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WHEELS ARE TURNIN' (1984年)
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WHEELS ARE TURNIN'
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解説 - WHEELS ARE TURNIN'
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Recent 50 Comments



1. やまねこ ★★ (2001-10-05 13:12:00)

84年作。アルバムは、全米7位記録。
プロデュースは、Kevin、Gary、Alanが担当してる。
前作GOOD TROUBLE、その前のHI INFIDELITYを継承した路線。
ポップで、メロディアス、わかりやすさは、相変わらずで、
REOの中でも代表作のひとつではないか、と感じさせる出来。
REOロックンロールとでも呼びたくなるI Do' Wanna Know、
ロマンティカ・バラードのOne Lonely Night、
いかにもGaryが創りそうな骨太HRのGotta Feel More、
そして、80年代を代表する屈指のバラードCan't Fight This Feelin'
と佳曲を挙げるときりがない。Can't...を聴いた時は、感動しました。
アルバムからは、4曲がTOP40にランクされたのも納得!
80年代、輝かしかったREOを象徴するアルバムである。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2023-03-24 00:20:27)

新人演歌歌手ばりのハード・スケジュールで全米津々浦々をツアーして回った努力が実を結び、9th『禁じられた夜』(’82年)とシングル“涙のレター”のメガヒットでトップ・バンドの地位を確立した苦労人バンドREO SPEEDWAGON、’84年発表の11thアルバム。
件の『禁じられた夜』があまりに売れまくったため、それ以外の作品の影が薄くなってしまった感が無きにしも非ずな彼らなれど、本作だって完成度の高さでは決して引けは取りません。70年代の泥臭さを払拭し、洗練されたメロディアス・ロック路線を引き続き追及しつつ、ゴキゲンに弾むロックンロール①④や、レゲエのリズムを取り入れた③等、前半には比較的明るいノリの楽曲が並ぶため「ああ、そういうバンドね」と思われるやもしれませんが、それは早合点というもの。エネルギッシュな曲調に胸をキュっと締め付けるメロディが絡む④が物語る通り、明るさの中にもどこか郷愁をそそる哀愁のメロディを忍ばせる手腕がこの時期の彼らの真骨頂。ケヴィン・クローニンのエモーショナルな歌声が胸に沁みる全米№1ヒット・チューン⑥(邦題は“涙のフィーリング)や、ゲイリー・リッチラスの泣きを帯びたGが唸りを上げる⑦といった逸曲はもとより、ピアノ好きの身としては、Key奏者ニール・ドーティの華麗な鍵盤捌きが存分にフィーチュアされた⑤⑨を強力に推していきたい所存。ノスタルジックな哀愁を湛えた前者における小粋な抒情性を増幅する演奏、そしてアルバム表題曲でもある後者のクライマックスで炸裂する流麗なピアノ・ソロは一聴の価値ありですよ。
実は『禁じられた夜』よりも聴き直す頻度が高かったりする1枚。入門盤としてもどうぞ。



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