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ONLY THE STRONG (1985年)
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ONLY THE STRONG
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解説 - ONLY THE STRONG
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2005-11-04 23:26:00)

邦題は「戦神トール」。MOUNTAINS・GUYANAに次ぐ、名盤「SIGN OF THE MAMMER」中の誉れ高き名曲!...と、これはTHORはTHORでもMANOWARのTHOR。
でもこのタイトルにこのジャケット、そしてメンバーの鍛え抜かれた鋼の肉体。MANOWARを意識するな、という方が無理あります。
意外にもTHORの歴史はMANOWARより古く、70年代から活動していたというから驚きです。
本作は85年発表の多分2nd。
トリビュート盤やフォロワー達の作品を聴けば痛いほど知ることが出来るのですが、MANOWARの楽曲というのは、一見簡単そうに思えるものでも演奏するには実は極めて高度な技術を要します。だからこのTHORが中途半端にMANOWAR路線を狙っていたら絶対珍作止まりだろう、まぁ話のネタにでもなればいいか、程度の期待で買いました。こういう得体の知れないものを購入する時は、過度の期待を持ってはならない...。
中身は意外にも、特別MANOWARを意識しているわけでも無いノーマルタイプの80年代HMでした。
これが何とびっくり、捨て曲が一曲もない。
終盤に秀曲が密集しており、特に「THUNDER IN THE TUNDRA」はマイナーメタルの名曲と言える出来栄えだ!「RIDE OF THE CHARIOTS」「INVADER」「UNCHAINED」も捨て難し。
MANOWARと違って、別に聴かなくとも全く支障ないバンドだとは思いますが、こんな忘れられた良作もありますよということで、好奇心旺盛なメタルファンにオススメです。




2. 失恋船長 ★★★ (2014-02-02 08:42:24)

最近TVのコマーシャルで「マイティー・ソー、マイティー・ソー」とやたら聴かされるので思い出しましたよ彼らの事を、主役を張るのはボディー・ビルダーとして名を馳せたジョン・マイクルさんがソーと名乗りフロントマンとして威風堂々と構えるカナダ産のHM/HRバンドが1985年にリリースしたアルバムです。その筋骨隆々な鋼の身体は正に北欧神そのものギミックな世界観を演出するには相応しいキャラがやや色物感を醸し出すのですが、ソーをイメージしたアルバムジャケットもそのままに当時破竹の勢いでシーンを席巻するジューダス・プリーストの影響下にある正統派メタルサウンドを披露バッキバキのゴリゴリではない聞きやすさを併せ持ち、さらにはメジャー感すら漂い1985年リリースという背景が上手に滲み出ています。一山いくらのバンドに成り下がらない個性をソーさんが醸し出し派手なギターが攻撃的に攻め立てムンムンと男臭さを前に出していますが、わが国ではさしたる話題にもならずに消えたように思います。今回久しぶりに引っ張りだして聞いたのですが、イメージは怖いね、彼の筋肉を前面に出した汗臭いパワー全開の筋骨隆々メタルな雰囲気が頭に残っていたのですが、意外とメロディに気を配したアレンジと走る曲はなくともバラエティに富んだ楽曲が収録され十分に聴き応えがあります。80年代のHM/HRサウンドに洗礼を受けた方なら気に入ってもらいえるでしょうね。大きい声では言いませんがノスタルジーに浸り新しい発見をしようじゃありませんか、今回クレジットをマジマジと見てボーカルとクレジットされるソーさんの奥様パンテラさんなんですが(お乳には触れません)どこで唄を歌っているのでしょうか?まったく気がつきません(笑)イメージ打破と新たなる発見がありましたね。


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