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RENAISSANCE UNRAVELING (2011年)
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RENAISSANCE UNRAVELING
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解説 - RENAISSANCE UNRAVELING
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1. kamiko! (2020-07-25 00:10:31)

ウクライナ産ポストロック2011年作
前作Monochrome Philosophy(2008年作)はローテクで粗削りながらも凄まじいインパクトを受けた異端作品だった。
確か、当時は2008年のベストアルバムにチョイスした筈だ。ウクライナのダークサウンドの神髄に驚愕したものだ。
3年越しの新譜に当時は狂喜したものだが、中身は全く予想外の音楽性で、ドゥーム路線を脱却し、かなーりヘコんだ作品。
とりあえず処女作のフューネラルドゥームの魅力は全く無い。アヴァンロックに鞍替えし全く別路線の持ち味を追求している。
まあ、前作リリース後に見たライブ映像を見ても、ライブではフューネラルドゥーム的魅力が薄めで、こういう前衛的な路線への
志向性は感じられないでもなかった。今作がダメなのかといえばそうではなく、前作のローテクが嘘のようで、力の入った作品だ。
しかし、前作とは真逆の路線変更に置いてけぼり感が半端ナイ。どうしてこうなってしまったんだろうねぇ。
前作の淡々とした雰囲気は無くなり、アツく吠えるヴォーカルとドラムの存在感が増大したエネルギッシュな作風だ。
ワウを多用しながら結構弾きまくるギターは、鈍重なドゥームとは真逆のリフを刻み、前衛的なアプローチを見せる。
サウンド自体はかなりレベルが高い。この盤からファンになった人はたぶん好盤として受け止めることができるだろう。
前作に感銘を受けたボクとしては、高い音楽性は認めつつも、このアツいエネルギーが煩わしくて仕方がない。



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