1992年11月3日、Mercury Recordsよりリリースされた5th Album。
日本では10月30日発売。前作『New Jersey』に伴う2年近くに及ぶ世界ツアーや連日のハードスケジュールでメンバー全員が消耗してしまい、バンド解散の危機が騒がれていた。その解散の危機を乗り越え4年ぶりに発表されたアルバムである。当時はグランジブームの只中で、80年代に活躍したハードロックバンドの多くが失速してしまった時期であった。本作も本国で苦戦したが(全米チャート最高位は5位)、欧州や日本をはじめ世界的にはヒットし、健在ぶりをアピールした。
世界総売り上げ1,500万枚以上。
チャート最高順位
1位(UKチャート)
3位(オリコン)
5位(Billboard 200)
Recorded:January–August 1992
Producer:Bob Rock
5. 190 ★★ (2001-05-01 17:10:00)
数字的な結果やヒット曲という意味では3作目4作目なんだが、個人的にはその後の3作の方が「アルバム」としては好きだ!前のモンスターアルバム2作は華やかでスゴイ曲が多すぎるせいか、その分「疲れる」し「飽きが来やすい」と言う要素もある。
この作品はそれに比べると爆発的な要素は無いが、実に味のあるすばらしい曲がそろっている!「傑作」と言って良いと思う。1~5曲目までは圧巻だ!タイトルソング「Keep The Faith」は通好みで味のあるすばらしい曲!また「Bed Of Roses」のズバ抜けたメロディーセンスはこのバンドにしか無いハイレベルの才能を感じさせる。間違い無く「I'll Be There For You」や「Always」の上を行くナンバーワンバラードだと思う。その他にもボン・ジョヴィのセンスが最大限にいかされている「In These Arms」や「I Believe」も見事である。それから、③⑦⑩なども、なかなかだ。他の佳曲も作品のコンセプトに合ったモノになっていて一体感があり、全体の流れ、バランス、共に優れた作品に仕上がっている。
それともうひとつ、日本盤のボーナストラックの2曲が質の高いカッコイイ曲である事も紹介しておきたい。本当はボーナストラックというモノはアルバム外のモノであって作品のバランスを壊してしまう為、嫌いなのだが、この2曲は(アルバムとは別モノとして)オススメ!!
11. IMOGAN ★★ (2002-07-10 15:21:00)
1.4.5.6.7.10.及び日本盤ボーナストラック13.14.と名曲揃い!
これらの楽曲の素晴らしさを考えれば、デスモンド・チャイルドとの共作はもう必要ナイんじゃない?と想ってしまった。