88年発表の2nd。 一つのムーブメントにあってこうゆう3~5番手あたりにつけているバンドがどんな作品を出せるかで、そのムーブメントの質を測れると思うけど、この作品なんかが正にいい例ではないかと思う。 METALLICAの直系のようなイメージでデビューした彼らだったが、ここではMETALLICAとはちょっと違い非常にコンパクトでスピーディーな楽曲を聴かせてくれている。“Into The Pit"なんかがその最たる例だろう。「切れがいい!」と表現できるこの作品に当時の全体的な隆盛を感じる事ができます。名盤です。
ヘヴィメタルに不可欠のグルーヴ感と、スラッシュメタルに不可欠のキャッチー感の両面を極め、ついにTESTAMENTサウンドが完成形に至った記念すべき2nd。決して一本調子の疾走に頼ることなく、かといってむやみやたらな展開にも走らず、とにかく至極単純に「ドラマティックで格好いい」スラッシュメタルを、最高の形で聞かせてくれる。アルバム構成も完璧に近く、1~2曲目の流れとか、アレックスの本領炸裂!の"Disciples of the Watch"とか、ただただもう、ゾクゾクとするばかり。これを名作と言わないでなにを名作とするか。素晴らしい。感無量。
この作品大好きなんすよ! セルフカバー盤もいいんですがこっちの方がやっぱ全然良いです! アレックス・スコルニックのGプレイはもちろんチャック・ビリーのVoも やたらかっこいい!あとテスタメント独特のこの汚い感じの疾走(褒め言葉です)が ゾクゾクきますね♪ 次作も素晴らしいですがちょっとキャッチーになりすぎるんで俺はこの位が1番です! THE NEW ORDERたまらねぇ~
デビュー作「THE LEGACY」はTESTAMENTの中、いや、スラッシュ・メタルの中では絶対歴史に残るアルバムでしたが2Stアルバム「THE NEW ORDER」も負けていません。「THE LEGACY」では伝統的メタルを聴かせてくれましたが、こちらの方はよりスラッシュ度が高くなっています。歌詞は核戦争後の地球を描いていてダーク的な歌が多いです。ライブで演奏される曲が結構収録されています。また、1Stアルバムに続いてかなりメロディアスです。 確かに「THE LEGACY」は最高作と言ってもいいのですがこちらの「THE NEW ORDER」も傑作です。