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AFTER THE FALL FROM GRACE (1986年)
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AFTER THE FALL FROM GRACE
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解説 - AFTER THE FALL FROM GRACE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2007-05-26 21:14:00)

フロリダ出身の4人組で、後にAGENT STEELに参加するマーク・マーシャル(G)が在籍していた事でも知られる
スピード・メタル・バンド、'86年発表の2ndアルバム。
ABATTOIRにEVILDEADにHOLY TERRORと、AGENT STEEL人脈に連なるパワー/スラッシュ系バンドには優れた存在が多いが、
このSAVAGE GRACEも間違いなくその1つ。音楽性は、ハイトーンVoとツインGを活かして劇的に疾走しまくる
JUDAS PRIESTタイプ・・・というかAGENT STEELタイプ。ただ、あちらよりも更にメロディが前面に押し出されているので、
時にジャーマン・メロディック・パワーメタル風に聴こえる場面も多々あり、Voの歌唱もハイトーン主体とは言え
ジョン・サイリース程クドくないので、かなり聴き易い印象。ただ、リーダーのマイケル・ローグ氏がGと兼任する
このVo、前任者に比べるとかなり音程が怪しい。つーか、ぶっちゃけ音痴だ。
それでも、スピード/メロディ/ドラマ性と三拍子揃った収録曲は非常に強力で、特に、序曲の①に導かれて疾走を開始する
②は、起承転結が完璧に決まった、これ1曲でアルバム1枚を聴き通したかのような満足感が得られる超名曲。
また、謎の東洋人メンバー、B.EAST(日章旗に「神風」ハチマキが目に眩しい)が手掛けた、
よりスラッシュ・メタル色が強く出た④⑥のような曲もカッコイイ。
とにかくアルバム全編疾走しまくりで、ラストをメロウに締める⑨まで捨て曲なし。
AGENT STEELやABATTOIRファンなら一聴の価値がある名盤だ。




2. 失恋船長 ★★ (2008-10-21 03:44:00)

US産正統派パワーメタルバンドの3rd
このアルバムではVo兼Gで活躍するバンドの要クリスチャン・ローグの冴え渡るギタープレイが肝、起伏に富んだ展開とメロディアスなフレーズの構築美、無駄に走ることのない疾走感とドラマ性の高さを併せ持つ楽曲はどれも魅力的で惹き付けるものがあります
↑の方がおっしゃる通りなのでこれ以上コメントはありませんが
唄が不安定とはいえ②名曲ですよ




3. 聖なる守護神 ★★★ (2022-02-22 23:41:48)

'88年か'89年だったかな?...中古の輸入LPを購入して当時はヘビロテだった作品でして...個人的には思い出深い1作

USスピードメタルの先駆者的バンド...パワフルで中々捨て難たい歌唱だった前任者は脱退し、リーダーでG.のクリスチャン・ログーが歌唱を兼任(ホントはそのまま前任者に残ってほしかったけど...な)
少し(じゃなくかなりか?)素っ頓狂ハイトーンもあったりするが、とにかくこの時代としては楽曲の素晴らしさが際立つ
その素っ頓狂の極み(?)で何処まで音痴なんだの①後(苦笑)の②は↑ 失恋船長さんが言われるとおりだろうけど、案外続くミッドテンポのタイトル曲③なんてのも中々聴かせる辺りにこのバンドの作曲能力の高さの一端が禍垣間見られるのではないんかな...と
また前述②と同路線の⑥や続く⑦も楽曲水準が高いと思いますよ

ほんでもって、コレを聴くと何故かあの人見元基さんを思い出してしまう(その理由が自分でもよく分からないのですが...)ラスト⑨も前述タイトル曲③同様ミッドテンポ曲ですがこちらも悪くなく中々聴かせるんじゃないかな...と
スピード系って事だとAGENT STEELもいたし、個人的に2ndが好きなHELSTARなど'80年代中後期はB級でもその筋で中々の強者いたりもしけどが、疾走メロディアス路線という事であればこのバンドに一日の長があったんじゃないかな~なんて思います。



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