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Reroute to Remain: Fourteen Songs of Conscious Insanity
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Reroute to Remain: Fourteen Songs of Conscious Insanity

解説 - Reroute to Remain: Fourteen Songs of Conscious Insanity

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コメント・評価



101. ハルディン ★★ (2013-01-10 23:01:10)

リズム主体のヘヴィネスの大幅増強、クリーンVoやデジタルシンセの多用などのモダン化で賛否両論分かれた6th。だがこうした傾向は以前から見られたもので前作「Clayman」での流れを考慮すればそこまですごい極端な変化というわけではないと思う。全14曲と多いが、流れも悪くないし個々の楽曲もなかなか印象的なメロディが多め。リードギターの大幅減少はさすがに残念だが、5のように初期とは違ったアプローチでも相変わらずキャッチーに聴かせる技はさすが。



102. IWSK ★★ (2013-08-18 17:55:56)

In Flamesを初めて知ったのがこのアルバムです。当時よさが全然わからずしばらく聴いていませんでしたが、久々に聴いてみるとこれがまたよい。ギターソロが少なく、クリーンVoとシンセを多用した点で賛否が分かれたのは事実だ。しかし、自分はこれでよかったのではないかと思う。今でこそこのようなバンドは多くいるが、当時はなかった。彼らは時代の先を行っていたと思う。



103. 枯林 ★★★ (2013-11-06 13:01:20)

1stからのファンの方からしたら邪道と言われるかもしれませんが、このアルバムから私はIN FLAMESを聴き始めました。もちろんここから過去に遡って全ての作品を聴きました。昔のコテコテのメロデスも好きですが、やはりこの時点での最高傑作は本作であることは疑いようは無いと思います。音楽性云々は別として単純にクオリティが高いと思います。

意図的に様々なタイプの曲を収録してバラエティーに富んでいるのも特徴の一つ。散漫と言えばそうですが、このバラけ具合が絶妙なバランス。惜しいのは音質ですかね。輪郭のはっきりしないギターやぼやかし気味に録られたボーカルが残念。当時の彼らとしては実験的要素が高く確信を持てない方向性であるため、出来るだけ曖昧に取れるような録音をしたかったのでしょうか?是非リマスターしてほしいです。




104. knkngkgk ★★★ (2014-01-26 00:57:37)

多くの方がおっしゃられている通り、長年タッグを組んだフレドリックノルドストロームのもとを離れ、サウンドも「Clayman」までの典型的なメロディックデスメタルスタイルから脱却しましたが、相変わらず情緒を重んじる「In Flamesらしさ」は不変です。
これまでに比べギターメロディの音が引っ込んだプロダクションになっており、そこに不満を感じてしまう人は少なくないかもしれません。しかしこの靄のかかったようなサウンドプロダクションがこのアルバム独特の雰囲気を醸し出しています。
ただメタルバンドのアルバムに14曲というのは明らかに詰め込みすぎで全体としてやや散漫になってしまっている印象も受けますが、そこまで大きな問題ではありません。
モダン化というと一部のメタルファンにとっては聞こえが悪いでしょうし、確かに以前の作品のようなベタな「泣き」は希薄です。しかし本作を繰り返し聴いてもらえれば洗練されたサウンドの中にも米国産バンドにはない叙情味がそこかしこに塗されているのがお分かり頂けると思います。おすすめします。



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