このアルバムはポップで美しいコーラスがあって、そういうのが好きな人ならオススメですね。 私の一番のお気に入りはバラード「END OF THE LINE」。なんか壮大な感じで、ギターソロもかなりイケてる。もちろん、「TONIGHT I'M FALLING」、「INTUITION」もいいですね。 91点。
とにかく美しいサウンドである。とてつもなくクリスタルなサウンドである。私の知る限り、HM/HR系アーティストの作品でこれほど美しい音を聴かせてくれるは、EOROPEの「OUT OF THIS WORLD」とSTRYPERの2nd~4thアルバムにおけるバラード以外にない。 もの悲しく、繊細かつメロディアスなバラード「End Of The Line」、ポップでキャッチーな「Intuition」,「Tonight I'm Falling」,「Take Me Down」など名曲が満載の傑作である。 これはホント、一度は聴いておくべきアルバムである。
新譜発売記念ということで。。。 TNTの傑作というだけでなく、メロディアスHR/HM史上に燦然と輝く金字塔といえましょう。 "Tell No Tales"の商業的成功の勢いを駆って、一気に北米制圧を試みたということからも、 彼らが音楽的にも商業的にも最も脂ののった時期だったからこそ生まれた奇跡的作品です。 荘厳なゴスペル風の"Nation Free"から ロニーのギターが激しく切り込んでくる"Caught Between The Tigers"。 続く超名曲"Tonight I'm Falling"で美旋律マニアは既に陶酔状態でしょう。 余りに完璧すぎるので、一聴しただけではぴんと来ない人もいるかも。 「そんなにすごいと思わないけど?」と思った人はもう5回くらい聴いてみて下さい。 本作のツアーでの日本公演を記録したビデオ"Forever Shine On ~Live In Japan~"(廃盤) も素晴らしい出来なんですが、DVDで完全版出してくれませんかね、ユニヴァーサルさん
89年発表の3rd。 北欧メタルが出し得る最大限のアメリカンテイストとのブレンドがこの作品だと思う。“Intuition"などはPOISON調丸出しの売れ線路線であるにも関わらず、独特の透明感溢れる名曲に仕上がっているあたりはもう驚異的ですらある。若干収録時間が短いかな?っと思う以外は全く不満の無い名盤中の名盤である。 ただバンド自体がこの作品を気に入っていたのかな?っとも正直思う。次作やその後のトニーの作品を聴いていると、むしろこの作品のイメージを払拭しようとしてるのではないかとさえ感じてしまう。ファンとしてはある意味“INTUITION PART 2"を彼に期待しすぎて、それが彼がその後出している作品に対して不満につながっている様な気がしてならない。ファンとトニーとの間にあるギャップはここから来ているんじゃないでしょうか?
彼等のサウンドは、「北欧メタル」と言うよりは「ハードポップ」の方が合うと思う。 しかし、サウンドの方はいかにも北欧的な荒涼感を漂わせているので、 ポップなだけでは終わらない作りになっています。 "Tonight I'm Falling""End Of The Line""Take Me Down(Fallen Angel)"の3曲は個人的にも大のオススメ。 無駄のないタイトな演奏やクリアな音質など、欠点は見当たりません。 「名盤」と呼ばれるだけの高い完成度を持ったアルバムです。