1995年4月4日、Virgin Records/Century Media Recordsよりリリースされた5thアルバム。
Metallicaとの仕事で知られるFlemming Rasmussenをプロデューサーに起用してレコーディングされた。
2nd以降毎作ゲスト参加していたKai Hansenは今回参加していないが、Pretty MaidsのRonnie Atkinsがゲスト参加している。楽曲の構成やアレンジは複雑さを増しており、Hansi Kürschによれば、タイトル曲「Imaginations from the Other Side」を書き上げるのに8か月を要したという。また、アルバム全体の雰囲気は軽いトーンのメロディが主流だった初期の作品に比べて、重く暗いものに変化してきている。
レコーディングの途中、André Olbrichの指に問題が生じたため、ギター・パートの録音を一時中断することとなった。収録曲「Bright Eyes」は、その間に新しく書き下ろされた曲である。
日本の初回盤CDは、ボーナス・トラック2曲が追加されていた。そのうち「The Wizard」はUriah Heepのカヴァーで、後にコンピレーション・アルバム『The Forgotten Tales』(1996年)にも収録されたが、2007年に発売された本作の再発CDからは外された。
Rock Hard誌は2005年、今作を『The 500 Greatest Rock & Metal Albums of All Time』において、No.373に選出している。
Recorded:August 1994 - March 1995 Sweet Silence Studios, Copenhagen, Denmark
Producer:Flemming Rasmussen