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キネマ・イン・ザ・ホール (2007年)
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キネマ・イン・ザ・ホール
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解説 - キネマ・イン・ザ・ホール
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Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-04-29 09:11:00)

2007年発表の4th…でいいのかな?
「空の軋み~」同様、一貫した構成を持ったコンセプトアルバム。
音楽的にも、「空の軋み~」と同じく、様々な音楽的要素を取り込んだポップス。
HR/HMを始めとして、インダストリアル、童謡、賛美歌、ノイズなどを取り入れた
野心的ともいえる音楽に、ネクロフィリアやカニバリズムなどのタブーをあえて犯すような
烈火さんらしい絶望的で露悪的な歌詞が乗るという作風で、私のツボを的確に突いてきます。
…ここまでなら、かなり魅力的な名盤が出来上がりそうなんですが…。
今回は「空の軋み~」と比べると印象に残るメロディがあまりにも少ないです。
烈火さんの音楽の魅力は、世界観の構築性と、凛とした通る声でキャッチーなメロディを
歌う所だと思うんですが、前者は文句無く発揮されていますが、後者の魅力はやや希薄なため
画竜点睛を欠いているという印象。タイトル曲のサビや童謡風の「あなぼっこ」などは
そこそこのクサメロが聴けますが、「みちあふるままに」「とどきますように」「世迷言」
「界繋呪」「無くなるものへの鎮魂歌」など印象に残るメロディが沢山あった「空の軋み~」と
比べると、かなり物足りないです。ちょっと野心的になりすぎなのでは…。
世界観的には良い物を持ってるんですが、もう一歩押しが欲しいアルバム。



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