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COLOURS (1990年)
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COLOURS
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解説 - COLOURS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2002-11-16 18:03:00)

1990年3rd。フィンランド産スラッシュ・メタル。北欧ならではの雰囲気が漂う作品で、中古メタルCD盤市場で、発売当初の約2.5倍くらいの値段が付いてました。サウンド・クオリティーも高く、何よりギターの恐ろしく鋭いエッジの立った音が実に心地よい。B級スラッシュ・マニアには、応えられない作品です。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2007-09-24 22:11:00)

バイオリンやチェロを導入して、じっくりと聴かせるミドル・チューン③を収録するなど、
ますますメロディに北欧的な叙情性が感じられるようになってきた、'90年発表の3rdアルバム。
ツインGの片翼にメンバー・チェンジが起きているが、基本的にSTONEは、メイン・ソングライターのヤンネ(Vo、B)と
ローペ(G)が健在ならばそれでOKなので、大勢には全く影響なし。今回もまた前3作同様、ヒンヤリとした冷気を纏って、
ザクザクと刻まれるエッジーなGリフと、硬質且つタイトな疾走感が小気味良いスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっている。
少々地味めな内容だった2nd『NO ANAESTHESIA!』に比べ、本作はタイトに疾走するOPナンバー①から、
ラストを締めるLED ZEPPELINのカヴァー⑨まで、収録曲は何れも粒揃い。前作のような10分を越える大作は姿を消したものの、
その分、無駄なく絞り込まれたランニング・タイムの中に、しっかりと緩急の組み込まれた楽曲の数々は、
これまで以上のダイナミズムとドラマ性の高さを誇る。
特に、メロディに磨きのかかったツインGが強力なフックになっているのがポイントで、シャープな疾走感と、
流麗に切り込んで来るGソロの組み合わせが絶妙な①②⑦や、次作『EMOTIONAL PLAYGROUND』で全面開花する、
北欧の荒涼とした大地を想起させるインスト・パートを備えた⑥、そして劇的なスラッシュ・チューン⑧といった楽曲は絶品かと。
併せて、これまでどうにもノッペリと淡白な印象が拭い切れなかった、アルバム全体の構成にも、メリハリが生まれている点も素晴しい。
着実な成長の跡が伺える1枚。




3. 失恋船長 ★★★ (2015-02-20 17:21:21)

フィンランドはヘルシンキ出身の彼らが1990年にリリースした3rd。当時からフィンランドではメタルが国民性に反映されており、今作もヒットチャートに喰い込む売り上げの残しているのだとか、ポップな音楽性とは無縁なスピード感溢れるパワーメタル色の強いスラッシュバンドが普通に受け入れられる音楽的な土壌に改めて驚かされます。1stとこのアルバムしか所持していないのですが、初期の頃よりもよりメロディに磨きが掛かり北欧テイストも散見出来る仕上がり、粗暴なパワーメタルサウンドにナイーブさが加わり決めの細やかさもアップ、キレ、破壊力も供に一線級のスラッシュ系のバンドと比肩出来る内容とスケールの大きさを存分に見せつけています。個人的には曲の良さに=しない歌メロと味気ないダーティーさが好きになれないのが問題点ですが、そこを気にならない人なら存分に楽しんでもらえるでしょうね。確かなテクニックに支えられた構成力の高い楽曲は聴き応え十分です。


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