漢メタルが好きな人にお勧めです。漢メタルの中でもバイキング系ではなく、どっちかというと陸系(?)の方です。まあこのバンドの特徴を言うと、まず何といっても暑苦しいボーカルです。FALCONARが叙情的に哀愁的に漢臭く歌い上げるのに対し、こっちはめっちゃ漢臭く、そして野太く(ここが一番の特徴)汗まみれの男が歌い上げるかのような感じです。イメージとしては男塾を思い浮かべればいいかな。漢メタルの中ではかなり純度が高いです。ちなみにこのバンドはスウェーデン出身です。 さて、アルバムの紹介ですが、ちなみにこのアルバムはデモ盤です。もうフルは出たみたいですが、ほとんど収録曲は変わってないとか。 曲質は熱い(ていうか暑苦しい)のにキャッチーな要素も多く含まれている、メロディック「漢」パワーメタルです。それを象徴するのが2曲目のHellriderです。イントロなしでいきなりボーカルが野太く入ってきます。うわアツッ(笑)!暑苦しいなあとおもって聴いていると、サビの部分でいきなりキャッチーに歌いだすからびっくり!!そのキャッチーさをキーボードが強力にサポートし、クサさを倍増させています。ていうかキーボードがアルバム全体でクサいフレーズを連発しているので、非常に聴きやすくなっています。でも暑苦しいことにかわりはない(笑)。 このアルバムの中でダントツに暑苦しく、しかしライブで歌いたい曲NO1はHail To the kingです。アップテンポなグレイトな曲です。 あと、キラキラキーボードソロをこの「ボーカルの人が弾いている」ということを知った時は、なんだか訳がわからなくなりました。FALCONARやLOSTHORIZONが好きなら買ってみては?