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IT'S A JUNGLE OUT THERE! (1989年)
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IT'S A JUNGLE OUT THERE!
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解説 - IT'S A JUNGLE OUT THERE!
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2013-05-11 23:29:25)

ジョン(Vo)とディノ(G)のエレファンテ兄弟が立ち上げたスタジオ・プロジェクトが、'89年にREGENCY RECORDSから発表したデビュー作。
プログレ・ハード調のアレンジも顔を覗かせる2nd『LOFCAUDIO』を先に聴いてから、遡ってこのアルバムを購入したせいか、CDを再生したらいきなり飛び出すハードなGサウンドとシャガレ声のVoに「あれっ、MASTEDONの1stを買ったつもりだったけど間違えたか?」と、焦って歌詞カードを確認してしまいましたよ。サビまで聴き進めると漸く美しいコーラスが登場して「ああ、良かった、MASTEDONだ」となるのですが、このガッツリとロックしているOPナンバーの存在が表している通り、2ndや3rdと比較すると本作はプログレ色が控えめ。
それでも、エレファンテ兄弟を始め参加ミュージシャン達の余裕綽々のパフォーマンスに支えられたメロディアスHRサウンドは、フッキーなメロディ、美しいハーモニーと優雅なアレンジとに彩られ、そこにはデビュー作に付き纏いがちなチープさや荒削りな感覚などは殆ど見当たりません。
コンピ盤『CLIFORNIA METAL Ⅱ』にも提供された“GET UP”や、デヴィッド・パック(AMBROSIA)の伸びやかな歌声が映えるクリスチャン・バラード“SHINE ON”、舞い上がっていくような高揚感に満ちた“RIGHT HAND”といった、メロディ愛好家のハートに猛烈に訴えかけて来るサムシングを宿した名曲を多数収録する好盤。



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