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FORESIGHT

今作のリリース時に20歳になったんですね。帯び叩きに書いてあって驚きました。高校生でデビュー、2~3年の間に何枚フルアルバムを作ったんだと心配しかしませんよ。そんな駆け足のメタルクィーン人生の終わりを感じさせるジャケットですが、サウンドの方は、アイドル路線は徹底的にやり込んでいます。多少AOR調の歌モノロックもありますがジャケに釣り合う内容に収まりました。ギターは北島健二、サウンドアドバイザーにジョージ吾妻、小暮シャケ武彦やファンキー末吉、トミー・マクレンドンらが作曲者にクレジットとハード系アーティストと完全に手を切っていないのが憎い。そのせいで、マニアは手を出してしまうのです。
そういった、ここまで来たら最後まで付き合おうじゃないかと腹を括った筋金入りもマニア以外にはお勧めできませんが、アイドル歌謡に興味のある方なら楽しめるかもです。

失恋船長 (2020-09-18 14:10:51)


DREAMER

やっすいチョイエロ風のジャケから一転、魔女っ娘イメージを払拭するようなジャケットに驚くとともに不安がよぎりますね。オープニングはデビッドボウイで有名な奴のカヴァー、こりゃ、相当なアイドルもんになっているぞと不安になったのですが、客演しているアーティストがX-RAY組の参戦に大谷令文、土方隆行がギタリストにクレジット、今回は臼井孝文に西田昌史も楽曲を提供しているので、露骨なアイドルにはならんだろうなぁと、踏むことがギリギリで出来ましたね。キーボードで参戦する笹路正徳のアレンジも音楽性を広げ、音数を埋めるような愚行はなくバランスよく収まり、彼女の唄も無理目を止めさせたおかげで、今まで以上に聴きやすくまとまっている。
その反面、ハードさは薄まったが、ストレスは軽減されるというハードサウンドを愛する者にとっては痛し痒しな結果となった。松澤浩明が曲を書き令文がギターは弾く③なんて、今作を象徴するようなバランス感覚に秀でている、マーシーのスローナンバー④もアレンジ一つで大化けできるポテンシャルを秘めている。
今作は全て未沙子嬢が歌えるかを起点に作られたと感じますね。そこが全てを決心するでしょう。こんなもん、アイドルが歌う歌謡曲じゃないかと言われると、その通りと言いますが、アニメの主題歌のような軽快なロック風、歌謡曲って、必ずヒットチャートを賑やかしているので、そっち方面がイケる方なら楽しめる要素も大でしょう。
参加メンバーの矜持が顔を出す瞬間もあり、バッサリと切り捨てられないのがマニア泣かせです。

失恋船長 ★★ (2020-09-18 13:45:08)


TRAMPLING DOWN〜麗華

前作とは打って変わりお馴染みの日本人アーティストによりレコーディングを敢行。笹路正徳はキーボードで参加しているが、プロデュースの座にジョージ吾妻が再登板、青山純、土方隆行、渡辺健の職人組に、湯浅晋、広瀬さとし、大谷令文らが客演、湯浅と広瀬は楽曲も提供、他に松澤浩明の名前もあり、前作のようなキーボードがメインを張るスタイルとは違うものになると予見させるラインナップとなった。
デビューして2年、二十歳そこそこの女の子にシンガーとしての上澄みなどなく、相変わらず歌唱力不足は否めないが、楽曲はメロディアスなハードサウンドで統一、アン・ルイスやACTIONがやりそうな歌謡ロックもあったりと聴きやすく纏めています。
正直、昭和のホラー映画のようなイントロ長めの笹路作の曲が始まった時は、魔女っ娘感をむやみに出しているなぁと、失敗の予感が漂ったのですが、今作は昭和歌謡路線です。懐メロ臭もプンプンです。そこに愛着と覚え懐かしめるかが最大のポイントでしょう。笹路のシンセが煩わしくないのは良かった。時折切れ込んでくるメロディアスなソロも耳を惹く場面有り。こういうところにロックを感じますが、全般的に昭和歌謡ロックですね。

失恋船長 ★★ (2020-09-18 13:21:03)


TRIGGER

魔女3部作と呼ばれる初期のアルバム3枚を僅か2年以内にリリースしてきた彼女。そのハイペースぶりに驚かされるが、芸能界の恐るべしやり口に嫌悪感を覚えてしまいます。
短いスパンの中でリリースされた4枚目の今作は、一部ロンドンレコーディングも行われており、未沙子嬢がロンドンの地に足を踏み入れたかは不明だが、笹路正徳をアレンジャー&キーボードプレイヤーとして迎え入れ、バックにはメイデン脱退後、ポール・ディアノが結成したLONE WOLFのメンバーを迎え今作は制作されています。何故?LONE WOLFのメンバーが参加したのかに興味を惹かれますが、彼女が進んだ方向性はキーボードを前面に出した歌モノロックサウンドに移行。前作からライトなアメリカンロックもあったが、この歌謡曲にチョイ足しハードの路線に進んだのは、チョイと残念である。
確かにポール・ディアノも一発目の音楽性はライトな歌モノだっただけに、腑に落ちる点はあるのだが、ディアノと行動を共にしたツインギターコンビなど、もう少し見せ場を設けてやって欲しいと思わずにはいられない。また歌唱力で勝負できるわけではない未沙子嬢の、歌モノ路線が売れるとは思えないが、芸能界なんてなにが起こるか分かりませんが、やはり彼女のファン層を考えると中途半端と言わざるを得ないだろう。
X-RAYの藤本朗のコーラスが目立ちまくる⑤などを聴けば、尚更そういう気持ちになるのだが、昨今の、嬢メタルブームとは違うニュアンスの80年代型サウンドに耳を傾けるのも一興ですよ。あーだこーだと、勝手な憶測を立て楽しみのも温故知新ですからね。

失恋船長 ★★ (2020-09-15 15:20:13)


FORESIGHT

これはもう、はっきし言ってHMじゃありません。ちょっとハードな歌謡曲です。
バックのメンバーもHM界の人ではないようです。因みにGは北島健二氏です。
D.は知る人ぞ知るAB'Sの岡本氏が叩いてます。
しかしポップな楽曲が良い!なかなかのセンス。コード進行とかアレンジが勉強になります。
北島氏のGだけが唯一メタルしてますが歌謡曲です。
歌唱力は相変わらずです。雰囲気を楽しんで下さい。
HMとしてみなければなかなかの良作だと思います。夜のドライブに合うかも。

PZC ★★ (2004-11-28 18:41:00)


TRAMPLING DOWN〜麗華

前作TORIGGERに引き続き笹路正徳がキーボードで参加。
楽曲がポップで割といい曲もはいってます。
バラード「飾り窓の天使」なんか結構ドラマティックでイイ感じ。
ラスト曲「夢犯」(なんて読むんだ?!)もいい雰囲気を持っている。
やはり笹路氏のアレンジによる功績が大きい。(かなり助けられてる)
あと、広瀬さとし氏のGが結構いい音してます。大谷礼文氏のGプレイも○。
歌唱力については何も言いません。ポップな雰囲気を楽しんでください。
夜のドライブに合いそう。

PZC ★★ (2004-11-28 18:01:00)


TRAMPLING DOWN〜麗華

この時期の本城未沙子の作品にはマライアの笹路正徳が製作に関与してます。
正直、本城未沙子のVOにはほとんど魅力を感じませんが、バックの音は結構カッコよかったりするので歌を切り離して聴ける人にはお勧め出来ます。

タコスケ ★★ (2004-11-22 01:47:00)


TRIGGER

歌唱力は松本伊代といい勝負か?ただ、楽曲がなかなかいい!
特に、笹路正徳氏のキーボードセンスが光る!この頃の彼は神!
笹路氏のキーボード目当てだけで買っても損はしないと思います。
このアルバムで笹路氏のファンになり、当時氏が組んでいたバンド「NAZCA」も
買いあさってしまった。
NAZCAもハードロックしてて◎です。
とにかく、氏の深いリバーブのかかった音色が実にイイ!
あ、本城美沙子の話全然してなかった…。

PZC ★★ (2004-11-15 15:47:00)