ここで紹介してもいいものか?と迷いに迷ったが,このアルバムについてもコメントしておこうと思う。 このアルバムの録音は1968年5月31日から6月1日にかけてLOS ANGELES,SHRINE AUDITORIUMに於けるヤードバーズとしての最後のライブをオーディエンス録音としてとらえたものである。すなわちブートである。観客の声援等,かなり,リアルである。 また,この3枚組からなるアナログ盤ボックスセットには通し番号が付いてあり,私のモノには1.000分の209という数字が付いている。一応1.000部限定生産らしい。 私自身は1980年に購入したものてあるが,最近CD化されて枚数は極めて少ないが一部出回っていると聞く。 機会があれば一度きかれても損のないアルバムだと思う。 ペイジに何の許可なく発売され,怒り狂って回収に走ったというあの有名なアンダーソンシアターに於けるライブから2ヶ月後に録音されたのがこのアルバムである。 あの頃はちょうどZEPⅣが発売寸前の頃だった 演奏自体は何らZEPと変わらないところもあり,ペイジのギターを前面に打ち出しての演奏である。 この後彼等はイギリスに戻り,キースレルフとジムマッカーティーは脱退し残ったクリスドレジャも結局は脱退し写真家の道へと進むことになるのだが。あとは周知のとおり。 また録音自体,当時(1968)のことを考えるとオーディエンス録音にしてはかなり良い方である。最後に収録曲を紹介しておこう。 TRAIN KRPT A ROLLIN`/YOU`RE A BETTER MAN THAN I-HEART FULL OF SOUL/DAZED AND CONFUSED/SHAPES OF THINGS/I`M A MAN/WHITE SUMMER/SMOKESTACK LIGHTNING-BECK`S BOLERO-I`M WAITING FOR THE MAN/BYE BYE BIRD/DRINKING MUDDY WATER/ HAPPENINGS TEN YEARS TIME AGO/NEW YORK CITY BLUES/IWISH YOU WOULD-HEY GYP/I AIN`T DONE WRONG/OVER UNDER SIDEWAYS DOWN