最初聞いたときには、「ブルースじゃん!」と狂喜した。 それはともかく、ディランがフォークから飛び出し、ロックンロールと融合させフォークロックを確立したといわれる傑作。最近60年代のロックを良く聴いてるのでこれくらいでもぜんぜん気にならない。65年の時点でこれだけのものを作ってたことに驚き! 有名曲はもちろん、「LIKE A ROLLING STONE」だが、このアルバムのハイライトは最後の「DESOLATION ROW」だと思う。11分を超える大作。微妙にセンチメンタルな曲調が良い。でも「廃墟の町」。
Like A Rolling Stoneを収録した1965年の大傑作。 当時23歳でこんなアルバムを作ってしまうのだから、当時のディランがいかに創造性に 溢れていたかが分かる。 1,2,4,5,6,7,9は最も創造力を掻きたれられる素晴らしい曲だ。 サポートミュージシャンも充実していて、アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド は素晴らしい演奏でサポートしている。 一応エッジの効いていたディランはこのアルバムまで。 徐々にサウンドも大人しめになり、カントリーに傾倒していく。