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蜉蝣 (2003年)
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蜉蝣
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解説 - 蜉蝣
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-05-15 22:29:00)

今までに幾つものEPを発表してきた蜉蝣の、記念すべき1stアルバム。
私的には、このアルバムは蜉蝣にとってターニングポイントとなった作品だと思います。
今までは(「鬱」「説教38、5℃」などの内省的な曲はあったとはいえ)ブラックなユーモアを
歌詞に盛り込む余裕があったり、完全に妄想の世界に逃避していたりしていた感がありましたが
このアルバムではかなり粗悪な現実に向かい合った詞をもつ曲の占める割合が多くなった様に思います。
エログロ系の「所詮、自分は犬であります。」「ピチ崇拝」も、実際にありそうな性癖を歌ってますし、
「迷走本能」「渦」という涙も出ずに立ち尽くすしかないような、2大泣き曲でアルバム全体を
挟んである構成も手伝って、今までよりもシリアスな雰囲気になったと思います。
ただ、中ほどの曲にちょっと詰めの甘さを感じてしまうんですよね…
例えば「マーヴェラスな首飾り」で歌われている、人が宗教や物にアイデンティティを
求めてしまうという現象など、突き詰めていくと面白いものが出来上がりそうだと思うのに、
ああ纏めてしまうのは少し惜しいように思います。まぁ曲に合わせなくては…というのもあるんでしょうけど…



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