トミーリーのメソッズオブメイヘムに続くソロ作。 名義はトミーリー個人で、メソッズオブメイヘムのラッパー、ティロも居ないし、 ラップ色も薄れているのだが、プロデューサーは前作同様スコットハンフリー。 1曲目のAfterglowからモトリーファンを喜ばすような内容 一曲ごとにバラード、ロックと入れ替わっていて、どの曲もクオリティが高い。 前作のMethods of Mayhem のGED NAKED以外の曲の、質の低さにあきれた人も 多いだろうけど、これはめちゃくちゃいい。上質のモダンヘヴィネスです。 インキュバスがゲストのBlue爽快なバラード。最後のシャウトとギターがかっこいい。 Why Is It、Ashamed、Hold Me Downなどのバラードも歌メロ、ギター、ともに 質が高いし、Body Architects、People so Strange、Higher、Face To Face、Fame 02(デビッドボウイのカバー)、Sundayなど名曲ぞろい。特にFace To Faceのギターリフは素晴らしい。 正直モトリーの近作(ニュータトゥーとか)よりよっぽど曲の質は高い。(ブライズには負けるけど)やっぱトミーはロックしてなきゃ。