本当に安っぽい雰囲気が漂いまくるアルバムだけど、自分も「MOTLEY CRUE」の中で一番好きなアルバム。「DR. FEELGOOD」はどうしても中途半端で疑問符がつく。その辺このアルバムは思いっきりストレートで割り切っていて気持ちがいい。 特に「ON WITH THE SHOW」はぜひオススメしたい曲。「MOTLEY CRUE」の原点が詰め込まれたこの曲を聴くだけでもアルバム代だす価値は十分ある。メチャ短い曲だけどね(笑)
邦題よろしく、LIVE WIREにて華麗なる激情をかまし、ON WITH THE SHOWでセンチメンタルに浸りながら終わっていく。 その間にも、ポップでキャッチーしかしハードに毒を含んだ素敵な曲が詰まってます。 リアルタイムで聴いた人は衝撃を受けたでしょうね。こんなイカしたワルな連中が、見た目そのまんまな、ワルでハードな曲をやるんですから。少年少女たちのヒーローでしょう! 完全なる後追いとはいえ、LIVE WIREはいつ聴いても心躍ります。間髪いれずに曲が進むのもいいですね。 全メタルの中でも、特に大好きなアルバムです。これと似たアルバムって、実は他にあるようで無いですからね。 いつだったか、某音楽雑誌で、好きなパンクのアルバムに、あるミュージシャン(確かトムモレロだったかな?)がこのアルバムを選んでました。 歌詞云々ではなく、確かにこのワルっぽさはパンク的にも思えますね。 パンクでグラマラスでハードなメタル。めちゃくちゃですが、それがこの『TOO FAST FOR LOVE』なんです。