのキーボーディストらしいですが、この作品はキーが用いられている曲は僅かで、しかもSE的な使い方に留まっている代わりに全体的にメロディアスなリフによって支配されたメロディックブラック。

メロウさの中に邪悪さをたっぷりと封じ込めたメロディは、どこかDARK FUNERALと共通する物があるように思います。音質はメジャーなバンドと比べれば軽めですが割とクリア。アルバム全体を通じて上手く緩急がつけられていて、ファストパートの速度もかなりの物だし、ミドルパートも禍々しさが渦巻いているような凄みがあるし、クオリティは高いと思います。ヴォーカルも鬼の形相が見えるような迫力ある歌い方でなかなかにかっこいい。

邪悪なんですが、1曲目のスラッシーでノリのいいパートや6曲目のファストパートでの疾走感など、随所にメタリックなかっこよさを感じさせるのもポイントですね。最初聴いた時はLUNAR AURORAのキーボード担当の主導のバンドという事で、シンフォな物を期待していたため肩透かしだと思ったんですが、頭を切り替えて邪悪なメロブラとして聴くとかなり良い出来。やっぱりLUNAR AURORAのメンバーだけあってメロディセンスは素晴らしいものがありますね。

演奏時間は63分と長めですが、低音が効きすぎだったりドラムが大きかったりしないブラックらしい音質のお陰で、あまり聴いていて疲れません。ドイツのバンドですが、スウェーデン辺りのメロブラがツボな方にお勧めです。



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