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BLACK SABBATH (1970年)
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BLACK SABBATH
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解説 - BLACK SABBATH

1970年2月13日、Vertigo Recordsよりリリースされた1stアルバム。
全英8位、全米23位を記録した。
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コメント・評価 - BLACK SABBATH

Selected Comments


1. 定ちゃん ★★ (2000-08-10 15:47:00)

サバス1st。
ジャケットも最高ですが、1曲目のタイトルソングが最高!
雷の音に始まり、刻まれるリフはたったの3音で構成。この3つの単音とトリルを
挟むだけであんな気持ち悪いリフに仕立てたアイオミは天才。
他も聴き所は多く、ドゥームロックファンはとりあえず聴くべし。




2. el ★★ (2001-07-12 19:01:00)

すべてはここから始まった・・・・・。
HEAVY METALが地球上に生まれた歴史的瞬間である。
HEAVY METALという言葉が最初に使われたのは
ステッペンウルフの「BORN TO BE WILD」に向けてだったらしいが
HEAVY METALという衣を初めて身に付けたのは紛れも無くBLACK SABBATH。
本作にはBLACK SABBATHという記念すべきメタル誕生曲と
N.I.Bという初期サバス中最も美しい名曲が収録されている。
このアルバムのジャケットは恐らく世界で一番美しいジャケットだろう。




5. アゴ 勇 ★★ (2002-12-24 03:39:00)

黒魔術崇拝というヨーロッパならではの宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。
こういったイメージ創りは現在のへヴィーメタルバンドに大きな影響を与えた。
ちなみに発売日が2月13日金曜日というのは偶然だったというのが凄い!




7. 0フレット ★★ (2003-08-17 02:51:00)

もし俺が、1970年にバーミンガムにいて、2月13日(金)にこのアルバムを手に入していたら・・・。 その衝撃は想像もつかない。 ZEPともパープル、プログレとも違う、ヘヴィなサウンド。独創的なリフと個性的なボーカル。 元はブルースバンドだっただけに、時折覗かせるブルージーなところが他のアルバム以上に泥臭さを感じるのだろう。
現在のメタルシーンに与えた影響を考えると、このアルバムの持つ意味は計り知れない
ものがある。
イギリス盤のレコードのジャケットは開きになっていて、CDでは味わえないド迫力が
あり、正に俺の宝物だ!




8. Kamiko ★★ (2003-09-05 21:28:00)

びっくりするほど大胆なリフ、効果的なワウ、オジーのキモい声、いいですねえ。
13日の金曜日に発売とか黒魔術とかそういうたぐいの仕掛けが更に輪をかけて存在感を醸してマス。発売日の頃はまだガキでサバスの存在すら知らんかったが、その頃にコレ買ってたら多分狂信者になってたと思う。




11. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-10-25 12:49:00)

サバスもデビュー前は当時流行りのブルースロックをやっていたらしいけど、
これほどホワイトブルースを昇華させて別のジャンルの音楽を作ったってのが凄いと思います。




24. STORMBRINGER ★★ (2004-01-06 12:59:00)

このアルバムはタイトル曲のスゴさに尽きます。この曲はイントロからしてホントにゾクゾクする。
「N.I.B.」や「BEHIND THE WALL SLEEP」も名曲。
このファーストからしてトニーアイオミはリッチーブラックモアと並んですごい人だということが存分にわかる。ギーザーのベースもカッコよすぎ。




34. marmyi ★★ (2004-02-13 19:37:00)

今日はなんの日?、そうです、2月13日の金曜日です。
というわけで、今日は久しぶりに、このアルバムを聴きたいと思います。





Recent 50 Comments



38. 帝王序曲 ★★ (2004-08-13 02:56:00)

1970年2月13日金曜日リリースというふれこみが今だに効いている。
1曲目「Black Sabbath」からしてダーク&へヴィなサウンドが襲いかかって来る。
確かにこの雰囲気、CDプレーヤーよりもアナログで聴いた方が効果大有りそうですな。
おお!、しかも今の日付けは13日の金曜日ではないか!
偶然とはいえ、恐ろしい!




39. 酒とバラの日々 ★★ (2004-08-19 19:11:00)

記念すべきデビュー・アルバム。なんといってもタイトル・トラックのインパクトがあまりにも大きいのですが、
思いっきり後追いで聴いた自分からすれば、こういう個性的な音楽が次から次へと出現していた70年代の前半というのは、
スタイルというスタイルが出尽くして過去の財産の拡大再生産ばかりしかない現代から思えばスゴイ時代だったんだなあ…と思いますねー。
ブラック・サバスの音楽には表面的なもの以上に、なにか根底に陰鬱さというか暗さが横たわっているように感じますけど、
これは黒魔術というのを前面に押し出したからというよりも、トニー・アイオミが奏でるナマリ色のギターのトーンにあるのでは。
自分にとっては工業都市バーミンガムで結成、アイオミが工場で指を落としてしまったというエピソードは
ブラック・サバスの「重い・金属的・暗い・おどろおどろしい」といったイメージとすごく合致しているように感じます。
タイトル・トラック以外にも「NIB」「魔女」「警告」とサバス独特のグルーヴ感を発散する名曲も収録。




40. 夢想家・I ★★★ (2004-12-14 20:58:00)

イントロの雨風と鐘の音がゴシック的な雰囲気を醸し出す一曲目の "黒い安息日" こそおどろおどろしいものの、他の収録曲はヘヴィですが普通にブルーズをベースとしたハードロック、ただデビュー作にして既にトニー・アイオミのギターリフのセンスは全開で全てのリフがクラシックスと呼べるものです。
そして本作では初期の彼らの特徴であるジャムセッション的な要素が最も濃く反映されており、ヴォーカル不在で楽器同士のインタープレイに没入する場面も見られます。
なんでもこのアルバムはたった48時間でレコーディングされたらしいですね、それでこの完成度の高さ・・・
まさに神懸り的としか言えません。




41. 大学生 ★★ (2004-12-25 20:24:00)

N.I.Bでノックアウトされました。
現在、所有しているアルバムのうち、最高位置に限りなく近いアルバムです。



42. はちべえ ★★ (2004-12-30 18:03:00)

何て紹介して良いのか、いつも表現に困るアルバムである。これが70年に作られたアルバム?っていうかルーツがまるで見えないおぞましさが凄いと思った。敢えて比較するならばキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」か。インパクトでは同じ位なのではないだろうか。雨の中の鐘から「ギョワ~ン」と始まる「黒い安息日」(邦題最高!)、なにか禍々しいモノがやってくる感覚の「N.I.B.」も凄い。名盤である。



43. ライキチ ★★ (2005-01-07 20:03:00)

へヴィーメタルの原点と言ってもいい位のアルバム。
まずアルバムタイトル曲およびバンド名にもなっている「BLACK SABBATH」を聴け!!!
最高だ。
この1曲だけでもいい位だ。その位この曲には存在感がある。1度聴いたら決して忘れないだろう。お化け屋敷のBGMにもいいのかもしれない。それにしても、「ネヴァーセイダイ」のビデオでのこの曲のベースのギーザーのパフォーマンスは最高だったな。かっこ良すぎだぜ!!!
とりあえずサバスを聴くならまずはこのアルバムからだと思います。「BLACK SABBATH」を聴かずに他の曲を語るな!!!って感じだ。




44. 泡沫 ★★ (2005-01-14 21:27:00)

雨音と雷鳴の鳴る「BLACK SABBATH」聴いた瞬間、鳥肌が立つような感覚を覚えた。
そして聴き終えた瞬間、思わず後悔した。
「どうしてこんなすごいものの存在を知りながら、オレは今まで聴こうとしていなかったんだろう?」
僕はドゥームロックなんぞはわからないが、暗黒のブルーズはこのアートワークの世界へ連れて行ってくれた。各パートがそれぞれ恐ろしいまでに溶けて「BLACK SABBATH」な世界を作っている。
各曲のタイトルもまた秀逸。「BLACK SABBATH」「THE WIZARD」「BEHIND THE WALL OF SLEEP」・・・見るからに何か「出て」きそうじゃないですか。
さて、また夜も遅くなったら、部屋を閉め切ってこれを聴くか・・・電気を全部落としてもいいな・・・。




45. 東京限定 ★★ (2005-03-25 01:06:00)

あまりにも有名すぎて説明不要だといえるくらい素晴らしい作品です。
1stで既にアイオミのギタリストとしての才能は爆発、
さらにオジーの声もハリが出ていて非常にいいです。
そして彼等最大の特徴のヘヴィでダークな曲作りも正に完璧。
怪しく、不気味、それでいて馴染み易いという最高の作品です。
ジャケットにもその影響はでているけど、
彼等を象徴するのはやはりBlack Sabbathでしょう。
雷雨の中から突然鳴り響いてくるアイオミのリフには興奮なしでは聴けません。
1970年発表の作品が未だに世界中の人に関心と興味を植え付け、
さらに音楽界には多大な影響を今でも及ぼしているには理由があるはず。
それを自分の耳で聴いて確かめて結論をだして欲しいです。
私には最高の一枚だし、支持され続けるのも納得の一枚でした。




46. エビフライ ★★ (2005-03-30 23:35:00)

今更どうこう言うのもおこがましいのだが、やっぱりこの1stアルバムは素晴らしい!
2日間(24時間)で仕上げたと言うのはあまりにも有名な話だが、多分そう言った状況が
逆に功をそうしたのであろう。まず音が良い。あまりにも生々しいではないか。最近の機械で
造られた音と違って、素晴らしい緊張感が伝わって来る。これにオーディエンスの歓声を
被せたら完璧なライヴアルバムに成ってしまいそうだ。4神のプレイもとにかく凄い。
ギーザーのうねりまくっているこのベースは絶品だ!勿論ビルの繊細かつ独創的なドラミング
も驚異的だ。しかもこの大英帝国No1のリズム隊の上で悪魔のリフを奏でるアイオミの
ブラックSG(十字架入り)の美しさ。そして堕天使ルシファーの代弁者であるオジーの絶望
の彼方からの悲痛な叫び声。全てが完璧だ。しつこい様だがこの4人が出会った事自体が罪
なのだ。なぜなら我々サバシストはまんまと堕天使ルシファーの思惑通りに魂をサバスに
捧げてしまったのだから。



47. dave rodgers ★★ (2005-06-03 22:26:00)

↑の方が仰る通り、わずか2日で完成させたと有名な、'70年2月13日金曜日に発表された1st。へヴィメタルなるものを纏い姿を現した者の原点、BLACK SABBATHというバンドの、
「元祖へヴィ・メタル」。彼らが想像する世界がこの一枚、ここで象徴されている。
オジーの歌、アイオミのギターリフ、ギーザーのベース、ビルのドラム、この4人が一つに
なり黒魔術を唱える(?)様はとにかく衝撃的であり、完璧すぎた。
「Black Sabbath」、ここから全てが始まる"黒い安息日"、その歴史的瞬間は‥とにかく
凄まじい。恐ろしいほどに限りなく重々しく彩られており、そして寒気がするほど暗黒の立ちこめる雰囲気に覆われていた。このとき「悪魔」のようだ、と感じた。それでいて「美しい」、「芸術」を感じた。‥と、これは自分の耳で評価してください。
おそらく、このアートワークこそBLACK SABBATHそのものを映し出してる。




48. トニー先生 ★★ (2005-08-16 14:52:00)

サウンドやドライブ感でいえばやっぱり1stが一番かっこいいと思う.当時のアイオミの機材はおそらくギブソンSGだが,パラノイドのソロで使っているようなファズは1stでは使用していないような気がする.たぶん通常のアンプをフルドライブさせてサウンドを歪ましていたんだろうな・・・
個人的には3stが一番スキです.たぶんin to the voidよりヘビーな曲はこの世の中には存在しません.
ところでアイオミって中指と薬指が義指でしょ だから1弦と2弦008の弦張ってるんだって・・・そのせいで逆に個性が出まくってるんだと思う.義指であんなウィブラートかけるギタリストなんてアイオミだけだよね.それとサバスの魅力って本当はギタリストだったギーザーバトラーのベースと酔っぱらいドラマーのビルワードのうねるようなリズム隊だよね.オジーは歌下手だけど逆にそれがいい・・・呪文みたいで・・・



49. せーら ★★ (2005-08-16 22:54:00)

全てのメタルナンバーの頂点に立つ本作1曲目の「BLACK SABBATH」。
メタルファンなら知っていて当たり前。聴いたことない人はさようなら...いや、今からでも遅くはない、早くCD買ってきなさい。




50. noiseism ★★ (2005-09-23 16:46:00)

さすがに古臭さは感じるが、まぁ70年だし…。
しかし、音は今聴いても素晴らしい。




51. 恩田納 ★★ (2005-10-08 12:15:00)

BLACK SABBATHの作品で一番好きなのがこの1st
短時間で製作されたらしいが、素晴らしい出来。



52. イヌスケ ★★ (2005-12-10 13:02:00)

制作日数たったの2日という1st(1970年リリース)。
ドゥームメタルやストーナーの原点に相応しい鬱々とした音の傑作。
当時はドゥームロックと呼ばれていて、確かに似たような音を出すバンドが英米にいっぱいいた。
その中でもBLACK SABBATHが抜きん出ていたことは言うまでもない。
マーカス・キーフの手によるジャケも素晴らしい。




53. 黒烏 ★★ (2006-01-22 03:35:00)

やっとこれ聴きました。ブルージーで好きです。気持ちいいですね。ジャケ怖っ!



54. 湘南メタル ★★ (2006-03-31 19:13:00)

一曲目で完全にやられる。
ブル-ジ-で時折聴かれる哀愁漂うフレ-ズも最高。
意外と聴きやすいってとこも乙ですな。
敬遠しないで聴いて欲しい一枚。




55. ニューアイランド ★★ (2006-06-09 10:09:00)

奥深きドゥームの世界へようこそ。



56. 堕天使ひで ★★ (2006-08-03 14:52:00)

ブルースをベースに、当時としては極端なダウンチューニングのアイオミのギター、前面に主張してくるギーザーのベース、ジャズテイスト感じるタイム感のビルのドラム、そして唯一無二のオジーの呪詛ボーカル。
当時の衝撃は凄かったんじゃないでしょうか。



57. 臣呼吸 ★★ (2006-09-09 00:35:00)

なんつーか・・・デビュー作がこんなにクオリティの高いというのが凄くてねぇ・・・。
今、聴いてもまったく色褪せていません。
デビュー曲のインパクトといったら・・・、初めて聴いた人は確実に恐怖に怯えた事でしょうね。ジャケットも怖いし・・・。
演奏自体は、ヘヴィーでブルージー。
オジーのヴォーカルは今とは少し違う感じですが、曲の雰囲気にうまくマッチしているのでOK!
全てのヘヴィーメタルの原点、ここにあり!




58. verga de ngro ★★ (2006-10-17 12:22:00)


★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.086 ★



59. エビフライ ★★ (2006-11-15 10:00:00)

今更なんですが、「パープル」とも「ツェッペリン」とも全く違うアプローチで
メタルの教組と成った「ブラックサバス」って言うバンドって凄い!!!
皆さん、良く考えて下さい。30年以上前にこんな事やってたバンドが居たんです。
「パープル」「レインボウ」「ツェッペリン」等も素晴らしいバンドでしたが
この「ブラックサバス」はその当時から完璧な「メタル」でした。
ラストの「警告」を聴いてください。史上最強のプレイヤーの演奏が堪能出来ます。
泣いた子も黙る程の演奏です。



60. ドッペル原画 ★★ (2006-11-22 00:19:00)

磨きがかかった2nd3rdよりこの1stは生々しい。
単調な所もあるが延々続くどろどろワールドに酔える。




61. N男 ★★ (2006-12-10 19:34:00)

1970年2月発表の1st。邦題『黒い安息日』
サバス歴たったの2日(笑)ですが、失礼します。
何しろドップリ浸かってしまったんでw
自分はオジーのソロはそこまで好きじゃないんですが、このアルバムはとても気に入りました。
特に、1曲目、何なんですか、あの不気味さは!オジーの声もソロの時と結構違いますね。
デビュー作にして唯一無二の表現力!!やっぱ有名なだけあるわ。




62. BLAZING BLAST ★★ (2006-12-18 20:29:00)

僕は普段、あまり70年代のロックを聴かないほうなのですが、サバスだけは別です。
有名な1曲目の"Black Sabbath"、最後の部分以外たった3つのコードしか使ってないのに、その恐ろしい雰囲気に魅入られてしまう。
あまりにもダークでSick極まりないサウンドは、まさに「恐怖」そのものです。
ブルース色の強い"The Wizard"や、聴いてて放心状態になれる(?)"Warning"などもあわせて必聴。
余談ですが、ヒット性皆無なこのアルバム、発売当時チャートでトップ10に入ったとか。恐ろしい・・・。



63. Dr.Strangelove ★★ (2007-02-11 11:12:00)

売れたのはマネージャーが必死になって宣伝したから。
なんでも14社に契約を断られて崖っぷちだったらしい。
それはともかく、このアルバムは間違いなく名盤の部類に入る。
取りあえず1曲目を聴けば自分がサバスに合うかどうか分かるだろう。




64. トラッカー ★★ (2007-02-11 20:23:00)

サバスのアルバムには1曲目に名曲、傑作が多いですね。このアルバムにも凄くインパクトがある曲が配置されています。Dr.Strangeloveさんが書かれている崖っぷちからの成功は1曲目のBlack Sabbathに尽きると思います。楽曲の雰囲気にしてはオジーさんのボーカルが透明すぎてあまり怖さは感じませんが、曲そのものの構成、完成度の高さは当時のリスナーに衝撃を与えるに十分な破壊力を披露したでしょう。トニーさん、ギーザさん、ビルさんの醸し出すサバスサウンドにオジーさんが美味くブレンドしブラックサバスの冠を全世界に知らしめた究極の一作でしょう。



65. せいこりん ★★ (2007-02-19 18:56:00)

もはやHR/HM史には欠かせない存在となったBLACK SABATH。そもそもBLACKSABATHといえばオジー オズボーンやロニー ジェイムズ ディオなどが在籍してたバンドとしても名高く、ヘヴィメタルのパイオニアバンドとしても有名だ。そんなBLACK SABATHのデビューアルバムが本作の「BLACK SABATH」(邦題、黒い安息日)である。ちなみに本作は初めてヘヴィメタルサウンドを具体的に表現した作品としても名高く、元祖ヘヴィメタルアルバムと言えるが、本作がリリースされたのが1970年2月のことだと言うところを考えると、当時としてはとても画期的でインパクトの強さは計り知れなかったが、今でも十分通じる内容といえるし、まさにHM史に輝く名盤と言うよりもHM史にとっては記念すべき作品と言った方が正解かもしれない。本作は全体的にダークでヘヴィなメタルサウンドと言ったような感じで聴き応えもかなり良い、只当時ヴォーカルを勤めていたオジー オズボーンの歌唱力はまだまだ発展途上段階と言った感じで、80年代ほどのヴォーカルスタイルとは言えないが、それなりにインパクトがある。でも当時としてはかなり異色的なバンドだったことは確であり、世間の目も冷たかったが、今となってはヘヴィメタルの創立バンドとして親しまれている。本作はヘヴィメタルファンだったら絶対に聴くべき作品と言うほど、半紙の中では最も重要な作品といえるだろう。
今回の評価92P



66. 山口 弘 ★★ (2007-05-22 20:33:00)


Sabbath の歴史的名盤 , 最高傑作といっても好い , このドラマティックな展開は素晴しい .




67. ウカア ★★ (2007-07-04 08:50:00)

このアルバムが世に出た日=ヘヴィロックが生まれ日といっても過言ではない
とにかく一曲目の衝撃は半端じゃなかった!



68. 殺戮の聖典 ★★ (2007-07-31 00:27:00)

オジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Ds)の4人で結成された、ヘヴィ・メタルの重鎮・ドゥーム・メタルの元祖であるイギリスはバーミンガム出身のバンドによる'70年2月13日の金曜日にVirtigo Recordsから発表されたデビュー作。
プロデューサーはロジャー・ベイン。
ブルーズを限りなくダークかつヘヴィにしたようなインテンス極まりない楽曲、狂気じみたギター、轟音のようなベース、雷鳴のようなドラミング、浮遊感のあるヴォーカルと、そのサウンドはあまりにも個性的。
雨音と雷鳴が鳴り響くイントロから不気味で重苦しいリフが奏でられる代表曲「BLACK SABBATH」を筆頭に,ギター&ベースとユニゾンで奏でられるオジーのハーモニカが魅惑的な「THE WIZARD」、ギター・リフがサイケデリックで浮遊感に満ちた「BEHIND THE WALL OF SLEEP」、一度聴いたら忘れられないほど個性的なギター・リフを持つ「N.I.B」、ブルージーながらも軽快なシングル曲でCROWのカヴァー「EVIL WOMAN(DON'T PLAY YOUR GAMES WITH ME)」、インストのアコギ・サウンドが美しくも不気味な「SLEEPING VILLAGE」、演奏陣のブルーズ・ジャムが圧巻のTHE AYNSLEY DUNBER RETALIATIONのカヴァー「WARNING」、幻惑的な世界に落ちてしまいそうなサウンドの「WICKED WORLD」といった好曲を収録。
数々の名アルバム・ジャケットを手掛けたキーフによるアート・ワークも邪悪な美しさを放っている。




69. Sonny Boy Williamson III ★★ (2007-12-05 21:34:00)

これ創った人、バカ。 銀河系一のバカボン



70. ヤー ★★ (2007-12-22 12:39:00)

シンガーを歌唱力のみで判断してはいけない
圧倒的な存在感とグルーヴ ヘヴィメタルの始祖
これを聴かずにHR/HMファンとは言って欲しくない
日本語でいうところの「あいうえお」なのであります



71. ミギー ★★ (2008-12-22 12:50:00)

70年代最強のバンドのデビュー作。



72. うにぶ ★★ (2009-02-11 19:34:00)

今年の2月13日も金曜日ですね。もう明後日。39周年ですか。世界中のラジオでサバス特集とかやるのかな~。
ジャケから楽曲から何から、もう文句がつけようのないくらいの大傑作です。これで1stだっていうんだから…。
あと40年くらい経っても、この魔性の音楽にはまだ絡め取られていそう。




73. Spleen ★★ (2009-03-05 06:45:00)

Black Sabbathはヘヴィ・メタルの始祖であると同時に、悪魔主義的側面を打ち出してメジャーに挑んだバンドの始祖でもあります。
それを最も体現しているのがこの作品です。不吉なイメージのジャケットといい、ジャケット内の逆さ十字といい、何より1曲目からの雷鳴と不穏なリフ……発表から何年経とうと、人を魅了する力があるでしょう。
また逆に、オープニングの不気味さから打って変わって、その後に続くブルースの影響が濃い楽曲に「かっこいい」との声が上がるケースも。




74. モブルールズ ★★ (2009-05-03 23:13:00)

内容も凄いが、この時代にこんなアルバムを出した事が凄い。ロック界においてとてつもない重要な意味をもつ名盤。



75. 京城音楽 ★★ (2009-05-27 14:54:00)

歴史を塗り替えた名盤。



76. はっちゃん ★★ (2009-06-03 00:45:00)

はたして、ブラックやデスを愛聴している者に
この1stはどう響いているのだろう。
媒体依存型学習サバス・フリークは2ndあるいはディオの歌ってるヤツを
挙げるかもしれない。
本作は間違いなく音楽史に残る事件だったはずだ。
過去、悪魔を音楽で取り上げることはブルースでは実例があったものの
バンドのコンセプト事態がそっち方面というのは立派な発明である。
CDをトレイにセットしたら、イカヅチが轟くのを震えて待て。




77. ムッチー ★★★ (2009-11-29 04:32:00)

1stからとんでもない作品をぶっぱなしてたんですね、BLACK SABBATHは…。
しかも、たった2日でレコーディングしたってんだからスゴイ。
そして、それ故なのか、ジャム的色合いの濃いインタープレイが終盤には見受けられます。
そこが最高にスリリング。4人のプレイがカッチリと噛み合い、ケミストリーが生まれています。

LED ZEPPELINの1stのように、革新的で凄まじい完成度を誇っていて、
ロック史を変えてしまうような、そんな存在のアルバムだと思います。
うむむ…、改めて思いますが、本当に凄いバンドです。




78. しょじゆう ★★ (2010-02-16 01:29:00)

ヘビメタルはここから生まれた。ロック史を変えた!!不穏なリフのタイトル曲やTHE WIZARDは圧巻。まさにヘヴィ!



79. テンさん ★★ (2010-02-16 22:22:00)

黒魔術崇拝という宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。そのためタイトル曲のBlack Sabbathなどおどろおどろしい。これがメタルの始まりだ!!



80. 朱雲 ★★ (2010-03-09 22:08:00)

黒魔術、悪魔の印象が強いが、実はブルージーで、味わい深い曲の詰まった中毒性の高い一枚です。
『Behind The Wall Of Sleep』が一番好きだな。先生のリフは相変わらず最高ですな。




81. エクスプローラー ★★ (2010-03-14 01:11:00)

★★★★☆



82. ★★ (2010-06-17 13:36:00)

ジャケ買いした。そして大正解。
1曲目に衝撃。
Black Sabbathと言えばこのアルバム。
他は知らん。
順番的に人気低いのかと思ったら、何だただの多重投稿か・・・




84. 正直者 ★★★ (2018-06-09 18:33:31)

今じゃ後追いの理論でヘヴィメタルの元祖と祭り上げられている。
たった二日間、予算は600ポンドで仕上げたアルバムに、そんな重責はないよ。
金を払ってホラー映画を見るな奴がいるのなら、音楽でやってしまえ、そんな安易な着想だが、それが見事に的を得た。
ブルースロック下地に、メンバー全員がハマっていたオカルト主義を表現した。そんなアイデアが、心霊写真のようなジャケットや歌詞にも表れ、飛び出してきた音もオカルトそのもの、そんな中でもカヴァーの⑤は方向性も違い。コチラが想像しているよりも、徹底していなかったりと脇の甘さも実はあるのが、今日の現実的な評価だろう。
たった二日間だから、ジャムセッション的なレコーディングになり、そのおかげでシンプルになった事が逆に、個性を際立たせたのだから皮肉だ。でもこれが全英8位、全米23位と売れた事実に驚愕する。欧米人の完成の鋭さが羨ましい。
メタルの元祖説は支持できないが、ブルースを何倍も黒く濁らせた凝縮した音は、今までのロックにはない個性の塊だったのは間違いない。




86. 失恋船長 ★★★ (2020-06-19 15:00:44)

僅か2日間でレコーディングされたという、まさにジャムセッション&ライブレコーディングを施してリリースされた渾身の一枚。その異様なテンションはオープニングナンバーから炸裂。音が出るまで時間かかるし、スローな展開でじらされるのだが、後半に向けて徐々にテンポアップ、そしてオジーの狂気の入り混じったシャウト一発から、怒涛の展開へと流れ込み昇天。地中深くまで潜り込むような鈍重な展開と激しさを増すリフワークに、一撃必殺の破壊力が備わっていました。
そのインパクトをタイプの違う②で繋ぐのですが、音楽性は多彩であり(単純に用意していなかっただけかもしれない)、⑤のようなカヴァーソングまであるのだから面白い。
80年代、サバスはマニアに愛されるバンドだった。もっと言うとリアルにロックが好きな人が聴くバンドというイメージ。日本では遥かにZEPやDPの方が人気があり、また女性にはクイーンやチープトリックなどの方がウケていた。
恐らくサバスが、急に取り出されたのはグランジ・オルタナバンドに多大なる影響を及ぼした源流扱いされてからな気がする。

ギーザーが描き出す魔術崇拝思想を掻き立てる歌詞とモチーフに、邪悪なイメージを増幅させる曲と、そうではない曲との対比が何とも愉快。そういうごった煮感が、初期ならではの味わいとしてあるのが印象的だ。そして④のような曲を聴けば、このバンドが、とれだけのフォロワーを生んでいるかが理解できる。大人になってから、ドゥーム、スラッジ系の聴く機会が増えたのだが、今作は、彼らにとって教科書でありバイブルであろう。




87. ひょうすべ ★★★ (2022-10-19 21:43:37)

完成度は後の2nd、3rdに譲るが、このアルバムは中毒になる。

BLACK SABBATHとの最初の出会いは「HEAVEN&HELL」。
ロニーの前がオジーということを知り、手にしたのがこのアルバムだった。

1回聴いただけで放置。
しばらくしてから、また聴いて放置。
またしばらくしてから、聴いて放置。
この間隔がだんだん短くなっていった。

気づけばこのアルバムを聴いていた。

“やばい”

よくある“はまる”という感覚ではない。
なんか“おかしくなってしまう”という感覚だった。

自己防衛機能が反応したのだろう、
このアルバムを聴くことは勿論、取り出すことを自意識を持って辞めた。
つまり、封印した訳だ。

2nd以降は普通に聴ける。ベスト盤に収録されているこのアルバムの曲も大丈夫だ。
このアルバムだけがダメだった。怖かった。
なのでCDで買い直さなかった。このHPのこのアルバム評すら読まない程徹底した。

HM/HRを離れていたこともあるが、この呪いを完全に解いてくれたのが、トニーとオジーの自伝だった。
双方とも「こんなはずじゃあなかった」と言っている。
以下は、トニーとオジーの自伝より。このアルバムの雰囲気を壊してしまうかもしれません。
でも、私と同じ様な状況になりそうな方へ。このアルバムは普通に楽しめるロックアルバムだと判ってもらえればと思ってます。
(今は普通に楽しめています)

トニー「ただのホワイトブルースなんだよ。なんでこんなになっちゃうんかな?」

メンバーは、①"Black Sabbath"に例のSEを使用することは知っていたそうだが、
アルバムジャケットや、13日の金曜日に発売されたことは全く知らなかったそうだ。

オジー「父ちゃん。俺のデビューアルバムがこれだよ。」
父ちゃん「おい。これ十字架が逆だぞ」

①のイントロ。トニーが怖い音を模索し、発見した三音が
実は中世時代に悪魔の和音ということでカトリック教会から禁止されていた音階だったらしい。

このアルバムのジャケット、特に内ジャケの「逆十字」と①"Black Sabbath"が、このバンドのイメージを確立させ、一躍有名にさせたのと同時に、様々なリスクを背負うことになった。

「悪魔崇拝者に会場は貸せない」と会場の貸出拒否を受けたり、ライブ会場でのキリスト教徒の妨害行為が多発した。
アメリカでも売れたが、アメリカにツアーに行くこともできなかった。

ビル「オジー。俺の家に誰かいるんだ」
オジ「じゃあ入場料とれば?」

極めつけなのが、悪魔崇拝団体より、ミサでストーンヘンジでのライヴを依頼された。
そもそも悪魔崇拝等に一切興味がないメンバーは勿論断る。
団体のリーダーより「お前ら全員に呪いをかける!」と言われ、怖くなってメンバー全員十字架を身に着けたそうだ。

今ではトニーの衣装のトレードマークになっている。
ちなみにオジーだけは、十字架がなかったようで、十字の水道管をぶら下げていたそう。

ロックをやれば、モテモテだと思っていたが、曲が曲だけに
ライヴに女の子の姿が全く、女の子も寄ってこなかったらしい。

⑨Warningは、10分を超える大作だが、元々は15分以上あったらしい。
収録時間の関係上、勝手にバッサリとカットされ、トニーはかなりむかついたそうだが、
このアルバムの発売後、ライヴでは、このアルバムVer.の時間で演奏しているそうだ。(トニーもなぜか判らないようだ)

④はA&Rから言われて、しびしぶカバーした曲で、1stシングルだった。
アメリカのCROWというバンドのカバーだが、権利関係でアメリカ盤では入っていない。
(勝手にカバーした?)

人気が高じて、ドイツのTVに出演が決まったものの「オリジナル曲では放送できない」と言われ、プレスリーのカバーを演ったらしい。

バンドのレコーディングたった1日。(2日目はMIX作業)。
トニーの希望もあり、ほぼライヴ録音だったそうで・・・
つまり、ライヴでもこの音で演っていた訳だ。

もしもこの時にライヴ観てたら、やばかったな~


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