この曲を聴け!
THE ELEVENTH HOUR (1983年)
MyPage

THE ELEVENTH HOUR
モバイル向きページ 
解説 - THE ELEVENTH HOUR
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-07-23 06:25:00)

83年発売の4thスタジオアルバム
ある意味、彼らの作品の中では最も地味な印象を与えるアルバムかもしれません。これまでの起伏の
ある大袈裟なサウンドからかなりシンプルな楽曲に変化し、曲によってはHRというよりも歌謡曲に
近い歌メロ中心の曲構成です。かなり、ボーカルに比重を置いたメロディアスなアルバムでクィーン
もどきと一部のプレスで中傷されていたなんて全く感じさせない良質なポップアルバムですね。




2. けんしょー ★★ (2004-08-31 17:01:00)

そうですね、地味です。
どうも彼らの場合、ツボにはまったときの尋常ならざる芸術性の高さから、常にその
レベルでの仕事を期待されてしまうという宿命のようです。(苦笑)
キレがないし覇気もない。お勧めというよか、良かったら聴いてみて、程度ですかねぇ・・・。
でもファンなら楽しめるはず。
日本のファンなら全部集めるっしょ??(笑)




3. anthem ★★ (2005-04-20 17:35:00)

地味の一言で片付けるにはあまりに惜しい名盤です。彼らの最高傑作は本作では?
前作『Chase The Dragon』は初期の傑作と言われてますが、アルバム全体の出来ではそれを上回る、素晴らしいアルバム。泣きと哀愁に満ちたメロディ、ボブ・カトレイの味わい深い歌唱と、劇的なアレンジ・・・プロデュースは確かジェフ・グリックスマンだったと思うのだが。ジャケのアートワークはあのロドニー・マシューズ。ブリティッシュ・ハードロック好きなら絶対聴くべきアルバムだと思う。




4. 火薬バカ一代 ★★★ (2008-03-26 23:47:00)

MAGNUM屈指の名盤と誉れの高い、3rd『CHASE THE DRAGON』と5th『ON A STORYTELLER'S NIGHT』の間に挟まれて、
イマイチ影の薄い'83年発表の4thアルバム。前作に引き続いてロドニー・マシューズがデザインを手掛けながらも、
ファンタジックと言うより、不気味さの勝るジャケット・アートワークや、トニー・クラーキン自身が担当した、
シンプルで飾り気に乏しいサウンド・プロダクションも、そうした印象を強めるのに一役買っているのかな?
確かに、全体的に華やかさに欠ける作風だし、本作には、バンドを代表するような名曲も収録されてはいない。
だが、プログレ色を排し、コンパクト且つストレートにまとめらた収録曲は、ソリッドなGといい、これまでになく
ヘヴィなリズムを叩き出すDs&Bといい、MAGNUMの全カタログの中でも随一と言うべきハードさを誇り、
それでいて、ボブ・カトレイの神々しい歌唱と、マーク・スタンウェイの気品と潤いに満ちたKeyにより、
ドラマ性も叙情性もしっかり健在と、全く持って隙のない仕上がり。全10曲捨て曲なし。楽曲の平均クオリティに関しては
3rdや5thにも匹敵する程で、個人的には、『ON A STORYTELLER'S NIGHT』よりも気に入っているぐらいだ。
特に、ミステリアスなアコギのイントロに導かれてスタートする、OPナンバーに相応しい劇的さを備えた①、
ボブ・カトレイのタメの効いた歌唱が感動を呼ぶ②から、間髪入れずにハードな③へと繋がり、荒涼としてメランコリックな④、
そして再び、アップテンポでドラマティックな⑤へと展開していく、アルバム前半の隙のない構成は圧巻。
悪名高きJET RECORDSのやっつけ仕事が災いして、セールス的に惨敗。しかもこれを最後にレーベルから契約を打ち切られて
活動休止状態に追い込まれる等、まさに踏んだり蹴ったりな扱いの本作だが、それと質の高さは無関係。
(JETと切れたことも含めて)後の飛躍を予感させるに十分なクオリティを誇る名盤です。




5. キングV ★★ (2010-09-05 01:27:00)

KINGDOMやSPIRITで表現されてきた彼ら特有の音楽性がそのまま保たれた上に、より現代的な分厚いパワフルなサウンドが加わったアルバム。
この作品こそが彼らの到達点だと思う。
THE GREAT DISASTERやVICIOUS COMPANIONといった典型的なMAGNUM節の曲が詰まっている。
次作も優れたアルバムだしJUST~などは名曲だが、KINGDOMやSPIRITの世界から完全に離れた全く別のバンドという感じだ。



6. 夢想家・I ★★★ (2012-10-27 14:21:55)

'83年発表の4thアルバムです。
何人かの方がコメントされているように、私も最初に聴いた時は地味な印象を抱き、あまり聴く機会の無いアルバムとなっていましたが、最近聴き返してみたら「あれ、こんなに良かったっけ?」とガラッと印象が変わりました。
プログレ的で華美な装飾は控え目になり、ストレートなエッジ感が増した過渡期的作品ですが楽曲の質が粒揃いで聴き込む程に味わい深くなって来ます。

確かにのっぺりとして奥行きの感じられないサウンドとそれを象徴するかのような陰鬱なアートワークはマイナスですが、それを補って余りある楽曲の素晴らしさに是非耳を傾けて欲しいアルバムです。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示