前作、Anthems To The Welkin At Duskと比べてモダンな作風で聴きやすくなりました。 メロディーが耳に残りやすくなっていますし、展開もさほど難解ではないです。 しかしそれでもブラックメタルらしきおどろおどろしさは健在です。 そして驚いたのがクリーンの歌唱力の高さです。 散々逝かれ狂ったシャウトをしておきながらThe Source Of Icon Eのようなロブ・ハルフォードばりの高音が出るとは… その声質にもかなりの荘厳さを感じます。凄いボーカリストだ! ただ、とても完成度が高いアルバムだとは思うのですが… この音質がとても苦手で、聴いていたら疲れてくるのが惜しいです。 音割れのような高めのノイズが左右でミシミシいってるのが耐えられない…。 音質が良ければ、多分Anthems To The Welkin At Duskより好きになれたかもしれません。