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ASHES TO ASHES (2003年)
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ASHES TO ASHES
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解説 - ASHES TO ASHES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-01-26 20:08:00)

元MANOWARのギタリスト、デイヴィッド・シャンケル率いるDSG、2003年発表の1stアルバム。プロデューサーはジョーイ・ディマイオ。
ネオクラ/メロパワの要素を含んだ正統派メタルで、そういう点ではMANOWARの音楽性と若干違いがあります。しかし一音一音が弾丸のように飛び出す強靱なスタイルはMANOWAR同様で、そこら中に散らばっているひ弱な連中とは一線を画しています。本作でデイヴィッドは明らかにMANOWAR時代と比べて、自由に弾きまくっています。
楽曲ですが、YNGWIEに影響された影がチラチラ見て取れ、タイトル曲「ASHES TO ASHES」は「RISING FORCE」に、「CALLING ALL HEROES」は「PRISONER OF YOUR LOVE」に似ています。まあネオクラでYNGWIEの呪縛から抜け出している連中などいない、と開き直れば楽しめます(笑)1曲目~4曲目までの流れは非常に優れているのですが、それ以外は特出した楽曲が少なく(後半に捨て曲多し)、YNGWIEクローンと評されてお終い、でも仕方ない側面もあるのは事実です。
しかしながら、各パート、無名ながらなかなかの実力者揃いで、伸びやかに歌うヴォーカル、ギターとの掛け合いソロなどで見せ付けてくれる異常に存在感のあるキーボード、メロスピにありがちな「タカタカタカ」と子虫のように鬱陶しいスタイルではなく、あくまでMANOWARのスコット・コロンバス、ライノを彷彿させる強力なリズムを叩き出すドラム、等、2ndでの飛躍は大いに期待出来ます。
MANOWARブラザーのみなさん、デイヴィッドを応援しましょう。HAIL TO DSG!!




2. 南部の唄 ★★ (2004-03-13 12:55:00)

マイケルアンジェロばりの弾きまくりのアルバムだ。
曲もなかなかいいぞ。歌も上手いし、キーボードも巧い。それでもってやっぱ、硬派なメタルだ。
まあ、正直な意見としては、もうちょっとメロディアスなギターソロがほしかったです。指癖が何となく多い気がする。
頑張れ、デイヴィッド!次作でみんなをびびらせてくれ!



3. 失恋船長 ★★★ (2023-04-25 15:12:43)

デヴィッド・シャンクルって誰やねん?であろう。ワタクシも完全に失念していました。オープニングナンバーに30分弱の大作ナンバーを放り込んだMANOWARのアルバム『The Triumph of Steel』に参加したギタリストのデヴィット・シャンクルです。参加メンバーもそれなりにキャリアはあるのですが、知名度的にはイマイチという、なんともつかみ所の無いバンドな音楽性も一言で形容できないスタイルであり、オープニングナンバーなどはマイク・ヴェセーラ時代のアメリカンメタルインギー風味だったりと、どうにも正体が見えてこない。
エピカルな空気感はレーベルの意向だろうし、でも基本線はネオクラでしょうね。
とはいえギターサウンドは、少々粗めでありネオクラ系のストラトシングルコイルじゃないので、正直雑味を感じる。
シャンケルさんのテク不足という悪口もあるのだが、単にネオクラ風のフレーズに芸がないと言える。同じようなフレーズの使い回しがよろしくないのだろう。
しかし、その欠点で×として良いのかと言われると、愛でる部分も多く。アメリカ産としては、欧州風味も強めで勢いのあるパワーメタルサウンドは、日本にも愛好家は多いだろう。元MANOWARと言う肩書きに頼らなくとも成立させられる作風ではあります。

ギタリストでもなければ音質やプレイのクオリティに拘りも少ないと思うので、ネオクラパワーメタルを愛するマニアならばイケるでしょう。適度にキーボードも挟み間口を広げているし、キャッチーなナンバーもあるので試聴感は悪くないです。



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