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Recent 50 Comments



1. Scary-K ★★ (2002-06-12 00:34:00)

ポール・ギルバートにギターを教わったという、ディック・ビワープの率いるバンドの2nd。
1stは当時ハヤリめのファンクメタル調の曲が多かったのですが、こちらはより普通のアメリカンメタルっぽくなり、返っていい印象。北欧のバンドなんですが。
もちろんビワープのプレイも高速オルタネイトピッキング&スウィープ連発で、このテが好きな人だったら満足できるはず。
シンガーはALIENやSNAKE CHARMER、MIDNIGHT SUNなどでおなじみのピート・サンドベリですが、クセのある声は好き嫌いの分かれるところ!?



2. 火薬バカ一代 ★★ (2016-11-09 23:54:07)

第一次北欧メタル・ブーム沈静化後、彼の地からは「泣き」「哀愁」「美旋律」といったこれまでのイメージに囚われない、新しい音楽性を打ち出すバンドが次々に登場しました。このスウェーデン出身の4人組もそうした流れの中からデビューを飾ったバンドの一つで、1st『FUNK’D RAPT’N TRASH’D』ではタイトル通りギンギンにファンキーなHMを披露。それだけなら完全に興味の範疇外だったのですが、ニュー・シンガーとして「メロハー・シーンの渡り鳥」ことピート・サンドベリが加わった′94年発表のこの2ndアルバム(国内盤は、当時優れたメロディック・ロック作品を積極的にリリースしていたBRUNETTE RECORDSから発売)では、従来の歯切れの良いノリや肉厚なグルーヴを活かしつつも、よりメロディアスで洗練されたサウンドを聴かせてくれるようになりました。
中でも、ポール・ギルバートに師事していたというディック・ビワープ(バンド名は彼の名に因む)のG.I.T.仕込みのGプレイと、ピートが歌うフックの効いたメロディとが快活に駆け抜けていくキャッチーな③は、思わず「おっ」と声が漏れる本作のハイライト。
正直グルーヴィな楽曲においてはピートのウェットな声質は少々不似合いというか、「無理してる」感が漂うのですが、それでもバラード⑥⑪や、メタリックな疾走ナンバー⑫、ギタリストの出自を物語るようなSHRAPNEL風インスト曲⑭があったりと、バラエティに富んだ曲作りの巧みさのお陰か、(ストライク・ゾーンど真ん中の音楽性ってわけでもないのに)最後まで飽きることなく楽しめましたよ。良心的メロディック・ロック・アルバムです。



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