この曲を聴け!
SANITY OBSCURE (1990年)
MyPage

SANITY OBSCURE
モバイル向きページ 
解説 - SANITY OBSCURE
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2003-09-11 21:34:00)

今までにない新しい作品を作ろうという創意がアリアリと見える作品。
多少クラシック方面の学があるのか、ワザとヘンなコードを使用し妙にクラシカルな臭いを漂わせるのが大きな特徴である。
楽曲のアレンジがヘンで、変わったメタルを聴きたいヒトは聴いてみて損なしといった感じ。びっくりするようなクサメタルっぽい曲もあり、かなり笑えるトラックがあるのはご愛嬌、一度聴くと忘れられないです。
とはいえ、クリスチャンメタルであり、作品全体に漂うクラシカルな雰囲気から妙にインテリジェンスなイメージが感じられます。




2. noiseism ★★ (2005-07-23 23:53:00)

クリスチャン・デスメタルと名乗っているが、スラッシュにしか聴こえない。
手数が多く、テクニカルなギターリフとソロは中々格好よく惹きつけられる。
曲展開も複雑であり、インテレクチュアル・スラッシュとか、あのへんの路線が好きな人なら気に入るはず。




3. 火薬バカ一代 ★★ (2008-01-03 17:31:00)

1st『EXTRACTION FROM MORTALITY』の好評を受け、ROAD RUNNNER RECORDSと契約を果たしたBELIEVERが、
'91年に発表した、ファンからも「バンドの最高傑作」と高い評価を得る2ndアルバム。
高らかに神と信仰について歌った歌詞(ご丁寧に歌詞カードには聖書の引用箇所まで表示されています)は相変わらずながら、
デビュー作という事で、初期衝動に忠実なストレートなスラッシュ・メタル色が濃厚に表れていた『EXTARACTION~』に比べ、
今回は、そこから更にリフやリズム、アレンジ、メロディが綿密に作り込まれていて、混沌としたイントロを経て、
どこか不協和音を孕んだリフが猛然と疾走を開始したかと思えば、突然、ブレイクが入ってアコギが爪弾かれる・・・
といった具合に、静と動、激烈さと叙情性、そしてドラマ性と奇妙さが渾然一体となって押し寄せるアルバム・タイトル・トラックの
①に代表される通り、いよいよバンドがその個性を確立し、本領を発揮し始めたとの印象を強く受ける内容に仕上がっている。
①以降も、②④⑦といった前作以上のスピードで駆け抜ける高速スラッシュ・チューンを要所に配して
全体の疾走感を保ちつつ、アコギのイントロからスタートする、パワー・メタル的なカッコ良さを誇る③、
後にシングルとしてリリースされた(ビデオ・クリップも作られた筈)緩急の効いた劇的な⑤、
弦楽器とフィメールVoをフィーチュアして、クラシカル且つシンフォニックに盛り上がる、本編随一の異色曲⑥、
U2の楽曲を巧みにアレンジして、BELIEVER色に染め上げている秀逸なカヴァー⑧を収録する等、全編これ捨て曲なし。
従来のスラッシュ・メタル的要素と、新たな実験的要素が絶妙なバランスでブレンドされた、まさに「最高傑作」の評価に恥じぬ1枚。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示