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CULT (2000年)
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CULT
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解説 - CULT
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Recent 50 Comments



1. xel ★★ (2003-04-25 12:32:00)

フィンランドの4人組チェロメタル集団。
METALLICAのカバーのみの1st、
FATH NO MORE、SEPULTURA等のカバーとオリジナル曲
を合わせた2ndを経ての3rdアルバム。
チェロのみにこだわった前作と異なり、パーカッション、バスの楽器も取り入れ
曲の完成度をさらに高めた。
大半がオリジナル曲で、カバーは「UNTILL IT SLEEPS」「FIGHT FIRE WITH FIRE」
「HALL OF THE MOUNTAIN KING」のみ。
激しくヘヴィな暴虐リフから、涙滲む美麗なメロディ、更には並みのギタリストもビックリの
超速ソロまでこなすチェロの満載の一枚。



2. ハルディン ★★ (2015-06-11 20:06:42)

フィンランドが誇るチェロ弾き・メタラーズによる3rdで、この頃は今と違い完全にチェロ・オンリーの4人編成だった。今まではMETALLICAを始めとする他バンドのカヴァー曲を中心にプレイしていたが今作からは自身の書き下ろしオリジナル曲で勝負。とはいえボーナストラックには「山の魔王の宮殿にて」を激烈なアレンジで調理した11、初期のMETALLICAトリビュート心を込めた12、13とカヴァー曲を収録している。

ドラマー不在ゆえにリズム周りがやや弱く感じる点は否定できないものの、一般的なチェロのイメージを覆す凶暴な歪みを利かせたリフが唸り時にはスラッシュメタルかと思うほどの凄まじい高速刻みまで炸裂する本格サウンドで、単なる話題性先行の色物臭さなど微塵も感じさせない完成度の高さ。しっかりとメタルの熱気を発しながらも、クラシカルな優雅さと仄暗い空気に包まれるようなムードがこれまた極上。

本作ではチェロ以外にも補助的にコントラバス、ティンパニ等の楽器を使用しており、いわゆる室内楽的な雰囲気を強めているのも特徴。



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