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LOST HIGHWAY (2007年)
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LOST HIGHWAY
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解説 - LOST HIGHWAY

2007年6月19日、Mercury Nashville/Island Nashvilleよりリリースされた10th Album。
前作『Have a Nice Day』からおよそ1年9ヶ月ぶりとなるスタジオ・アルバム。カントリーミュージックに影響を受けたアルバムになっている。前年(2006年)にSugarlandの女性ボーカリストであるJennifer Nettlesとデュエットした「Who Says You Can't Go Home (duet with Jennifer Nettles)」がロックバンドでは初となるカントリーチャートで1位となり、この手応えが本作に影響している(この楽曲で第49回グラミー賞“Best Country Collaboration With Vocals”部門を受賞している)。
収録曲の中で「We Got It Going On」はBig & Richと共作し、「Till We Ain't Strangers Anymore」ではLeann Rimesとデュエットしている。両者はともにカントリーシーンの人気アーティストである。
アルバムの初回限定盤(リミテッド・エディション)には、アルバム制作のインタビューや「(You Want To) Make A Memory」のミュージック・ビデオやパフォーマンス映像を収録したDVDが付属されている。
オリコンチャートでは前作から2作連続で通算4作目となる1位を獲得した。また、ビルボードアルバムチャートでも初登場1位となり、初めて日米同時1位になった。
2007年12月31日には来日記念盤として『Lost Highway〜Japan Tour Edition』が発売され、5月にロサンゼルスで行われたスタジオ・ライブ音源6曲がエンハンスドCD仕様のディスクで収録され、2枚組での発売となった。
2010年6月23日には、『Lost Highway+Live Tracks』が発売された。
アメリカで120万枚以上、世界で400万枚以上を売り上げている。

Recorded:October 2006–March 2007
Producer:Dann Huff、John Shanks、Desmond Child (Executive Producer)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. kanyuuu ★★ (2007-06-15 03:55:00)

07年6月発表の新譜。
聴き込みが足りないからかもしれませんが、普通のロックにより近づいた作品と感じました。
良くも悪くも自然体で若作りしてない感じです。
もちろんBON JOVIならではというメロディラインは健在ですが、似た印象を持つ曲が多いかな。
統一感があるという見方もできますが、前作にはあったマイナー調の曲が全然無いというのが
個人的には多少悲しいです。
メロディの質は相変わらず高いですね。全体を爽やかな空気が覆っています。
このアルバムに関して言えば、もはや完全にハードロックではないです。ロックですら無いかも。
「安定」「安心」「リラックス」というキーワードにピンと来る方は買いでしょう。
個人的には「刺激」がもう少し欲しいですが。
一般リスナーには好盤としてドライブに重宝されるでしょう。




2. ヤング・ラジオ ★★ (2007-06-15 15:39:00)

前々から、次作はカントリー調のアルバムになると言われていたが、正直思っていたよりはその要素は強くなく、最近のボン・ジョヴィらしい作品で、カントリー的なのは雰囲気だけで身構えて聞く必要はない。別に普通の新作と言っても何の不思議もない、最近の彼ららしい作品である。
ただ、物足りなさもある。こういった作風になるのは、まあ年齢的な要素もあるし、悪いことではない.....。でも、僕は彼らに目指して欲しい一つの路線に、昔のジョン・クーガー・メレンキャンプ等の土着的なアメリカン・ロック路線がある。
もしこだわるなら、カントリーよりも、ジョンのソロ作「ブレイズ・オブ・グローリー」に近い80年代前半のアメリカン・ロックにこだわってもらいたい。
この新作は、らしい作品だけど、ある意味マンネリ感も感じずにはいられない.....。楽曲はいいよ、確かに.....でも、マイナーチェンジというか、何か変化が欲しい気がする.....。




3. イガラシ ★★ (2007-06-21 01:47:00)

ぼくは「企画もの」として聴いてます。なかなかいい感じ。
本当のニューアルバムが待ち遠しいなあ。。。



4. imozaemon ★★ (2007-06-21 21:46:00)

これは前作よりもいいですよ!前半聞き始めは、またか、、、って感じした
けどしっとり感が戻ってる。。5から後半ががらりと変わってきますよ!
6,7,8、あたりいいですよ!ウエットなメロだけど晴れた青空を感じさせる
あたりがこのバンドの真骨頂!!過去の名作にはとうてい及ばないけど、、。。



5. ババン ★★ (2007-06-23 09:54:00)

今作はカントリー・ポップ・アルバムになるとの情報を事前に得ていたため、あまり期待していなかったのだが、そこはやはりボンジョヴィ。各楽曲の完成度の高さには脱帽です。
カントリーチックな爽やかナンバー①④、ボンジョヴィらしいロックナンバーの⑤⑫、美しいバラード③⑦⑨、サビのメロディーが秀逸な⑥など捨て曲なしで、この夏のドライブには最適でしょう。
ただし、もはやハードロックでもなんでもないので、5作目までのような音を求めている人は買わない方がいいかもしれませんが、アルバム全編に彼ららしいメロが埋め尽くされた素晴らしい作品だと思いますよ。



6. セッキージョーダン ★★ (2007-06-24 01:40:00)

過去の名曲達(例えば「Livin' On A Prayer」など)が持っていた煌びやかなものは皆無で、逆にしっとりと素朴な、でも優れたメロディーがじわじわと効いて来る新作。
1曲目2曲目でジャブを打ったあと、3曲目からこのアルバムが覚醒する感じ。
全体的に「ここで盛り上がる」という場を(敢えて??)作っておらず、淡々と流れていく。これはBon Joviというジャンルを確立したベテランの余裕とみていいのだろう。
地味と非難される事も多々ありそうな新作だが、クオリティの高さは流石だと思う。




7. 190 ★★ (2007-06-24 17:36:00)

結構イイじゃん!
元々ファンでありながら、ここ数作品は(飽き飽きしていて)どっぷり浸かってなかった・・・事もあって、全く期待せずに聴いてみた・・・という状態なんですが、今回のは思ったよりも良い内容でした。
前2作よりは全然好き。 落ち着いててイイ感じだし、結構“味"が出せてるね!
良い意味で、・・・いや、本当の意味で“良質なアメリカンロック"に近づいたと言ってもよい。
前回の「ジョン・シャンクス」とジャイアントの「ダン・ハフ」の2人のプロデューサーを迎えての制作!という難しい事をいとも簡単にやってのけるのも、「熟練の業」と同時に、どんな事があっても揺るがない“ボン・ジョヴィというバンドのしっかりとした形"が確立されているからだろう・・・。貫禄が付いてきたという事か?・・・
今後もどんどん年を重ねていって、更に貫禄が付いて御所に近付いていくに連れて、そういった部分がもっともっと増していくんだろうね・・・。
おとなしくなったと嘆く必要などどこにもない。また一つ大人になったという感じだ。
・・・こういう方がある意味じっくり聴き込めるよ・・・。
『KEEP THE FAITH』『THESE DAYS』の時も大人っぽくなったなぁ~と感動したものだが、
今回の作品はその時とはまたちょっと違った感覚ですね。・・・こういうアルバムを出せるって事は、いろんな意味でかなり熟してきたって事。余裕もあるって事。
「企画もの」などと言わず、過去の作品と何ら変わりない「オリジナル作品」として聴いて全然いいんじゃないかな・・・(カヴァーってワケでもないしね)。
発売前から“カントリー"という言葉が飛び交っていたし、ダン・ハフも加わったという事で「ジャイアントの1stっぽい土臭さが加わったのかな?」という勝手な先入観が頭に引っ付いてた。・・・が、
いざフタを開けてみると、今までと何ら変わりのない「ボン・ジョヴィ」そのものでした・・・。
確かに、言われてみればカントリーチックな部分もちらほら見受けられるし、⑫あたりは「イーグルス」にも通じる部分も感じられる。・・・が、やっぱりどっからどう見てもボン・ジョヴィ節そのまんまだ。
逆にこっちの方向性に近付けた事で、“本来のリッチーテイスト"が更に色濃く出てイイ具合にマッチングしたのでは?・・・というのが素直な感想。
(元々リッチーのギタープレイは(音も含めて)こっち系だからね!)
・・・でも、期待してたほど「土臭さ」は感じられなかったなぁ~・・・ってか全く。
ま・、それはともかく、なかなか良いロックアルバムだ思います。意外と楽しませて頂きました!
いつものクオリティーを保ちつつ、こういうタイプのアルバムを挟んで良質な作品を提供してくれるとファン側は嬉しいだろうね!
お気に入りは「Hole Lot Of Leavin'」「Tell We Ain't Strangers Anymore」「We Got It Going on」「Lost Highway」の順。
まぁ~・・・みんなイイ曲なんだけどね! (このタイプのアルバムってのはほとんどイイ曲に聴こえてしまうものだ)




8. (・ω・) ★★ (2007-06-24 18:59:00)

でも、もうメタルでもハードロックでもなんでもないよね。
まあ、年とともに変化するのも自然だけど。



9. 190 ★★ (2007-06-24 20:17:00)

まぁね~・・・
でもそんな事ぁどうでもええやん。
・・・ってか、俺的には「メタルでもハードロックでもなんでもないから」とか、「HM/HRの枠から1歩たりとも外れたらダメ!」 などは全くこだわってないんでね。
この程度は基本的に「“全然"あり」だと思うし、そんな事は見ての通り全くの評価対象外。(「90°以上変わった」とか「180°違った音楽性になってしまった」とかなら話は別だけどね!)
確かに、純HM/HRの枠からほんの少し反れかけているかも知れんが、“ほんのちょこっと"の事でしょ? ・・・俺は普通にハードロックアルバムとして聴けるけどなぁ~・・・個人的にはマジ“全然"OKです。 ドライブに最適って感じでイイよ!
かなり落ち着いちゃってるんで「パワー」「インパクト」等は無いかも知んないけど、単純に「良いアルバム」でしょ。 ・・・一般的過ぎるアイドル路線に行き続けるよりは好感持てるし、少なくとも前作よりは聴けるね!
みんな個人の許容範囲内の中で「絶対的なHM/HRの枠内のみ」じゃなくて、純粋に「“HM/HRバンドの"アルバム」としてコメントしてる人も沢山いるんだから、いろんな感性の意見があって全然イイと思うんだがねぇ・・・
勿論、頑固に「絶対的なHM/HRの枠」に拘る人の意見だってものすごく理解は出来るし共感も出来るよ! ・・・正直、自分も昔はかなり頑固だった時はあったしね。
ただ、あんまり一つの事柄に固執しすぎると、全体が見えづらくなって他の良い部分までも見逃してしまいがちになるので・・・そのへんは臨機応変に柔軟な目や耳を持って聴いてます。(←そんな意識で聴いてても未だにデスメタルだけは聴けないけどね・・・笑)
要は、音楽を、ロックを、そしてHM/HRをも、狭くガチガチに固い耳で聴きたくないのですよ。
いいじゃないか! これ程度・・・。俺はまあまあだと思うけどね!
そんなつまらん事にこだわり過ぎずに、あんまり固く考えずに行きませう!
・・・俺も年取っちゃったかな?・・・
アルバムの最後の締めくくり方なんかは最高でしょ。(ボーナスの最後じゃなくて12曲目ね)
・・・せっかくイイ終わり方だったのに、またボーナスという存在が作品を壊してくれたよ全く・・・。 あ、またつまらん固い事言っちゃった・・・m(_ _)m




10. 帰ってきた男 ★★ (2007-06-25 23:14:00)

BON JOVI版サザンロックな感じ。カントリー臭くも感じる曲と、
王道なアメリカン・ハードロック、極甘バラードもありでバランスがいい。
前作よりは楽しめるが、やはり面白みに欠ける。




11. viddy ★★ (2007-06-28 20:10:00)

久しぶりの捨て曲なしの最高傑作。
今更LIVIN' ON A PRAYERみたいな曲をやっても様にならないし、
(だからIT'S MY LIFEにはガッカリした)
前3作で、このバンドはハードロック路線はもうやり尽くしたと感じたので、
この路線転換は大正解じゃないかな。



12. ジョージベラス ★★ (2007-07-06 14:55:00)

これはサザンロックでしょう。しかし、ハードポップとも言えるのではないでしょうか。
さすがではあるがメロディは素晴らしいのが多く、前作よりはいいと思いました。
AORとかサザンロックが好きな人にはお勧め。38スペシャルとかZZトップが好きならマストでしょう。バラードが多いので、ハードロックが好きな人には不満かもしれない。




13. 0005 ★★ (2007-07-06 17:59:00)

カントリーだろうがサザンロックであろうが、それはすべてBON JOVIという大枠内でのこと。BON JOVIのロックには違いない。今回は前編通してドラムの音がとても良く前作よりもロックしていると感じた。毎日、ipodで車で聞きまくってます。



14. ジョージベラス ★★ (2007-07-09 04:35:00)

良く聴くと、今までのボン・ジョビとあまり変わらないような気がする。むしろ、オールウェイズみたいな曲が入っているし、バラード派の自分とすれば、傑作だともいえる。
ボン・ジョビにハズレ無しですね。自家用ジャンボ飛行機を持ってるぐらいの大スターですからね。マイケル・ジャクソン級のロック・ミュージシャンですよ!




15. りょうたん ★★ (2007-07-10 21:14:00)

bon joviと言うネームブランドにみんな踊らされすぎ、客観的に聞いてjonは一流シンガーとは思えないし、もっと良いバンドいっぱいいると思います。
今作品も、駄作中の駄作と言ってよいでしょう。



16. 大吉366 ★★ (2007-07-15 20:21:00)

↑「客観的」に聞くって…
ていうか自分で思ってるだけで、それ主観でしょう?
駄作って意見にしても、「HM/HR、もしくはBON JOVIの作品としては」って言うなら分かるけどさ…
それなりに評価しているコメントも結構あるわけだし、一般論みたいに言っちゃおかしいんじゃない?
もうちっと音楽聴く耳持とうよ。
って、揚げ足取りの批判発言になってしまった。
ただ、俺個人としては「BON JOVIと言うネームブランドに踊らされなければ」そこそこの名盤だと思ってたから、反論せずにはいられなかったわけです。



17. GIRIGIRI ★★ (2007-07-18 15:52:00)

カントリーアルバムという噂だったので、正直あまり期待していませんでしたが、やはりBON JOVIは裏切りません。
カントリーっぽさもあるとはいえ、今までのBON JOVIのアルバムを聴いてきた人なら、ショックを受けるような作品ではありません。メロディの良さも流石です。
「IT'S MY LIFE」のような曲を求める人にはお薦めできませんが、「SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT」や「MYSTERY TRAIN」といった曲が好きなら、きっと楽しめるはずです。




18. skyz ★★ (2007-07-27 04:47:00)

うーん視聴だけしか聞いてないからかもだけどなんともつまらないアルバムというのが
第一印象かなあ。
前作もかなり自分にはまらないアルバムだったけどこれはさらにダメっぽいな。
曲のせいかもだけどジョンの歌唱がいまいち心に届かないし、たぶんこういう曲なら
リッチーが歌った方が数倍よさげ。
4thから買い始めて1stから全部揃えてきたけどさすがにそろそろ潮時かな・・。



19. GB ★★ (2007-07-28 22:52:00)

えーと、一体どの辺がカントリー?
変な先入観持たせて敬遠するようなキーワード持ってくるのはマイナスだと思うんだがなぁ。
別にフィドルがギーココ、バンジョーがチャカチャカ鳴ってて、
緊張感のない能天気メロディで歌ってるわけじゃありません(←だいぶ偏見)
カントリー「風味」すらほとんど感じなかった。完全に「現在のBon Jovi」そのもの。
ハードロック時代に固執しないファンなら安心して聴けます。




20. GEORGE ★★ (2007-07-28 22:56:00)

カントリーっぽさはややあるものの、普通にBON JOVIのアルバムとして楽しめましたね。
すでにハードロックですらなくなってしまったので賛否はあると思いますが、リラックスした雰囲気があっていい感じ。
曲もここ何枚の中ではかなり上質でしょう。少なくとも前作、前々作よりかは上に感じました。
年齢のせいかこの作風にどっぷりはまってしまいました。




21. レジェス ★★ (2007-08-05 23:14:00)

カントリーアルバムという触れ込みがあったため、変に色眼鏡で見られて
しまうアルバムでしたが、実際はBON JOVI好きなら素直に受け入れられるで
あろう、上質のメロディを詰め込んだ作品です。
前作のように徹頭徹尾BON JOVI節で突っ走ってくれる訳ではありませんが、
すっと心に入ってくる優しいメロディは、今までもちょくちょく垣間見えて
いた要素であり、何か目新しいことをやっているわけではありません。
"Someday I'll Be Saturday Night"や"Say Isn't It So"のような楽曲が
並んでいると言えば良いのかな?
車の中で聴いていると実に心地よく、何度もリピートしたくなる。
これもまたBON JOVIの傑作群と肩を並べるアルバムです!




22. ちい ★★ (2007-08-11 22:18:00)

うーん、さすがBON JOVIやね。34歳なので1stからずーっと聴いてきているけど、このアルバムはほんまにそう思う。CRUSHやBOUNCEは一部の優れた曲を除いて退屈なの曲も多かったけど、前作HAVE A NICE DAYあたりからまた素晴らしい楽曲を書いているように思える。まあ、しいていえばどのアルバムにもあったアンセム的な「この1曲」ってのはなく、アルバムトータルで勝負しているという感じですな。



23. ちい ★★ (2007-08-20 01:59:00)

もとい、訂正、
このアルバムは清涼飲料水みたいな感じがしてきた。
ああ、ええ曲やなとずっと思えるのはHAVE A NICE DAYのほうが僕には多いな。
あまりにもこのアルバムは、洗練されすぎてるような気がする。



24. imozaemon ★★ (2007-10-03 20:09:00)

追加。。9のソロに少しぐっと来る、、。。



25. yuni ★★ (2008-03-23 11:57:00)

3と5が一番好き。
全体的にカントリー系が多い。でも、いい曲がたくさんあって、
けっこう、好きなアルバム。



26. child rocker ★★ (2009-01-06 13:38:00)

自分個人としては究極のスルメ盤でした。一年近く経った今になってやっと、いいなぁと思いながら聴けるようになりました。
もともとカントリーやカントリーもどきは好きではないですが、これはこれで大好きなアルバムになりました。
最近のごちゃごちゃしたロックとは違うすっきりした音作りも疲れずに聴けて良いし、
ボーナストラックニ曲もかっこいいです。
あとジャパンツアーエディション(二枚組)のハレルヤも必聴です。ライブで聴きたかったなぁ・・・



27. 北限のメタル野郎 ★★ (2009-05-28 16:48:00)

「BON JOVIはロックじゃなくなった」とか言われてますけど、やっぱりメロディは良いわけで。彼らのソングライティング能力はいまだに衰えていないのですよ。



28. N男 ★★ (2010-05-04 11:55:00)

2007年発表の10th Album。
ついにBON JOVIも10作目です。
以前からカントリーポップのたれ込みはあったものの、実際聴いてみるとあんましそういった印象は受けない。
ただ、意図的なのか、曲の個性が随分薄くなった気がします。
しみじみと良い曲は多いが、良さが分かるのにある程度の視聴回数を要する作品だと思います。
全体の曲の質が安定して高めなのは流石Bon Jovi、安心出来ます。
さらっと流すにはもってこいなのかな、ドライブ向きなのは確か(ただし、晴れに限るが)
オススメは①、③、⑤、⑥かな。

81点。




29. MK-OVERDRIVE ★★ (2017-02-11 07:56:34)

現時点(2017年)の丁度10年前にリリースされた10th。道に迷った、と言うより意図的にちょっと脇道に逸れてみましたみたいな作品。
何方か5th・Keep the Faithで"次作からヒットチャート御用達のバラードバンドに…"と仰ってたけど、この頃になると少なくともシングルに関してはメガヒットなど望むべくもない。丁度配信シングルが多くなった時期と重なるね。その代わりと言っては何だがアルバムは本作から№1連発となる。イマドキのBJファンが、アメリカ人がこういう作風を求め支持しているということだろう。
さてカントリーアルバムとの触れ込みでリリースされた本作、当然HRではないのだが芯はしっかりBON JOVIそのものなので安心して聴ける。突出した曲は無くとも普遍的な曲作りはやはり上手い。同じく優れたメロディメーカーである後発のNELSONは当初からカントリーベースのHRを引っ提げて登場し、25年間ロックして再びカントリーに帰っていった。対して悠々自適のBJは恐らくほんの手慰みのつもりで本作をリリースした。両者が根本的に違うのはつまりここだ。
次作The Circleではまたロックに戻り、RICHIE絡みの騒動~脱退を経て2016年のThis House~に至るBON JOVI。本作以降迷走気味ながらも実績を残した彼らの行き着いた先、その音楽性の基は実は案外本作にあったのかも。




30. 失恋船長 ★★ (2017-09-05 15:51:27)

今さらながら聴く機会に出会ったモンスターバンドがカントリーミュージシャンに成り下がったと言われファンから不評を買ったと言われる一枚。最後に買ったアルバムがThese Daysで、正直、それいぜん以降の3枚は聴いたが余り好きになれる路線ではなかった。その置きに行った楽曲と、過去との決別に踏ん切りがつけられず、なんだか惰性で同棲する10年カップルのようなどっちつかず感が苦手で聴き込んでいない。そんなボン・ジョヴィの熱烈なファンにとっては悪ふざけに等しいワタクシからすると、今作の路線はとても理に適った音楽性にシフトチェンジしており、熟成された大人の男たちによる普遍的ロックサウンドを目標とし見事に駆け上がっています。カントリーソングはおろか、アメリカンロックにも精通していないワタクシには、十分に躍動するロックなグルーブも聴けるし、乾いたアメリカンロックに潤いを与える芳醇なメロディがあり、流石はボンちゃんだなぁと感心しますね。
こういう路線だからかつてのオマージュを含んだ⑤のような曲や狙い澄ましたような⑥に感動するのです。たしかにテンポの速い曲が好きな人や、即効性の高いキャッチネスさがないとダメな人にとっては中盤以降など子守唄でしょう。でも歳を重ねるとチョイと沁みてきますよ。この路線はね。
長年のファンの事を思うと裏切られた気持ちってのは分かりますが、個人的にThese Daysくらいから、数曲を除いてはこんな感じだったんじゃないかなぁと思っていたので、さほど気になりませんでした。流石にワタクシも一枚通して聴く事はありませんが、合間合間につまんで聴くと箸休めに丁度良いんですよね。これを機に代表曲は摘まんで知っているけど、ほどんど聴いていないThese Daysから今作までの3作をちゃんときいてみたいなぁとも思いましたね。



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