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XENTRIX - 最近の発言
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Bury the Pain

80年代後半スラッシュメタル全盛期頃、欧州産でありながらベイエリアスラッシュ的なバンドが多く出てきたが
そんなバンドの1つがXentrix。このバンドは英国出身。
当時のメタル誌でも殆ど見かけた記憶がなく、知名度は相当低かったはず。
Thrash The Wall (1990年作)という欧州スラッシュメタルバンドのオムニバス盤があるのですが
(HelloweenやRunningWildあたりがこの盤に収録されているのが少々笑えるが)
当時の欧州産スラッシュメタルシーンを感じることのできる好盤でXentrixの曲が収録されている。
このオムニバス盤は当時周囲のバンドマンの間でも結構話題になったし、ここから辿っていったスラッシャーはいたんじゃないかと思う。
このバンドも脱スラッシュの風潮の煽りを食らったのか、初期のベイエリアスラッシュ的な魅力が薄れていった感がある。
3rdは好盤ではあるものの、もはや脱スラッシュの結果、こうなりました的な楽曲群で、従来の魅力が半減という印象は否めない。
このバンドの特色としては、ツインギターで聴かせる硬派な楽曲群、初期作品ほどベイエリアスラッシュ色が強く結構カッコいい音なんですが
微妙なバンドロゴやあまりカッコよくないジャケから、真面目な音楽性に反してB級イメージがつきまとい・・・
ボクにとっては、スラッシュ全盛期に陰ながら存在したB級スラッシャーの名を拝するA級に限りなく近いバンド、だった。
そんなXentrixが23年ぶりの新作というので、果たしてどんなサウンドなのかかなり期待したワケですが
まず、ヴォーカルが太くなって全体的な印象が変わっている。アレ?というのが最初の感想。どうやらヴォーカルはチェンジしているようだ。
そこは引っかかるところだったが、ツインギターで聴かせるタイプのベイエリアスラッシュ色のスラッシュメタルを真面目にやっており
Xentrixはこうあるべき、という音楽性に納得。そして、ジャケがかなりダサいのがいい。
墓場まで持っていきたいほどの名盤・・とまではいかないが、当時の欧州産スラッシュの香りが蘇る好盤だ。

kamiko! ★★ (2020-04-23 22:29:49)


Bury the Pain

風の便りに再結成したらしいとの噂は耳にしていたけど、新作を発表する気配はなかったので「じゃあこっちには関係ねえや」と油断していたXENTRIXから突然届いた再結成第1弾アルバム(’19年発表)。しかも、どうやら初来日公演まで決まっているようで、何?この盆と正月が一緒に来たような目出度さは。
しかも音楽性の方もこれが嬉しくなるぐらい変わっていません。ゴリゴリのBランを始め、アンディ・スニープがミックスを担当した音作りで現代的アグレッションを加味しつつも、ザクザク刻まれるGリフ、重々しさも纏った疾走感、構築美に気の払われた曲展開、湿気った旋律を滾々と紡ぐ2本のG、野太い声(チャック・ビリー似)でメロディをなぞって吼えるVo…と、まさに英国産スラッシュの王道を行くサウンドを実践してくれており思わず頬が緩みます。再結成から作品発表までかなり時間が空いたのも、結果的には流行に左右されず自分達の持ち味をじっくり洗い出す良い準備期間になったのではないかと。
ツインGを活かしたドラマティックなイントロから疾走へ転じる①、抒情的な導入から腰を据えて盛り上げていく④、METALLICAやTESTAMENTを彷彿とさせる⑤、アコギを有用して静と動のメリハリを演出する⑨といった逸品の数々は、XENTRIXの1stや2ndアルバムに収録されていても違和感のないカッコ良さを誇っているのではないでしょうか。
ただバンドに「これこそが本来あるべき姿の3rdアルバム」とか言われてしまうと、3rd『KIN』(’91年)を愛して止まない身としては「そりゃないぜセニョール」と複雑な心境にならざるを得ないのですが。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-18 01:31:16)


Shattered Existence

初期メタリカをルーツに持つ英国産スラッシャー。オリジナルティは薄いが破壊力とスピードは一級品。
だが速いだけではない緻密さを備えている点も見逃せない。質の高いバンドだった。

正直者 ★★★ (2018-01-13 21:58:29)


Shadows of Doubt / Dilute to Taste

アコギのイントロに始まり、重々しいリズム、
しっかりと歌うVo、流麗なツインGの絡みをフィーチュアして
聴き進むに従って盛り上がっていく名曲。
中盤以降には疾走パートも組み込まれていますが
スラッシーというよりは「パワー・メタリック」な感触。
でもこのバンドの資質的に違和感なくフィットしていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-01 00:54:29)


Dilute to Taste

イギリス・ランカシャー出身の5人組が'91年に発表した6曲入りEP。音源としては2nd『FOR WHOSE ADVANTAGE?』の再発盤でボーナス・トラックとして丸ごと聴くことが出来てしまうのですが、先日、出掛けた先で立ち寄った古本屋で本作の単品CDを発見。まさか(専門店ではなく)こんな所で出会おうとは…と、つい感激して衝動買いしてしまったという。
内容の方は、野太い声質ながらもしっかりと歌えるVo、じっとりと湿気ったメロディを流麗に紡ぐ2本のG、スラッシーな疾走感は抑え気味に、緩急を効かせることを重視した曲展開etc.…といった新曲2曲の方向性が表す通り、よりパワー・メタル色を強めることとなる同年発表の3rd『KIN』の予告編的役割を果たす出来栄え。特にアコギも交えて劇的に盛り上がっていく②は名曲ですよ。
4曲のライブ音源に関しては、METALLICA型の構築感を宿した楽曲をスタジオ版以上のアグレッションを漲らせ再現するバンドの実力の高さを再確認。また観客が大合唱を響かせる③⑤等からは、XENTRIXが地元で根強い支持を得ていたことも伺えるという(MCからすると収録会場はブリストル)。そしてライブの最後を〆るのは勿論、映画『ゴーストバスターズ』テーマ曲のカヴァー⑥。「XENTRIXと言えばこの曲!」とのイメージが終始付きまとうことについては、バンド側にしてみりゃ複雑な思いがありましょうが、ひとたびプレイすれば会場がこんだけ盛り上がるのですから、そりゃ演らんわけにはいかんよねと。
EPといえども軽く見られない満足感が得られる1枚です。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-01 00:19:48)


Shattered Existence

FORBIDDENの「FORBIDDEN EVIL」やJOE SATRIANIの「SURFING WITH THE ARIEN」を手掛けた
ジョン・カニヴァルティのプロデュースによる1st。
全編通してパワフルなスラッシュチューンが揃っていて、
多くのスラッシュバンドで軽視されがちだったベースがしっかりと前に出て鳴り響いている。
「イギリスのスラッシュメタルバンド」と言われても、正直ピンと来ないまま聴いたのですが、
個人的にはこじんまりとまとまらずもっと暴れてもよかったと思う。
Voがジェイムズ・へットフィールドを意識しているのが丸分かりですが、まぁそこは愛嬌ってことで。

ICECLAD RAGE ★★ (2007-04-16 22:42:00)


Shattered Existence

イギリスといえば、ACID REIGN、SLAMMERとダメスラッシュメタルバンド(SABBATは良質だけど(笑))を排出しまくった国であるが
まぁこのバンドも予想通りの消化不良というか…食べた後胃がムカムカするようなバンドだった。
もっとブチ切れるか、いっそのこと正統派ヘヴィメタルになってしまえば良いのに。

PICO ★★ (2007-03-19 09:35:00)


Shattered Existence

イギリス出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表の1stアルバム。
緩急を巧みに織り交ぜた曲展開はMETALLICAからの強い影響を感じさせるが、じっとりと湿り気を帯びたリフといい、
野卑だが、煮え切らないメロディを歌うVoといい、如何にもイギリスのバンド的な叙情性が強く漂い、非常に良い感じ。
また、デビュー作ということで、若さに任せた荒々しさが全編に横溢しているのも本作の特徴の1つで、
ことスラッシーな疾走感にかけては、彼らの全作品中、最大と言えるのではなかろうか。それでいてアグレッシブな曲調に
突然アコギ・ソロを取り入れた⑦のような楽曲で、アルバムの流れに変化を付けてみたりと、小技の効かせ方もニクイ。
後の作品に比べると今ひとつ垢抜けないし、B級チックな雰囲気が無きにしも有らずだが、
それでも、劇的なリフとメロディを紡ぎ出すツインGが中心に据えられ、しっかりと構築された楽曲には、
既に光るモノがハッキリと感じられ、デビュー作としては文句なしの出来の1枚。
尚、現在発売されてるリイシュー盤は、'90年発表の3曲入りシングル『GHOST BUSTARS』とのお得なカップリング仕様。

火薬バカ一代 ★★ (2007-03-18 22:34:00)


Shattered Existence

なかなかいいですね、これ。
無茶苦茶目立つポイントってないんだけどスラッシュとして気持ち良い曲を書いてました。
ヴォーカルは迫力のある普通声でしっかり歌ってるし。
私はどちらかというとヴォーカルに耳がいってしまうんですけど、ローランDEATHさんの書き込みを見てギターに注意してみるとソロのちょっとしたフレーズもいいですね。
個人的には英国同期のSLAMMERよりもこっちのが好き。
出た時期が時期だっただけに売れなかったけど良質スラッシャーですよ。

GEORGE ★★ (2003-09-27 23:19:00)


Shattered Existence

1989年作の1st。英国スラッシュの古豪ONSLAUGHT、ACID REIGNに続けとばかりにデビュー。
非常に期待されたバンドであった。そんな彼等の1stは、実にソリッドかつパワフルである。
わりと単純なリフなのだが、この「ソリッドかつパワフルな音」とともに印象に残ってしまうのだ。
英国情緒豊かなツイン・リードも良い。

ローランDEATH ★★ (2003-09-26 00:24:00)


Dilute to Taste

スタジオ2曲、ライブ4曲の企画盤。
スタジオ曲は結構ドラマティックだ。
硬派な曲調にメロディアスなソロの対比が良い。
リズムも特に変わったことはしてないけど気持ちいいし、何よりドスを利かせつつちゃんと歌うヴォーカルがいい。
ライブも安定してるし結構いいもの持ってるバンドだった。
「ごーすとばすたーず!」がプチヒットしちゃったから変にイメージを決めてしまった。
ライブでもかなりこの曲で盛り上がってるんだけど…もったいない。

GEORGE ★★ (2003-09-14 20:56:00)