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ELECTRIC WIZARD、SLEEPに並ぶ真のストーナ-・バンドと呼べる、カナダ出身のスペース・ドゥーム・バンドのデビュー作。
他のドゥ-ム・バンドよりディストーションが掛ったスローなヘヴィ・リフに遠くの遥か彼方より木霊のように響き渡るヴォーカルが聴き手を宇宙空間へトリップさせてくれるでしょう。
MONSTER MAGNETが「SPINE OF GOD」の路線を続けていれば、こんなアルバムが作られていただろうと思わせる一面もある、ストーナ-好きには是非耳にしてもらいたい作品。
なお、本作は前身バンドOTIS時代に自主製作で作られた「PAID TO SUFFER」より"Nothing"、"Windows"を再演しているが、今は亡きMan's Ruinレーベルより再発(初出はHypnoticというレーベルから)の時に外されてしまったが、その前に同レーベルより出たアルバム「TEMPLEBALL」にて再び再演される事になる。
ちなみに彼等のサイトでは、当時(もしくはOTIS時代?)作られた「Windows」のビデオクリップを観る事が出来る。内容はモノクロで、サイケデリックな映像と共に彼等の演奏場面を観る事が出来る貴重な映像だ。

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