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GRACE UNDER PRESSURE (1984年)
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GRACE UNDER PRESSURE
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解説 - GRACE UNDER PRESSURE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. クーカイ ★★ (2001-09-23 22:07:00)

'84年発表。12作目。
前作『SIGNALS』を契機としたテクニカル・ハード・ポップ路線が、更に発展した作風となっている。ただ本作の特徴はそれだけにとどまらない。全体的なトーンが暗いのだ。それはグランジロックなどに見られた内省的なものではなく、宇宙の深淵をのぞき込む時に感じる戦慄に似たものといえる。
そうした音づくりはもちろん詩世界と連動している。1曲目「DISTANT EARLY WARNING」(彼方なる叡智が教えるもの)が本作の表現するものを代表している。
他にも3曲目「RED SECTOR A」は"警鐘"ともいえる詩世界が展開しており、緊張感溢れるメロディとスピード感は本作でも随一である。
本作はRUSHの全カタログ中でも異色作として位置づけられようが、彼ら独自のポップ感覚の切れ味はますます冴えわたり、プログレッシヴかつハードポップなHRの名盤であることは疑いない。




2. やまねこ ★★ (2002-05-31 11:04:00)

本作は、前作以上にポップな印象を受ける出来となっている。
前作で大胆なシンセの導入を果たしたRUSHが、
さらにシンセを前面に出してきた印象を受ける。
ただ、前作と比較して音の質感は、無機質な、機械的な暗さ
といった印象が後退し、ライトで、躍動的な曲想が前面に出ている。
また、POLICEのようなレゲエ風のリズムを導入し、
当時の時代の背景が感じられる。
Red Sector A、Distant Early Warningは、本作からの排出した
RUSHのクラシックスである。




3. metron ★★ (2003-03-10 01:08:00)

最近このアルバム買って以来毎日聴いてます。
ヤバいです。最初から最後まで一気に聴かせてくれます。
RUSHのアルバムは10枚以上聴いたけどこのアルバムが今のとこ一番好きです。



4. かふぇ ★★ (2003-03-27 02:36:00)

シンセがかなり前面に出たポップなアルバム。
Red Sector A, Enemy Within, Between the Wheel
などがおすすめ。



5. でこ ★★ (2003-05-04 12:08:00)

空間の持つ浮遊感とエッジの効いたギターのコントラストを駆使し、時代の趨勢を見失うことなく、コンセプトに基づいた大仰な展開といった「過去の方法論」から完全に脱却をはかった佳作。ボトムを支えるビートは、呼吸の乱れを抑止させるが如くシンプルに「時」を刻み、しかし
決して無機質な表情を浮かべる訳でなく、影のように自身の進むべき未来への指針を定めているようだ。



6. ライキチ ★★ (2003-05-22 23:52:00)

ポップと言えばポップだが、ハードと言えばハードでちょいとカテゴライズしにくいですね。
84年作品だがサウンドプロダクションがかなり良いと思います。84年と言えばまだCDもなかった頃でしょう。シンセも発展途上だったろうし。その時代にこの音質はかなり良いと思いますね。この頃のメタルCDと比べたら音質の違いが明らかだ。インテリジェンス!




7. わるあがき ★★ (2003-06-02 03:22:00)

20年程もたつのか.....
当時毎日2回は聴きました。今聴いてみても、まだ新しい発見があります。



8. おのかつ ★★ (2003-09-04 21:16:00)

このアルバムが発表された後、来日しましたね。僕は福岡で当日券買って入ったのに、6列目で観られました。変拍子もモノともせずのりまくる外人達が印象的でライヴも最高でした。



9. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-12-11 22:41:00)

前作の延長線上の作りですがより、一般的ロックファンにもわかりやすく聴きやすいアルバムですね。
シンセも大げさだし、これまでの変則リズムもかなり後退しているので
難解なロックは苦手だって方にはこの作品から聴くのがお勧めかもしれませんね。




10. レミーのアンドロゲン ★★ (2004-06-20 02:20:00)

僕はこのアルバムはニューウェイブ感覚だと思う。シンセやギターそしてスピード感などが。「彼方なる叡知が教えるもの」「レッドセクターA」「赤色の映像」「ボディーエレクトリック」なんかは、デュランデュランやウルトラボックスなどのニューロマンティクスに通じるものがある。ニューウエイブディスコとプログレをミックスしたようなディスコ感覚のロックにラッシュ特有の理系の小難しい歌詞の絶妙さがいい。



11. レミーのアンドロゲン ★★ (2004-06-21 02:58:00)

付記 「レッドセクターA」で披露した彼らの妖艶な魅力がいい。初期のハードロック時代とは大違いだ。ニューロマンティックス調のディスコっぽい曲をやるラッシュもデュランデュランやウルトラボックス、サイケディックファースに負けじと中性的で美しい。いろいろな演奏ができる器用な連中だ。彼らは。おっと「アフターイメージ」や「キッドグラブス」はDEVOっぽいかも。



12. 鉄鉢 ★★ (2005-05-13 09:29:00)

キャリアの長~~~いバンドですね。
確かにRUSHの傑作は 「PARMANENT WAVES」 や 「MOVING PICTURES」 「2112」 あたりで間違いないと思うのですが、・・・やっぱり少し難しいんです。
でもコレはとても聴き易いアルバムですよ。売れ線を狙ったのかな ? と勘繰ってしまったりもするんですが。
(・・・もっとも日本と比べて、元々海外ではRUSHはバカ売れしてますが)
暗いけれどポップ。深いけれど柔らかい。何とも抽象的ですが僕にとってはそんな印象のアルバムです。




13. Dr.Strangelove ★★ (2007-06-29 19:34:00)

俺の周りのプログレファンには大不評のアルバム。
曰く「日和った」だの「売れ線狙い」だの・・・
しかし聴いてみたらメチャ傑作だった。
ポップ=日和ったというわけではないことを改めて思い知った。
お薦め。



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