ネアカな80年代(?)の幕開け-と言ってもリリースは11月だった-REOの名を一躍世に知らしめた通算9thかつメガヒット・アルバム"禁じられた夜"である。"IN YOUR LETTER""KEEP ON LOVING YOU""TAKE IT ON THE RUN"はじめヒット曲、名曲目白押し。ケヴィンのVo.からどうしても爽やかなポップロックのイメージが強いが、これより前まではハードロックを演っていたという基礎があってこその大ブレイクだったんだね。それにても今以てREOをレオと読む輩が、CDショップの人ですらいるのは困りものだよなァ、ジャングル大帝じゃないんだから。
「REO SPEEDWAGON」って本当にそういう車種があるらしいですね。「アールイーオー」スピードワゴンですね?? いえいえまだいいですよ。自分なんかZZTOPをずっと「ズーズートップ」と読んでましたから(笑)…(いや、笑うに笑えない…) …ともかく名曲ばかりの素晴らしいアルバムです。なんか70年代と80年代の中間ぐらいの音、という感じがします。 ポップだけどポップすぎず所々骨太でホコリっぽい。洗練されてそうでなかなかそうでもない、という。そこがいい。 リアルタイマーでもないのに、「TAKE IT ON THE RUN」とか「IN YOUR LETTER」みたいな曲に妙に懐かしさを感じてしまいます。 「KEEP ON LOVING YOU」とかラストの「I WISH YOU WERE THERE」もいいです。結構このアルバムの曲ってラジオで流れますね。