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ÁGæTIS BYRJUN (1999年)
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ÁGæTIS BYRJUN
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解説 - ÁGæTIS BYRJUN

1999年6月12日、Smekkleysa Recordsよりリリースされた2ndアルバム。
1999年秋にはアイスランドチャートの週間トップになった。
2000年からは英国のファットキャット・レコーズよりヨーロッパ、アメリカへの世界リリースをされ、各国で数々の賞を受賞した。
アイスランド国内では、これまでに10,000枚を超えるセールスを記録している。(アイスランド共和国の人口は30万人ほどである)

Recorded:August 1998 to April 1999
Producer:Ken Thomas
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. SCARECROW ★★ (2005-07-08 13:32:00)

1stの神秘的な部分は保ちつつ、メロディがより豊かに、
壮大になった2nd。T2、T3、T7、T9のメロディの美しさには感動してしまう。
繊細なメロディ、ファルセットボイスと弓で弾かれたギターから出される
ディストーションノイズとが紡ぎ出す独特の浮遊感が心地よく、
いつまでもこの世界に浸っていたいという気にさせてくれる。




2. 中曽根栄作 ★★ (2005-07-12 23:49:00)

超癒し系。
美しさとは治瘉である。




3. Dr.Strangelove ★★ (2008-03-06 14:03:00)

これが一番好き



4. netal ★★★ (2014-05-14 18:45:59)

Simon Reynoldsという批評家曰く、ポストロックとは
「using rock instrumentation for non-rock purposes, using guitars as facilitators of timbre and textures rather than riffs and power chords」だそうだ。
本作は正にこの言葉がぴったり当てはまる。
ギターはボウイングにより演奏されていて 、リフや明確なメロディを演奏する事が殆どない。
それよりもストリングスやベース等の方が明確な旋律を担っており、ギターは専らノイジーでアトモスフィアの演出に使われている。
ドラムはビートを刻んでいると言えるパートは少ない。ブラシスティック等を絡めて抑制された演奏が雰囲気を高めている。
ヴォーカルはファルセットを主体とした安らかな声。何となく少年少女の楽しげな声を思い出すのは自分だけだろうか。

という訳で、リフやビートではなくアトモスフィアを味わうのがこのアルバムだと思うが、そのアトモスフィアが素晴らしい。
非現実的で曖昧な空間、幻想的な世界が広がっている。
ジャケットに羽の生えた胎児が描かれているが、その純粋無垢さを象徴するかのような音像である。
言葉や知的概念の刻みつけられていない、何にでも昇華する可能性を秘めたような生命の持つ純粋無垢。
この作品を聴いていると、それを垣間見たかのような、清らかで安らいだ気持ちになる。

気に入り度…91/100

おすすめ…Hjartað Hamast (Bamm Bamm Bamm)



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