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SURFACE OF PAIN (1994年)
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SURFACE OF PAIN
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解説 - SURFACE OF PAIN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Jam ★★ (2004-08-15 22:14:00)

ギタリストが思いっきり当時のモダン・ヘヴィネス路線に突っ走ってしまった2ndアルバム。
メロディなどには北欧らしさが感じられるが、いわゆる北欧メタル然とはしていない。
あの1stが無ければ、このアルバムは素晴らしい作品として認識されていたのではないかと思われる。
それこそ「北欧メタルのメロディとヘヴィネスの融合」なんて宣伝されてたんではないだろうか。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2015-11-28 08:51:38)

80年代フィーリング薫る、爽やかで健康的なメロディック・メタルを以って「TNTの後継者」と目されていたMASQURADEが、突如重心を低く落とし、ダークな緊迫感を放つ90年代型HMサウンドにモデル・チェンジ。多くの北欧メタル・ファンを「MASQUERADEよ、お前もか・・・」と嘆かせた'94年発表の2ndアルバム。
尤も、キャッチーな疾走感や透明感は薄れてしまっても、憂いの滲むメロディ・センスはきっちりと保持。また作曲面においてもリズムやアレンジ、曲展開にヒネリを加え、前作ではハイトーン一本槍の歌唱に単調なきらいがなくもなかったシンガーが、全声域を活かして伸びやかな歌声を披露する等、随所に創意工夫凝らされた本作は、安易に流行に擦り寄った軽薄感は皆無。実際、リリース当時から結構冷静に高評価を受けて、バンドは本作発表の同年クリスマスにはレーベルメイトのJACKALと来日公演も行っているんですよね。
そもそも彼らの場合、1stの時点でGが案外ハードに自己主張していたこともあり(既にここへと至る素地は十分にあった)、今更「ヘヴィになった」というよりは、「一層逞しくなった」と表現すべきでしょうかね。①や④はその好例というべき楽曲かなと。
MASQUERADEの必聴作が1stであることは厳然たる事実なれど、こうして聴き直してみて、本作の良さにも漸く気が付かされた次第。バンドからは「遅過ぎるよ!」と怒られてしまいそうですが。




3. cri0841 ★★★ (2018-01-20 21:08:04)

1994年発表の2nd。MASQUERADEと言えば、ゼロ・コーポレーションを象徴するような存在で、1stが北欧メタルの名盤なのは私も疑いませんが、
この2ndは・・・w北欧ファンはCD叩き割りたくなる程の失望を覚えただろうな・・・ネットでもほぼ黙殺されたような状況。
1994年と言う時代背景、アメリカのMetal Blade Recordsからの発売からも納得せざるを得ないような音なのですが。

しかし、今の耳で聞いてみるとなかなか充実した好盤なのですよコレ。アメリカン・パワーメタルとしては素晴らしいのです。疾走曲などは
無いのですが、ミドル中心の重厚感、リフ・パワー・そして充実したメロディ等隙無し。ヴォーカルもカッコイイし、ギターは勿論素晴らしい。
『Suffering』は白眉です!

俺からすると北欧らしさを見い出す事は難しい内容ですが、アメリカだと結構受け入れられたんじゃないですかね。再評価求む!



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