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COLD LAKE (1988年)
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COLD LAKE
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解説 - COLD LAKE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2003-12-24 22:14:00)

突然変異というべきか、ある意味CELTIC~の作の中で最も恐怖を感じる異質の作。
しかし・・・それは悪魔が悪魔ではなくなったコトについて異様な恐怖を感じたにすぎない。
LAメタルを意識したかのような作品群には「CELTIC~は終わった」と感じたものだ。
しかし、次作で復活。しかもCOLD LAKEのテイストも含みつつ復活。
ウォーリアー率いるAPOLLYON SUNにおいてもCOLD LAKEテイストが含まれているような感じがする。
そういうコトで、現在の音楽性に至るまでに、この作をリリースする意味はあったんだと思う。
そう考えると、この作もまんざら捨てたモノではないのだ。ボクにとって名盤のVANITY~で聴かれる甘い雰囲気はきっとこの作で培われたはずだ。




2. noiseism ★★ (2005-05-07 11:00:00)

さすがに書き込みが少ない…。CELTIC FROST、驚愕のアルバム。
一体メンバーの間で何があったのかわからないが、曲も格好もまるでLAメタル。
これで一体何人のファンが泣いたことやら…。
僕は全作でのTomasの「ウッ!」という声が好きだったので、残念だったが、今聴くとそれほど悪くない。
元々センスあるバンドだったからだろうが、リフにもCELTIC FROST独特の匂いが感じられる。
…悪魔のようなCELTIC FROSTが大好きな方は無理して聴かなくてもいいと思いますが(^^;




3. 失恋船長 ★★★ (2023-11-06 14:29:04)

初期の作品や再結成したアルバムしか知らない若い人には、この音を聴いてCELTIC FROSTといっても信じて貰えないでしょう。前作からアヴァンギャルドな雰囲気が高まり、所謂スラッシュメタルやブラックメタルなどとは距離を置く独自性を垣間見せてきた。元々がサバス+DEATHCHARGEなどと形容され、その暗黒様式は模索中という感じもあったので、前作で魅せた独自性は異質な世界観に踏み込みオリジナルティを研磨していた。
その中で、メンバーが刷新。結局残ったのはTom G. Warriorことトーマス・ガブリエルのみ、そして次に進んだのがこの方向性なのだが、グラムメタル化したと方々で非難されたが、グラムメタルにしては随分、ダーティーで突き放すような音楽性、大衆的な面もあるがけして付き合いやすいサウンドではない。なんども形容しがたいスタイルとなった。元々歌の上手さで聴かせるタイプの歌声ではないトムさん。それだけに、この方向性には可能性を感じないのだが、ノイズからのプレッシャーでもあったのか?と勘ぐりたくなるほど、スタンスを変えてきた。
多くのファンが口々にする、彼らのカタログの中で最弱のアルバムと呼ばれる一品。しかし一周回った、今の若い人には是非ともトライして欲しい一枚ですね。苦心の末に生み出されたような大衆性を見据えた音楽性。その中でも前作にあったアヴァンギャルドな空気感を保ち、シーンに切り込もうとする姿はけして非難されるだけではないように感じます。
ある意味、このバンドの持ち味は内なる変革と一つの場所に留まらない精神性にあるんでしょうね。そういう見方を変えてみると景色も変るから面白い。先入観を捨てて向き合って欲しいですね。



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