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聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる (1985年)
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聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる
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解説 - 聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる

魔暦紀元前14年(1985年)9月21日、FITZBEATより発布された第一大教典(1stアルバム)。地球デビュー盤。
1982年12月末、早稲田大学フォークソング部にてダミアン浜田地獄皇太子殿下(浜田功)を中心に母体となる『は、は、は、は、浜田さんバンド』が結成された。その際、とある二名にボーカルのオファーを行ったが断られ、自身のマネージャー的な役割を務めていた後輩のデーモン閣下(小暮隆)から「私では駄目なんでしょうか?」という申し出を受けた際、「もぉちろんいいよ!」と参加を快諾、デーモン閣下の加入を決定。ベースにはゾッド星島(星島裕樹)が加入。また、プロミュージシャンとしてデビューしていた先輩であるエース清水長官(清水大介)に「清水さん清水さん、ドラム叩きまへんか?」と誘って加入してもらう。
その後、ダミアン浜田作曲の「悪魔組曲」の設定に合わせ、バンド名を聖飢魔IIに改称。その設定の基礎を作り上げる。聖飢魔IIの設定の基礎はデビュー後において整合性を取るために追加された設定や、改変された設定などを除き、ほとんどダミアンによって作られた。バンドの創始者がメジャーデビュー直前にバンドを去るというアクシデントにも関わらず、リーダーの座を託されたデーモン閣下や構成員によってダミアンが設定したバンドとしての聖飢魔IIのコンセプトは長らく保たれた。のちに魔女RYO子嬢がキーボーディストとして参加(第二期まで在籍したが、1ヶ月程度で脱退)。この時期が第一期聖飢魔IIとされる。
1983年9月 - 10月にかけて、第一次悪魔事異動が行われ、エース長官は一度脱退し、二代目ドラマーとしてジード飯島大将が参加、第二期聖飢魔IIとなる(1983年9月 - 1985年3月まで)。
1984年3月、結成1周年を記念して行われる予定だったミサは、ダミアン殿下の突然の帰獄のため急遽『聖飢魔II解散ミサ』となった。しかし解散が決まる前に応募していたコンテストに勝ち進んでいたことを理由に、何とか存続している状態が続くことになった。残されたデーモン閣下・エース長官・ジード大将は、後の構成員Sgt.ルーク篁III世参謀とともに紫馬肥という新たなるバンドの活動を始めていたが、その直後にダミアン殿下が1年の猶予で復帰したことにより、解散は撤回された。その後、ダミアン殿下からデーモン閣下に統帥権の移行・即ちリーダーの交代が漸次行われた。 1984年6月、マツダカレッジサウンドフェスティバル(MCSF)に出演。このとき見に来ていたソニー付けのプロデューサーである(尾崎豊などの担当でもあった)「サテュロス」丸沢和宏が聖飢魔IIを目に留め、CBSソニーのオーディションに誘っている。 エース長官は第二期聖飢魔IIでは初代ドラマーからギタリストに転向して再参加、再脱退。1984年8月、エース長官再脱退後に一時期参加していたジャントニオババヤシの後続のギタリストとして、再々参加する 1984年9月頃、CBSソニーのオーディションで決勝まで駒を進め特別賞を獲得。やがて地球デビューが決まる。
1985年2月18日、王位継承ミサによりダミアン殿下脱退。後継ギタリストとしてガンダーラ・サンゲリア・チグリス・ユーフラテス金子が参加した。ジード飯島もこの時期に脱退し、後続のドラマーとしてジャギ古川(古川徹)が参加。ジャギ古川の在籍した3ヶ月ほどの期間が第3期聖飢魔IIとされる(1985年3月 - 1985年6月まで)。この時期地球デビューに向けたオーディションの結果、1985年6月にジェイル大橋代官とライデン湯沢殿下が加入した。この悪魔事異動により、地球デビュー構成員が固まる。これが第4期聖飢魔IIとされる。

以上のように、デビュー直前まで繰り返された悪魔事異動により、レコーディング時に技術的な問題が生じることになった。そのため、本経典はデーモン閣下以外の、ギター、ベース、ドラムパートは同じ事務所である渡辺健率いるPRISMというバンドが演奏している。プロデューサーも渡辺が務めている。
酒井康(当時BURRN!編集長)より「技術はあるのに邪道に走ってしまった」などの理由で史上最低の0点を頂戴したが、これには本人たち自ら演奏をしていないという点が逆鱗に触れたためという噂も立った(BURRN! 1985年11月号)。しかし売上枚数はデビュー盤にして日本のヘヴィメタル史上初めて10万枚を超える。ちなみに、ジャケットのキャンドルはデーモン閣下の私物である。

プロデュース:渡辺健
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. IMOGAN ★★ (2002-05-24 23:13:00)


「地獄の皇太子」「ROCK IN THE KINGDOM」「悪魔組曲作品666番ニ短調」と代表曲ズラリの1stアルバム。
収録時間は短いのでミニアルバム的な扱い。
ただ、正直言えば、上に挙げた3曲はどれも再録音されていて、そっちの方がイイ。
4枚目まで続いたエンディングのお遊びがオカシイ...




2. 秀哉閣下 ★★ (2002-08-12 18:52:00)

悪魔が来たりてへヴィメタる じゃん??



3. IMOGAN ★★ (2002-08-15 07:54:00)


↑修正していただきました。
そうそう、このアルバムは某B!誌のレヴューで史上初の0点を獲得した作品でもあります。
担当したのは前編集長。ここでのレヴューでもこのヒトは音楽を論じてません(インギー1stと同様に、ね)。




4. ホーデン ★★ (2002-08-16 10:22:00)

いろいろ聴きあさってからこのCD買いましたが、
妙に演奏が2ndよりこなれてる感じがして気持ち悪いです…。
それでも、「魔王凱旋」や「X・Q JONAH」が聴けるのは
このアルバムだけなので買いですね。



5. おじさん ★★ (2002-09-10 00:17:00)

まだアマチュアの時?に初めて大阪のバーボンハウスに来た時見たけど、そら凄かった!
怖いやら、おもろいやら、衝撃的やった。当時このアルバムは、バックミュージシャンが
レコーディングしたとの噂があったんだよ。



6. お肌の手入れは入念に ★★ (2002-11-29 23:06:00)

↑噂じゃなくて事実です。
でもってB!誌前(初代)編集長のK.S氏が0点とした理由もソレじゃなかったでしたっけ?



7. ローランDEATH ★★ (2003-05-10 01:35:00)

BURRN!における0点の評価は、単にその強烈な個性ゆえに先入観が先にたち、よく中身を聴かなかったがための結果であったと思う。「改めて聴くとなかなか良い」ような記事が昨年(だったか?)掲載されていたと記憶する。私は、ダミアンが書いた曲が中心のこの作品が最も素晴らしいと思いますな。



8. お風呂 ★★ (2003-08-30 23:45:00)

捨て曲無しの名盤。
BURRN!のアホ。



9. あお ★★ (2003-11-30 20:49:00)

これが噂のアルバムですね!
持ってはいたけど実はあまり聴いていなくて、でも最近ちょっとだけ聴いてみました。
デビュー作ってことで、この頃の閣下の声はとても高い声ですね~。
それにしても聖飢魔IIって、何回か構成員が代わっていますが、
解散まで演奏も素晴らしく上手になって成長がよくわかるバンドだと思っています。
このアルバム、ダミアン浜田殿下の音楽的個性が表れている一枚ですね。




10. せーら ★★ (2003-12-14 18:09:00)

これぞ永遠のメタルバイブルである!!ムハハハハ!!!(by閣下)
BURRN!誌で0点という最高の栄誉を獲得した聖飢魔Ⅱのデビューミニアルバム(85年)。
もうとにかく「魔王凱旋~地獄の皇太子」と「悪魔組曲 作品666番ニ短調」があり得ないほどに素晴らしい!!!これ聴かずに地獄に行くなぁ!!!
BLACK LISTのテイクもカッコイイですが、やっぱりオリジナルだな~。
ヒドい中毒性を持ったアルバムで、毎度毎度「地獄の皇太子!!」と絶対一緒に叫んでしまいます。リピート再生なんか当たり前。
これは絶対に聴いた方がイイですよ。ホント死ぬ。




11. QBC ★★ (2004-02-19 04:43:00)

RockInTheKingdom...
この曲は、日本ヘビメタ至上最強の楽曲だ。



12. Killer-FASCIST ★★ (2004-04-17 01:21:00)

殿下の宝刀。



13. フライングV ★★ (2004-06-24 11:12:00)

横溝正史!『悪魔が来たりて笛を吹く』。 ドロドロとおぞましい殺人事件の名作!
聖飢魔Ⅱ!『悪魔が来たりてヘヴィメタる』。ドロドロとおぞましい姿で奏でる正統派ヘヴィメタの名盤!(笑)
ツインリードギターがかっこいい『地獄の皇太子』、『STORMY NIGHT』、『KILL THE KING GHIDRAH』、『ROCK IN THE KINGDOM』。
どれも間奏のギターソロがいいね。メロディーセンス、リフ抜群。
悪魔の哀愁を感じる?『X・Q・JONAH 』。どこか切ない曲ですね。
どこかで聞いたことある?メロディーラインのリフがかっこいい『DEAD SYMPHONY』。
エースもいいけど、ジェイク・E・リーではなくジェイル大橋がまたいいね。




14. JOE吉田(札幌) ★★ (2004-06-25 18:26:00)

デビュー直後に大阪キャンディーホールのLIVEいったけど、10曲くらいで持ち曲が尽きてしまった。アンコールをしたが、閣下が「もう曲がないのだ・・・」という情けなそうにMCしていた。



15. SKB ★★ (2004-08-16 01:38:00)

地獄の皇太子、新録よりもこちらの方がエンディングでの閣下の高音が綺麗でよい。
ただ、全体的には少々今イチ。音的、曲的にも80年代っぽい。



16. すずめ ★★ (2004-11-12 14:39:00)

意見ではなくて情報なんですが、ここの主旨とはずれてたらごめんなさい。
B!誌のレビューです。
面白い、楽しい、笑える—でも、それは、結局、HMに対する侮辱だと思う。完全に色物だ が、当然、ファンもつくし、興味を示すプレスもあるだろう。しかし、それが一体どれくら い続くのか?もし、洒落でやっているとしたらこれほど人を馬鹿にしていることはない。こ
ういう新人を出すレコード会社の人間も最低である。奴らはHMのことを真剣に考えてはいな
い。頭の中は"商売、商売、金、金、金……"。頭がいいのに悪事に使ってしまう愚か者と
同様、技術はあるのに邪道を走ってしまったこのバンドにインテリジェンスを求める僕が悪
いのか……。真面目にやってるバンドが可哀いそうだ。宛名の書き方も知らない無作法なス
タッフもバンド以上に情けない。F..k Off!! (酒井)
(BURRNIN' VINYL VOL.1 より)
後に酒井さん自身やりすぎたと言っていたらしいとYAHOO掲示板でしりましたが、確かに凄い内容ですな。
私が聞いた感想としては、地獄の皇太子の歌い方がかなり他の経典と違っていたのに戸惑いました。X・Q・JONAHはよいです。



17. b-rose ★★ (2004-11-15 23:47:00)

↑ B!誌のレビュー、そこまで辛らつだったんですか…
きっとそのレビューを書いた当時は、機嫌が悪かったんでしょうね。^_^;
…経典の感想は、デジタルリマスター版を出してほしいです。本当に名曲ぞろいですね。
個人的には「KILL THE KING GHIDRAH」が情熱的で好きです。
時間が短いせいか、余計に内容が凝縮されているように感じます…



18. トリロジー ★★ (2004-12-27 17:28:00)

ついでに、「バックミュージシャンが演奏していた噂」についてですが、「事実です」と断言してる人は何を根拠にそういっているのでしょう?
その噂は有名ですし、かつては具体的に演奏していたミュージシャン名まで上がっていましたが、所詮は「噂」にすぎません。
確かに、このアルバムのドラムなどは極めて“ライデンらしくない"叩き方がされており、違和感はあります。本悪魔も「最初のツアーの頃は(実力的に)ヤバかった」と回想するなど、決して上手いドラマーではなかったことは確かなようです。
しかし、そもそもライデンは、聖飢魔Ⅱのデビューが決まってからオーディションで選ばれた構成員であり、レコーディングもできないほどの技量だったとは考えられません。これは、同じくオーディションで加入したジェイルも同様です(しかも、このオーディションの時の対抗馬はルーク)。エースに至っては、聖飢魔Ⅱでのデビュー前から既に某大御所ボーカリストのバンドでプロのギタリストとして活躍していたわけですから、何をかいわんやです。
解散時には誰もが認める超・技巧派(特にリズムセクション)バンドになっていたことですし、今更どちらでも(たとえ他人がプレイしていても)よいのですが、根拠もない「噂」をまことしやかに流布させるのはやめてもらいたいですね。



19. TOKI ★★ (2005-01-07 02:29:00)

B!誌のレビューは随分厳しいなー。てかレビュー書いた人にツッコミたいんだけどさーレコード会社が金・金になるのはある程度しょうがないことじゃない。
だって売れなきゃ食べていけないんだから。
綺麗事で飯食えるなら誰も苦労しないよw



20. 勇者まるこ ★★ (2005-02-06 00:32:00)

はずせない大教典
閣下の声が物凄く高くて奇麗です!
とにかく、聞きましょう!



21. chos ★★ (2005-06-06 02:49:00)

酒井氏もあれは雑誌で書くことじゃないだろw
未だにB!誌の偏った極右的感覚は理解できん。
さて、バックバンドの話ですが、事実です。
本人が言ってますし、直に聞いてます。
(メンバーであるA氏と1stのバックを務めたプリズムの和田氏両者から)
これに関しては噂というには事実が広がり過ぎてるのでしょうがないですね。
本人たちが公言しまくってますから。
私のように直接聞いた人も多いはずなので、ちょっとネットで検索すれば色々分かるのでは?
というか、本当に信者ならあの演奏が本人か別人か分かりそうなもんですが。
ダミアン殿下作曲のある意味カヴァーで本人作曲ではないにしろ、いくらなんでも
一発で分かるほど個性的なA氏節やジェイル節が全くないんですからね。
ずっとおかしいなとは思ってたんですが、和田氏が「あーあれは俺だよ」と言ったのを聞いて納得。
A氏が「うん、そうだよ」とアッサリ認めて安心したものでした。



22. s.h.i.(@某大学) ★★ (2005-06-06 11:06:00)

バックバンドの話。ふむ、たしかにそうですよね。
というか、正統派Metal史上最高クラスの激烈な演奏能力が発揮されてる本作は、演奏のクオリティの面では、少なくとも80年代のこのバンドの諸作のどれと比べても、圧倒的に上でしょう。音質の悪さのせいでわかりくくなってるのかな~、とも思いますが、これはちゃんと聴けば一聴瞭然なのではないでしょうか。
(「Rock in the Kingdom」のソロ部分を『WORST』のヴァージョンと比べたりすればイッパツでそう思えますよ。)



23. 中曽根栄作 ★★ (2005-07-28 22:33:00)

試験とBURRN!どっちが大事かと言ったら前者でしょうよ、酒井よ。
とはいえプリズムの人らも大変だな。
それを抜きにしても音は悪いし収録時間は短い。
短いにしても、30分を割るアルバムって珍しいね。
でもこれをミニアルバムだとは思わない。




24. fk ★★ (2005-09-16 06:54:00)

いい曲多いし、演奏もいい。音悪いけど。
「地獄の皇太子」「悪魔組曲」等解散するまで、
ずっとライブのレパートリーだった曲も収録されているし、
いいアルバムだと思います。
まぁ、クレジット見ると、全てのアレンジをプリズムの渡辺建氏が行っているし、
ヒントも隠されていた、という事で。




25. 破嵐 陽区 ★★ (2005-12-09 22:33:00)

聖飢魔Ⅱの記念すべきデビューアルバム!演奏力はもうちょいだが「地獄の皇太子」や「悪魔組曲」などすばらしい曲が収録されている。聖飢摩Ⅱファンだったら貴意いてみるべきかも知れない。
個人評価85点



26. 破嵐陽区 ★★ (2005-12-12 20:32:00)

今な多くの信者(ファン)をもつ日本産カリスマヘヴィメタルバンド聖飢魔Ⅱのファーストアルバムが本作である。本作はHM誌BURRNでのレビューでなんと前代未聞の0点をとってしまったエピソードはあまりにも有名だが、問題点は音楽表現もしくは歌詞などであったらし。しかし本作は決して駄作ではない。聖飢魔Ⅱの最高傑作もでは至らないがかなり良い作品だ。本作には聖飢魔Ⅱの名曲の「地獄の皇太子」や「悪魔組曲」などが収録されている。また「ROCK IN THE KINGDOM」などの傑作曲も収録されている。演奏力のほうはいまいちだが聖飢魔Ⅱファンだったら聴くべき聖盤(!?)だ。
個人評価85点(う~んもうちょいだ)



27. GYU ★★ (2005-12-25 13:42:00)

BURRN!!!のレビューで0点を付けられたいわく付きの経典であるが、それについて意見を少々。。
このレビューによって聖飢魔Ⅱは「メタルバンド」ではなく「色物バンド」として扱われる事が非常に多くなったと思う。実際にそれが嫌でジェイル代官は脱退してしまった。
そして、ルーク参謀の解散ミサでの最後のメッセージ・・・
「聖飢魔Ⅱは人と違う事、個性的である事がどれほど孤独でつらい事か僕に教えてくれました。」
恐らく各構成員は想像を絶するほどの苦悩と葛藤に悩まされていたのだと思う。しかし、
その後に続くルーク参謀のメッセージ・・・
「ちょっと勇気を出して自分の個性を発揮しようと努力しさえすればこんなに沢山の信者がついて着てくれると最後に確信させてくれました!」
是非ともBURRN!!で酷評した酒井氏に聞かせたいです。言うまでもなくこの経典は高く評価されるべき作品です。偉大なるバンド「聖飢魔Ⅱ」の原点なのですから!!



28. エース高田 ★★ (2006-01-02 01:27:00)

当時、ヘヴィメタに目覚め色んなバンドをあさっていた所に出会ったのが聖飢魔Ⅱでした。トマトジャパンという深夜番組(熊本では)で初めて聖飢魔Ⅱを見たときに(Rock in the kingdom)これだっ!!て思い早速レコード屋(当時)で予約、購入してみたジャケットにこれこれっ!!って思ったこのジャケットでした。懐かしい・・・



29. 鳴滝真秀 ★★ (2006-02-04 12:59:00)

これを聴くとBURRN!誌を信用できなくなります。これが0点ならヘヴィ・メタルを語る資格などない(暴言)。まさか酒井康氏も後々あれだけのものになるとは思わなかったにしても、これだけの暴言を吐いたんだから後で何かしらの落とし前をつけたんだろうと思う(皮肉)。
まあ、そんな勘違いはともかく、恐ろしく完成度の高い教典だ。演奏に若干物足りなさがあるが(それは今の耳で聴くからなのだが)、楽曲のすばらしさがそれを補って余りある。もちろん個性、独創性に至っては言うまでもない。(それだけに「和製MERCYFUL FATE」だとか思っていた自分が恥ずかしい)
しかし、GYUさんが書いている参謀のMCは実に感動的。そんなに悩みながらもあれだけの名作を生み続けた彼らは本当に凄いなぁ。メタルの歴史は聖飢魔Ⅱの解散で終わったようなものだ。



30. Key:Th ★★ (2006-09-02 01:48:00)

上記の書き込みにもあるように、B!誌上で0点を獲得したアルバム。
普通のバンドならヘコむであろうこの仕打ち、
・・・しかしちょっと待ってもらいたい。皆さんは彼らが“悪魔"だということを忘れてはいないだろうか。後に出たベストアルバムの名前は“WORST"であった。
悪魔にとっての“BEST"が“WORST"であるなら・・・
・・・上記のことを考慮すれば、“B!誌上で0点"→“悪魔にとっては100点"ということが証明されるはずである。すなわち、デビューアルバムにして0点というのは、悪魔にとっては非常に名誉なことではなかったか。後にも先にも、このバンドしか成し得なかった、ある意味“100点満点"を獲得した、唯一のアルバムである!!!



31. ★★ (2006-10-16 12:59:00)

閣下の声が若い!てか細い!この頃からオリジナルティは凄いの一言に尽きる



32. せいこりん ★★ (2006-11-24 20:10:00)

あのデーモン小暮が率いるヘヴィメタルバンド聖飢魔Ⅱのデビューアルバムが本作の「悪魔が来たりてヘヴィメタル」である。メタルファンの間ではヘヴィメタル系音楽雑誌の「BURRN」でもアルバムレビューで前代未聞の0点を取ってしまったが、それは音楽表現と歌詞に問題があるらしいし。ただ当時の聖飢魔Ⅱは演奏力はいまいちだったが、本作の出来が悪いというイメージは全く感じられない。そして本作には聖飢魔Ⅱの名曲中の名曲でもある「地獄の皇太子」や「悪魔組曲~」などが収録されており、「ROCK IN THE KINGDOM」は名曲中の名曲ではないが初期の名曲の一つだ。多少不満があるが聖飢魔Ⅱファンだったら絶対に聴け!
今回の評価85点(まぁこんなもんだろう・・)



33. どんちっち ★★ (2006-12-07 11:53:00)

このバンドのいいところは、骨太のちゃんとしたハードロックの中に、オドロオドロした悪魔っぽいフレーズがあるところだと思う。ルークになってからは全くだめです。
やっぱりダミアン浜田さんは天才です。



34. Dr.Strangelove ★★ (2007-03-21 12:30:00)

ROCK IN THE KINGDOMは隠れた名曲。
地獄の皇太子も収録。
これに0点付けたレビュアーは頭がおかしい。




35. いつもとおなじ ★★ (2008-03-30 23:02:00)

聖飢魔IIが蝋人形で出てきたとき、なにこのイロモノと歯牙にもかけなかった。
87年の2月頃、同級生でヘヴィメタ好きなのから無理やり貸されたのがこのアルバム。
いやいやかけてみたら・・・
自分が聖飢魔IIに対して抱いていた悪いイメージが崩れ、
笑えそうて笑えない殿下の世界観と閣下の歌唱とMC、
楽曲のあまりの凄さにぶっ飛んで、
めっちゃくちゃ聞き込んで、
一気に当時出ていた小、大教典全て買い揃えてしまった。
聴いてどう感じるかは人それぞれだが、
これちゃんと聴いて0点付けたのなら、
それは信じられないくらい見る目がないと思う。



36. 火薬バカ一代 ★★ (2008-08-09 20:51:00)

現在よりも、ヘヴィ・メタルという音楽様式にファンが強い拘りを持っていた(=洒落が通じない)時代に、
早過ぎるデビューを飾ってしまった為、BURRN!!で0点を獲得する等、かなり手厳しい評価を受けた事で知られる
聖飢魔Ⅱの笑撃・・・もとい、衝撃の1stアルバム。
後期・聖飢魔Ⅱと比べてしまうと、サウンド・プロダクションは冴えないし、実力派Voとして鳴らす
デーモン小暮閣下の歌声も、まだまだ青さを残しているしで、初めて本作に触れた時は、
正直なところ「何だかチープだなぁ」との印象を受けなくもなかった・・・が、しかし。
聖飢魔Ⅱの創始者にして、デビュー時には既にバンドから脱退済みだったダミアン浜田殿下が手掛けた、
ドラマティック&サタニック、且つ笑えるHMナンバーの数々は、0点どころか非常に高得点モノのクオリティを誇っており、
特に、聖飢魔Ⅱの代表曲の1つと言うべき、序曲①を経て幕を開ける疾走チューン②(この曲のみ閣下が作曲を担当)や、
本編のハイライトを飾る、全6楽章からなる悪魔組曲⑥は、様式美HMファンなら必聴の名曲と断言できる出来映え。
ちなみに両者は、後にリ・レコーディングされてベスト盤『1999 BLACK LIST 極悪集大成盤』にも収録されたが、
カッコ良さ大幅増の前者はともかく、後者は、最も愉快な最終楽章“BATTLER"がカットされてしまっているので、
ベスト盤を聴いてこの曲が気に入った人は、本作のチェックも怠らないように宜しく。




37. スラリン ★★ (2008-09-14 21:40:00)

当時ジャパメタならなんでもかんでも聴いていたので、このアルバムも色物バンド
の企画物だと思いつつ迷わず購入。1曲目、2曲目……と聴いていくうちに……
これは将来日本を代表する最強のメタルバンドになる!いや、既に最強なのでは!
と確信した。最高の演奏テクニック、すばらしい楽曲、硬派なアレンジ、スリリングで
手に汗握るギターバトル。こんなスゴいバンドは観たことも聴いたこともない!
いったいどこにこんなバンドが眠っていたのだ!今すぐ世界ツアーができるレベル
じゃないか!!と驚愕。
急いでライブをチェックし、近所の大学の学園祭にシェイカーと一緒に出演するのを
発見。
シェイカーのライブが終わって観客数が1/3くらいに減ってしまった会場で、
「ふふふ、ここで帰ったヤツらは、あとで一生後悔するぜ。これからが本番
なんだよ!」とほくそ笑みながら待っていたら、、、
曲が始まってしばらくしないと、どの曲なのかがわからないくらいにヘタクソ
なバンドだった。。。。(笑) マジで、「これって聖飢魔IIのコピーバンドなのでは?」
って思ってしまったくらい。いやー、ホントにひどかった。
その後、いろいろと紆余曲折を経てまあなんとか形にはなったけど、ただこの
アルバムを超えるものが出たかといったら、素直にYesとは言えない。後に出たリテイク版も
きれいにまとまってしまっただけの打ち込みみたいなハードロックになってしまったし。
この頃の聖飢魔IIが本当に懐かしい。あの衝撃は今でも忘れられない。



38. 失恋船長 ★★ (2008-10-01 22:11:00)

BURRN!酒井氏の逆鱗に触れ雑誌のレヴューにて0点を取ったアルバムです
彼らのこの後もこの評価の元にメタルファンからは厳しい扱いを受けたのではないでしょうか?洋楽至上主義、ならびに特異なキャラがメタルへの冒涜と感じたのでしょう
個人的にはKISSのメイクをカッコイイとは思わないし80年代のアーティストがスパッツにメイク姿だったのを真似たいと思わない人なので、作品に対するバッシングよりも存在に起因するものは受け付けない主義です。ですのでこのアルバムは様式美然とした楽曲が収録されている好盤です。とりわけ組曲は面白かった、先人達のイメージを上手く利用しているアレンジも見逃せません、名曲「地獄の皇太子」を聴くために購入してもメタルファンなら損はしないかと思います。因みに僕も彼らの作品を真っ当に評価したのは80年代後半からです
聞かず嫌いや先入観は良くないと本当に思いましたね




39. ペペロンチーノ ★★ (2018-02-27 13:41:12)

聖飢魔IIの初期の教典どれにも言える事なのですが音が悪い…
どうしてももこもこした感じがします
ですが曲はカッコイイ!!
悪魔組曲、地獄の皇太子、Rock in the Kingdomは先に活動絵巻での演奏で聞いていたのでかなり印象が違いました
閣下の声が高い!若い!
説法は昔から迫力満点です



40. スラリン ★★ (2020-05-08 18:05:10)

ちなみにB!誌では、0点レビューの翌月号の巻末スコア特集に
Rock in the Kingdom のバンドスコアが載りました。
曲名の下に書かれていた一行紹介文は、確か「悪魔が作った本格ヘヴィーチューン!!」

それを見て「やっぱり編集部にも評価しない人もいれば、する人もいるんだな」と思ったのを思い出します。


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