あのローマ教皇で有名な(MCでも言及してますね)、イタリアでのライブを収録したライブアルバム…っていうかそんな所でよくライブ出来たなぁ(笑) 私は何故かこのアルバムを最初聴いたとき、昼ご飯を作ってる最中だったんですがあまりの激しさに圧倒されるあまり、スパゲッティを茹でながら軽くヘドバンしてしまいました(笑) …そんな話はさておき、このアルバムではManiacが滅茶苦茶テンション高いです。流石ジャケで自分の腹部をナイフで切り裂いてるだけあります。なんか傷だらけなんですがこれって毎回やってるんでしょうか…また、「From the dark past」では前ボーカリストのAttilaがゲスト参加していて、2人で一緒に歌っているのも見逃せないポイントです。 勿論Hellhammerのドラムも凄く、「Fall of seraph」の切り返しパートではギターのメロディを見失うくらい激しく叩いてて、唖然としてしまいました。 それと、このアルバムは選曲が良いですね。 「WOLF'S LIAR ABYSS」の曲がオープニングのSE以外全曲入ってるのが堪らないです。
中期MAYHEMのLIVE盤です。 MANIACのヴォーカルはミニの時に比べると鋭さに欠ける気がしました。(といっても凄いですけど) HELLHAMMERのドラムは相変わらず凄まじいです。 タム回しが半端じゃないですね、それで安定感もあるので聴いていて気持ちいいです。 私は地獄で悪魔が演っているかの様なLIVE IN LEIPZIGの方が好きですが、 演奏を重視される方は間違いなくこっちの方が良いです。 音質も悪くなく、ドラムの音圧も十分なので聴きやすいでしょう。 From the dark pastでATTILAと共演しているのが目玉ですか。 ・・・にしてもMANIACの迫力不足がとてもとても悔やまれる・・・
自らの身体に傷をつけまくっているマニアックのジャケ写からしてブルータルですが、中身のブルータル度も半端じゃありません。 音質はそこまで良くないのですが、音圧はある方なのでヘルハマーの魔神級ブラストはしっかり堪能出来ます。タム回しの速さもはっきり分かるので、本作を聴きながら「今何があったぁぁ!!??」と驚かされることもしばしば。 マニアックのボーカルもギエギエ声だけでなく、デス声のタイプを使い分けているのが起伏があって良い。 どうもボーカルとドラムにばかり注目しがちになってしまいますが、本作ではギターとベースの仕事ぶりの凄さに改めて気付かされました。 そして注目はアッティラのゲスト参加! マニアックのMC「Attila! Come on the stage!!」の時点でテンション上がりました。呪いの声と人間失格の絶叫、それぞれが唯一無二のボーカルの共演……これはブラックメタル史上における貴重な瞬間と言っていいかも。 ちなみに、「Chainsaw Gutsfuck」を捧げられた教皇を羨ましく思ったのは私だけでしょうか(笑)?