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IN HEARING OF (1971年)
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IN HEARING OF
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解説 - IN HEARING OF
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹 ★★ (2001-11-12 22:52:00)

カール・パーマーが在籍したバンドとして有名だが、むしろ彼らがハードロック寄りの
音楽性を示したのは2nd以降の作品においてである。
この3rdアルバムはピアノを前面に押し出し、すこぶる緊張感を与えている。
まるで、聴く者と演奏者の戦いであるかのようだ。シングルは商業主義の恥と呼ばれた
遠い過去の時代を象徴したアルバムである。
キーボードが好きなら、聴くべきグループのひとつである。



2. 失恋船長 ★★★ (2017-12-17 12:44:02)

前作ではダークでへヴィな面を際立たせた英国ロックサウンドを打ち立てた彼ら、そのオカルティックなハード&へヴィな古典ロックの響きには畏怖の念を抱かせるような伝統と格式にまとわりつく緊張感がみなぎっていましたが、今作は専任シンガーにピート・フレンチを加え新たなる方向性へと舵を切っています。
勿論英国のバンドですからね、晴れやかな能天気さは皆無ですが、ピアノが主導権を握り進行していくという革新的な手法のハードロックサウンドを披露する①、その流れを損なわない、ブラスロックなジャージーさとグルーヴィーさが絶妙な絡みを見せる②、ピアノをバックに歌い上げるジャジーなバラードタイプの③、緊張感溢れるジャズフィーリングを生かしたハードロックなインストナンバー④うねりを上げるへヴィグルーブと重さとハモンドによるバトルは必聴でしょう。
このように前作とは明らかに違う方法論ではあるが、これもまた英国伝統のロックサウンドとして、前作同様押さえておかないといけない名盤ですね。スローナンバーだがDPを彷彿とさせる⑤、ハードなロックチューンが欲しい人にはハードなオルガンとワイルドなギターが絡む⑥とバラエティに富んだ楽曲が収録されていますよ。
多彩な鍵盤プレイに彩られた作風ですが、このカッチリと纏っている中でもルーズな色気を発散するリズムプレイに旨味は相当な味わいがあるし、ジミ渋なギターだが、シンプルなコード進行の中でも要所にギラリと光らせる技をもっており、楽曲の旨味を膨らませていますよね。



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