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MAN OF MIRACLES (1974年)
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MAN OF MIRACLES
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解説 - MAN OF MIRACLES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 銘菓ひよこ ★★ (2004-05-17 01:25:00)

STYXとしては3作目のアルバムってことになるのかな。まだまだこの頃は次の作品あたりから
出てくる、いわゆるSTYX節といったモノは確立されてません。
ジェームス・ヤングの書くアメリカンハードなナンバー、デニス・デ・ヤングの書く後の名バラードを連発するかの如きスペイシーな楽曲、と、アルバムのカラーは真っ二つに分かれてます。
デ・ヤングもまだ自己のスタイルを確立する寸前といったところなので、彼のファンは
試しに聴いてみるのも良いかもしれません。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2010-10-31 21:01:18)

これは4thアルバムですね。WOODEN NICKELE在籍最後の作品にして、インディーズ時代のSTYXを総括するに相応しいクオリティを備えた逸品です。(発表は'74年)
プログレッシブ・ロック然としたアートワークが物語る通り、この頃の彼らに産業ロック・バンドとしての面影は殆ど見受けられない。その代わり、ハードなGが活躍するロックンロール路線の楽曲と、スペーシーなKeyと壮麗なボーカル・ハーモニーを活かしたプログレ・ハード路線の楽曲、大きく分けてこの2路線から形成される中期STYXサウンドの基礎が、本作にて確立を見た。(・・・と思う)
デニス・デ・ヤングの作曲センスは右肩上がりで上昇を続けており、幻想的なバラード③、アルバム前半のハイライト・ソングたる④、タメを効かせて盛り上がっていく曲展開とメロウなBラインが印象的な⑦、Vo、G、Keyが猛烈に泣き倒す⑨等、これまで以上にメロディが繊細に練り込まれ、より叙情性を高めたデニスのペンによる楽曲群は、その全てが名曲と言っても過言ではないレベル。また泥臭さが薄れ、キャッチーなフックラインが強化された⑧を筆頭とする、ロックンロール系の楽曲の充実っぷりもお見事。そして、本編を締め括るに相応しい壮大なスケール感とドラマ性を兼ね備えたアルバム表題曲⑩は、両路線の持ち味が巧みに組み合わされたアルバムのハイライト・ソングの一つですよ。
個人的にジョン・クルリュスキー在籍時代の作品では最も好きな1枚。WOODEN NICKELE時代のSTYX入門編としてもお薦め。



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