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ヘヴィメタル/ハードロック
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SAM ALEX
PIECES
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Dancing with Tears in My Eyes
(3)
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Chance to Win
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Dancing with Tears in My Eyes
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コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
cozy_ima
★★
(2007-08-05 18:51:00)
まず最初に言っておく。
本作は、間違いなくメロディアスハードの大傑作アルバムである。
素晴らしいメロディ、素晴らしいボーカル、そしてギター。
全てが完璧である。
当時鳴り物入りでデビューして、ヴァレンシアやヴァレンタインらが
引き合いに出されていたが、勘違いもはなはだしい。
そんなベタな甘いメロディアスポップスとは全く違う。
ちなみに、私は前記の2つは大嫌いだ。
アフェアーのボビー・アルトヴェイターがギターをとり、そして
プロデュースも手がける。
このハードエッジのギターが、とにかく素晴らしい。
アメリカンハードロックでも、ここまで洗練されたサウンドはなかなか
出せない。ドイツ特有の叙情性と相俟って、これはもう完璧なメロハー
としか言いようがない。
才色兼備とか、そういう色物的評価は全くいらない。逆にそれが
完全に災いしている。
まだ間に合う、ぜひ、この素晴らしいメロハーを一人でも多くの人に
聴いて欲しい。
クリアーなサウンドで試聴できないのが残念だが、HMVでとりあえず
フルで聴いて欲しい。凡庸な曲は一切ない。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1906792
予断だが、昨年プードルズがカバーしたウルトラボックスの
Dancing With Tears In My Eyesも収められている。
カバーソングも多いが、いずれもその選曲はセンス抜群だ。
ヴァレンタインの曲もよかったりするが、エッジのあるギターで
印象が変わっているようだ。
そして、あのRETURNの名曲もカバーされている。
もうメロハーマニアは聴くしかない。
2004年リリース
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2.
火薬バカ一代
★★★
(2022-03-11 00:44:35)
詳細は不明ながら、80年代からキャリアを積んでいたというドイツ人シンガー、サム・アレックスの日本デビュー作となった'04年発表のソロ・アルバム。
日本盤帯の惹句《ヴァレンシアを想起させる美しい容貌》に関しては、ジャケ写を見る限り議論の余地がありそうですが、内容の素晴らしさに関しては満場一致をみるところではないかと。それもそのはず、本作の制作を全面バックアップしているのはボビー・アルトヴェイターその人。マニアからはCROSSFIRE~OSTROGOTHのピーター・デ・ウィント(Vo)と組んだAFFIAR等の活動を通じて高評価を得るミュージシャンです。
ただ個人的に本作を購入する大きな動機となったのはROBBY VALENTINEの名曲“THE MAGIC BLEEZE”や、ノルウェーのメロハー・バンドRETURNの楽曲のカヴァーが収録されていることに興味を惹かれたからでした。サム・アレックスご本人による選曲なのかプロデューサー・チョイスなのかはわかりませんが、どちらにせよこのセンスは買いですよ。(他にもALPHAVILLEやULTRAVOXのカヴァーも収録)
エッジの効いたギター、抒情性を増幅するKey、そして主役たるサム・アレックスのパワフルな歌声に彩られたオリジナル楽曲のツボを押さえた完成度も「流石はボビー・アルトヴェイター」な安定ぶりで、特にピアノの隠し味も効いている爽快なメロディック・ロック・チューン③は、本作の旨みが凝縮されているかのような名曲。
これ以降お名前を見聞きしませんが、お元気であれば是非アルバム・リリースをお願いしたいところであります。
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