溌剌快活な曲が並んでるが、フォリナーファンとしてはちょっと喰い足りない。 翳りが一遍も無いのだ。薄味でコクが無いというか。 どんなバンドにも旬の時期というのがあるから、もう彼らに昔のような曲を期待するのは酷なのだろうか? 年を喰ったら年輪を重ねただけの円熟味を増したフォリナーを見せてくれればいいと思うのだが。 I WAN'T TO KNOW WHAT LOVE ISの様なバラード路線で行くのだっていいと思う。 ところでこのバンドってまだ活動してるんですか?最近アルバムなんて全然出てませんよね?
FOREIGNERの中では、最高傑作。何せ、楽曲が良いし、ルーのボーカルが最も渋みを持った時期でもある。確かに、往年の超人的ハイトーンはここにはないが、その分中音域の艶は素晴らしい。「rain」「until the end of time」などは超名曲だし、そのほかの曲もルーのボーカルを堪能できる作りになっている。 シンプルな音作りも個人的には素晴らしいね。 まあ、このアルバムの前にルーが復帰してすぐに作られた、ベスト用の3曲の新曲があまりに素晴らしかったので、あの路線の曲も聴いてみたかったというのはあるけど、これが傑作であるということにはかわりはないっす!!
↑確かに2002年のライブでのルー・グラムを見た人は、彼のあまりの容姿の豹変ぶりに 驚愕してしまったことかと思います。しかし、この時のルーは脳腫瘍の摘出手術を受け やっとカムバックした後だったのです。 ちなみにルーの脳腫瘍は予定されていた来日公演の直前に発覚し、当然その来日公演は 中止となりました。 激太りは確かに年齢も関係しているでしょうが、薬による副作用であるとの話もあります。 私はこのアルバムが大好きです。非常にソフィスティケイトされた大人のロックアルバム だと思いますし、UNTIL THE END OF TIMEなどは過去の名曲群に比べても遜色のない出来 上がりだと思います。 アーティストの老いた姿を見たくないという意見も分からなくはありませんが、私はまた 彼らが戻って来てくれることを祈っています。