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LANGUAGE OF THE HEART (2001年)
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LANGUAGE OF THE HEART
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解説 - LANGUAGE OF THE HEART
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-01-14 09:24:31)

'83年にソロ・デビューを飾ってから(BOULDERのギタリストとして世に出た時からでも構わないのですが)云十年。その間、メロディアス・ロック街道一筋に歩み続けた拘りの姿勢といい、そして残してきた作品の質の高さといい、こういう人こそ正に「職人」の名に相応しい…なアメリカ人シンガー、スタン・ブッシュが’01年に発表した、多分6、7枚目ぐらい?のソロ・アルバム。(企画盤やベスト、故パット・トービーも在籍していたSTAN BUSH & BARRAGE名義のアルバムも含めるともっとか)
素材の良さをそのまま活かしてシンプルにロックするOPチューン①を1コーラス聴いただけで、今回もスタンの伸びやかなVoを中心に据え、聴く者のミュージック・ハートに優しく語り掛けてくるような安心・安定のメロハー・サウンドが徹底されていることが早々に了解できニンマリ。HR/HMで括るには音圧の薄いアコースティックな作風や、極力飾り気の削ぎ落とされたシンプルなプロダクションが2000年前後の音楽シーンの流行を偲ばせますが、逆にその分、彼のハート・ウォーミングな歌声の細かなニュアンスまでが生々しく伝わってくる、まるで目の前で彼に歌って貰っているかのような臨場感を味わえるので、結果オーライ。キャッチーなハードポップ④を軽やかに歌いこなしたかと思えば、エモーショナルな盛り上がりっぷりに胸打たれるアルバム表題曲⑥では、味わい深い表現力を駆使した感動的な熱唱を披露したりと、スタンの職人芸を心行くまで堪能できる1枚。
この人の作品はどれを買ってもハズレなしですが、現在では国内盤がいずれも入手困難になってしまっているのが残念でなりませんよ。



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