どう考えてもこれが最高傑作!!このアルバムに対抗できるのは『JUGAR HARD PAIN』か『SICKS』くらいしかないと思います。 吉井さんの“俺"“僕"“私"という三種類の内面性を表現したという三つのバラードを始め、ダークな曲やシャンソンちっくな曲にお得意のグラム路線もあるという何ともカラフルでありながら、なおかつ素晴らしいモノクロ映画(別にテーマが被ってる訳じゃないけど、『天井桟敷の人々』とかを思い出した)のようなアルバムです。 即効性があるわけじゃないんだろうけど、聴く度に良いと思えるし、ずっと聴き続けていける作品です。