なんか、リンクが壊れてしまったみたいなので、新たにアルバム評価欄立てます。 メガデス復帰作、非常に高品質な内容だと思います。 とくに、1曲目の「Blackmail the universe」、すさまじい勢いのスタートで、もうこれだけでノックアウトされてしまいますが、これに続く曲も非常に聴き応えがあります。 前作「World needs a hero」も「そこそこ」よかったのですが、今作は文句なしに「傑作!」と評価していいと思います。 ゲストギタリストとして参加している、クリス・ポーランドのギターも素晴らしい!なぜ彼がパーマネント・メンバーとして加入しないんでしょう?
緊急事態発生!!!。怒れる(イカれる?)男・デイヴ・ムステイン渾身の反撃の始まり。 とにかくスタートボタンを押したら最後、無数の銃弾を背後に、荒れた戦場を逃げ惑うようなスリルを味わうことの出来るアルバムです。なかなかの快作ではないでしょうか。 「Blackmail The Universe」は初期のバトル・コンバットのような楽曲ですし、続く「Die Dead Enough」もとてもキャッチーでいいじゃないですか。そんな中でも「Kick The Chair」は最も昔からのファンを歓喜させる楽曲だと思います。複雑なリフが幾重にも重なり合ったゴリゴリのスピード・メタル。ソロの部分も盛り上げ方が最高で思わずガッツポーズです。 「Tears In A Vial」は『CRIPTICWRITINGS』~『RISK』あたりの影響の強い楽曲に思われますが、うまい具合に昇華出来ています。キャッチーさと悲哀の雰囲気が堪りません。「Shadow Of Deth」は次曲のイントロのような曲ですが、めちゃくちゃスリルあります。ツインのハーモニーも美しいよ。 全体的に見ても全曲良い曲ですし、歌詞が凄すぎ!!!。政治批判的な歌詞、明らかに特定の人物を皮肉る歌詞、そして自虐的な歌詞。そういう面でムステイン節が全開なのでMEGADETHに求めるものが完全に満たされた気がします。久々のクリス・ポーランドのギターもテクニカル&メロディアスで鼻血ブー(笑)。 ジャケもいいじゃないですか、これ。ヴィックは免罪符をブッシュに売る。順番を待つ列の中にはテレビでよく見かける人たち。クリントンにラムズフェルド、ん?、あれはアラファトか?。 戦闘機も3機飛んでるし、楽曲の雰囲気ととてもマッチしていると思います。 とにかく、いいアルバム。 このアルバムを聴けば働き者の蟻でも立ち止まって首を振るに違いない。 腹わた煮えたぎったMEGADETHがあなたの脳天を直撃!。強烈、熱烈、痛烈、激烈の快感で破裂!!!。 日ごとに貯まるうっぷんをフル・スロットルでぶっ飛ばす。 怒りがいっぱいに詰まった復活作。
"2004年のベストアルバム"のところでも書きましたが、"BLACKMAIL THE UNIVERSE"と、 "KICK THE CHAIR"は素晴らしいです。この2曲のために買っても損はないと思います。 他の曲もそこそこの佳曲揃いです。MEGADETHとしては、久しぶりの名盤だと思います。 おそらく来年には来日してくれるでしょうが、最近MEGADETHにハマり、黄金期の彼らを知らない人間としては、やっぱり大佐、マーティー、ジュニア、ニックという構成でのライブを見てみたかったですね・・・
このCDを買ってムステインを元気付けてやって!昔の曲を行くばかりもいいけど有る意味正統派HMなんだから。KICK the chairあたり突進力あってかっこいいからさ。 終盤は前作と同じ過ちをやっちゃっているから高い評価はできないけど。この一枚で解散、ベスト盤でハイさいならではまだもったいない。時間の許す限り、黄金メンバー再結成を望む。そのためにもみんな小遣いを少しムステインに投票して!
'00代の四天王では一番調子がいいと思います。このアルバムで華麗なカムバックをキメるDave Mustaineですが、復帰後第一段ということで、あのインテレクチュアルスラッシュメタルを思い起こす(というよりそのものの)曲がアルバムを埋め尽くしています。"Blackmail the Universe"を聴いてMegadethの復活を感じない人はいるのでしょうか?それぐらいパワフルで知的なアルバムです。