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MAN IN A DEAF CORNER ANTHOLOGY 1963-1970
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MAN IN A DEAF CORNER ANTHOLOGY 1963-1970
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解説 - MAN IN A DEAF CORNER ANTHOLOGY 1963-1970
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1. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2005-02-28 21:39:00)

2004年発表の初期マシーンのアンソロジー的な2枚組。日本盤のタイトルは『アンソロジー 63~70』。
1枚目はデビュー前の録音が収められています。音は悪いですが、彼等がバンドを組んだ当時にどんな音楽を作っていたのかが分かる内容になっています。冒頭3曲は1963年の録音と言うから、あのワイルド・フラワーズ(1964~67)より前のものという古さ。でもこのころから既に進歩的なイカすプレイをしていたんだな~と思う。資料的にも貴重。
2枚目は既出ではありますが素晴らしいライヴ盤として定評のある『LIVE AT PARADISO』をほぼ全曲収録。とにかくこのライヴは凄い。音もこの時期のマシーンの音源としてはかなり良いし、何よりラトリッジ、ホッパー、ワイアットという『VOLUME 2』のメンバーでの怒涛のライヴが聴けます。3人のプレイはここぞとばかりにハイテンションで、特にホッパーのベースを聞いているだけでアドレナリンがドクドク湧き上がります。かっちょ良すぎ。
また『LIVE IN EUROPE 1970』(音は多少悪い)から2曲、『FACELIFT(1970年)』から「Mousetrap~Noisette~Backwards~Mousetrap(Reprise)」(音はクリア)のメドレー、そしてジャッコ・ジャクジックという人とのコラボレーション「As Long As He Lies Perfectly Still」が収録されています。この最後の一曲がかなり素晴らしく、原曲より洗練されているのでファンは聴いて損はないと思います。
いろいろな音源が散乱しているので、ちょっとまとまりに欠ける作品ではありますが、パラディソの秀逸なライヴが聴けるだけでファンは買い(かな?)。



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