いつのまにか新譜が出てたのか~、と思って買ってしまった。 その内容はデモ"Viegin Metal Invasion From Downunder"と"Angel Of Death"をCD化したものであった(^^; でも、それほどガッカリするような内容ではなく、むしろ無茶苦茶カッコいい。 初期のDARK ANGELやSLAYERに通ずるこの音は初期スラッシュファンなら美味しいサウンドだと思う。 また、デジタルリマスターも施されているようで、音質は非常に申し分ない。う~ん、タナボタだった。 そういえば、このバンドまだ活動してるんだよな…。
アルバム・デビュー前に製作した2本のデモ・テープ『ANGEL OF DEATH』と『VIRGIN METAL INVASION FROM DOWNUNDER』を 1つにまとめ、デジタル・リマスターを施してCD化した初期音源集。 流石にリマスターしたとはいえ、デモ音源ゆえ音質的には少々厳しい場面も散見されるが、バンドの音楽的方向性は この頃からハッキリと定まっていて、SLAYERからの影響が色濃く薫る、ダークでスピーディ且つイーヴルな スラッシュ・サウンドは、音の悪さを差し引いても遥かに余りある、ハイレベルなカッコ良さを誇る。 全11曲中、よりストレートなサウンドを聴かせる①~⑥が『ANGEL~』から、邪悪なドラマ性や荘厳さを 強調した感じの⑦~⑪が『VIRGIN~』からの音源。ここから後に①②③④⑤⑥⑨⑪がデビュー作に 収録される事になるわけで、中には「1st持ってるからいらないや」と敬遠する人もいるかもしれないが、 いやいや、何を仰いますやら。本作のみ収録で、⑨と並んでバンドの極初期からの レパートリーでもあったらしい⑧は名曲ですよ?(序曲⑦も◎) HOBBS' ANGEL OF DEATHのファンのみならず、スラッシュ・メタル好きなら聴いて損はない作品。勿論、1stアルバムはもっと必聴だが。