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親愛なる者へ (1979年)
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親愛なる者へ
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解説 - 親愛なる者へ
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1. 夢・マグナム・ナイト ★★ (2004-02-20 21:24:00)

歌詞カードにポエムがある。その最後に「たとえばあんたも ひとりぼっちなら(中略)本気であんた手を出すよ わかるかい」とある。その言葉は、このアルバムのマジな空気につながる。初期の最高傑作だと思っている。音楽的にも表情的にも。
収録曲に捨て曲(いわゆる、とばしてもいいような曲)は全くないといっていいだろう。が、1曲、“ダイヤル117"という曲がある。これが、もうやりきれないほどの曲なのだ。簡単に「暗い」というのがいいのかもしれないけれど、この辺になると、聴いている側もかなり気合が入る。アルバム全体、張り詰めた緊張感があり、持ち出す例がおかしいかもしれないが、METALLICAの「…AND JUSTICE FOR ALL」を思い起こす。
つまりは真剣すぎるのだ。その真剣さがいわゆる「暗い」という表現になってしまうのだろうと思うが、最高傑作といっておいてなんだが、ただ、この頃のみゆきさんには、若さ故の鋭さがあるのだ。俺はこの歳になると、それが少しキツイ時がある。その逆が井上陽水の「氷の世界」だと思っちゃうのね。同じように、本気で手を出されているんだけど。
バックの演奏陣に斉藤ノブ、つのだ・ひろ、羽田健太郎などが顔を見せている。本人はイケイケだったに違いない。でなきゃ、こういう作品は作れない。




2. チョッパー ★★ (2005-09-12 00:46:00)

5作目。異論はあるかもしれないが、これこそがみゆきさん最高傑作。もはや神の領域。曲はもちろん
アレンジ、演奏、ヴォーカル等どれをとってもこの世のモノとは思えない程鬼気迫るものがある。
またしてもシングルは一切収録せずアルバムそれ自体がひとつのものとして襲い掛かってくる。我々はもはや
ひれ伏すしかないのだ。特に「タクシードライバー」と「狼になりたい」は間違いなく音楽というもの
が行き尽くしたひとつの頂点である。以降、当のみゆきさんでさえこのテンションの高みには再び到達していない。



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